地震保険が値上げ!?いつまでに加入するとお得??

地震保険が値上げ!?いつまでに加入するとお得??

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地震保険が値上げされるって聞いたけど本当?そもそも地震保険って加入するべき?加入するならいつまでに加入するべき?地震保険のこといろいろ知りたい!

今日はそんな方のために、地震保険の値上げに関するコラムです。

■地震保険はどんな保険?加入する際の前提条件とは

そもそも地震保険とはどういう保険でしょうか。
その名の通り地震による災害を補償する保険ですが、実は皆さんが知らない補償も少なくありません。

地震保険の加入を検討する際に知っておくべき前提条件が2つあります。

1)地震保険単体では加入できない
「地震が心配だから地震保険に加入したい」とお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、地震保険は単体では加入できないことをご存知でしょうか。
火災保険に上乗せでの加入となりますので、火災保険に加入されていない方は加入できません。尚、地震が原因で起きた火災に関しては火災保険では補償対象外です。
神戸の大震災でも多くの犠牲を出したのが地震による火災です。地震保険に加入していないと補償されませんのでご注意ください。

2)地震保険はどの保険会社で加入しても保険料は同じ
地震保険は国で運営している制度となります。保険料は居住地によって設定されているため地域によって保険料が異なります。一方、同一居住地であればどの保険会社で加入しても保険料は同一です。

■地震保険は2017年1月から全国平均5.1%の値上げ

実は2014年7月に地震保険は値上げされたばかりです。それでもなぜ今回さらに改定(値上げ)されるのでしょうか。

それは、東日本大震災以降加入者が増加したことや、大きな被害が予想される首都直下型地震の発生確率を政府が引き揚げたことが原因です。
値上げ幅など変更点について確認していきましょう。

損害保険料算出機構のニュースリリースによると、全国平均で19%の引き上げを求めていますが、2017年1月に実施される最初の改定は日本全国で平均5.1%の引き上げに留まっています。今回の改定は2017年1月を初回とし、2019年、2021年と段階的に引き上げられます。

また今回の改定は平均で5.1%の引き上げとなりますが、各都道府県単位で見ると引き下げになる都道府県も存在します。

どういうことかというと、地震保険料を算出するために危険度に応じて都道府県が3区分に分けられており、今回の改定で危険度が低い区分に変更となっている都道府県があるためです。
下記の[地域毎の区分]で変更前後の区分を確認してみましょう。

[地域毎の区分]

現行 2017年~ 対象都道府県
1 1 岩手、秋田、山形、栃木、群馬、富山、石川、福井、長野、滋賀、
鳥取、島根、岡山、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島
2 北海道、青森、新潟、岐阜、京都、兵庫、奈良
2 宮城、福島、山梨、香川、大分、宮崎、沖縄
3 愛知、三重、大阪、和歌山、愛媛
3 茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、徳島、高知
※数値が大きいほど、危険度が高い区分となります
 

例えば「愛知県」はこれまで“区分3”でしたが、“区分2”に変更となったため、保険料が下がることとなります。ちなみに今回の改定による最大値上げ率と最大引き下げ率とその都道府県は、下表の[ ]の通りとなります。

  イ構造(おもに鉄筋・コンクリート造)  ロ構造(主に木造)
最大引き上げ率 +14.7%[埼玉県] +14.6%[福島県]
最大引き下げ率 -15.3%[愛知県・三重県・和歌山県] -11.3%[愛知県・三重県・和歌山県]

※上表のように保険料算出にあたっては、「地域毎の区分」に加え、「建物の構造」が関係します

■値上げ以外の変更点

保険料以外にも変更点があります。現在の地震保険は、被害状況に応じて保険金額に料率を掛けて支払いをします。被害状況を現状3区分(全損、半損、一部損)で定義をしています。
この損害区分の3区分の中から、半損を二つにわけて4区分に分けることになります。損害割合が40%~50%を大半損、20%~40%を小半損と定義する予定です。

<現状の損害区分による支給割合>
全損:保険金額×100%
半損:保険金額×50%
一部損:保険金額×5%

<変更後の損害区分による支給割合>
全損:保険金額×100%
大半損:保険金額×60%
小半損:保険金額×30%
一部損:保険金額×5%

■まだ地震保険に加入していない・・・加入したほうがいい?

保険料率が上がった経緯を考えると、それだけ地震の発生確率が高まっているということです。現在地震保険に未加入の方は、値上げ前に早めに加入を検討すると良いでしょう。
そして大震災に備えて、緊急避難場所等をご家族で話し合っておくことも忘れずに!

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執筆者:平原 直樹
(ブロードマインド株式会社のベテランファイナンシャルプランナー)
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
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