『キレない心』を育てるには~愛された子供は我慢できるようになる

『キレない心』を育てるには~愛された子供は我慢できるようになる

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最近、暴力行為が低年齢化し、特に小学校で増加していることが問題視されています。ちょっとしたことでかんしゃくを起こしたり、衝動的な行動に出たりする、いわゆる『キレる子供』が増えているというのです。 そこで今回は、子供の『キレない心』を育てるためにご家庭で実践できることについてご紹介します。

『甘えた』『愛された』経験が子供の情緒を安定させます

キレやすい子供は、小さい頃誰かに十分に甘えることができなかったり、スキンシップ不足であったりすることが多いそうです。スキンシップは親からの愛情を最もダイレクトに感じられる手段です。スキンシップには、感情をコントロールする脳機能の発達を促進し、キレにくい心を育てるという効果もあるんです。 スキンシップ不足がもたらす性格や情緒への影響は、将来にまで及ぶということが研究によりわかっています。少なくとも1歳までは、抱っこやこまめなスキンシップで赤ちゃんへの愛情を伝え、甘えさせてあげましょう。

『キレない心』を育てるために心がけたい5つのポイント

1.規則正しい生活を送ろう

夜はしっかり寝て日中活動するのが、人間本来の生活リズム。規則正しく生活することで、感情をコントロールする脳機能が育ち、情緒も安定します。

2.すぐに怒らず抱きしめてあげよう

うまくいかない時にかんしゃくを起こしてしまうのは、子供によくあること。叱りつけたり諭したりしても子供の心には届きません。まずは「そうだね」「悔しかったね」と気持ちを受け入れてあげましょう。落ち着かせるために効果的なのが“いつもよりも強めのハグ”。ギュッと抱きしめることで「大丈夫だよ」という思いを伝えられます。

3.乱暴な言葉遣いに注意!夫婦ゲンカも控えよう

子供は親の真似をして育ちます。パパやママが普段から乱暴な言葉遣いをしていたり、些細なことで苛立って物に当たったりしていれば、それは子供にキレ方を教えているのと同じこと! 夫婦ゲンカのときも、子供の前で罵り合いをするような事態は極力避けてください。

4.ママのストレスを上手に発散しよう

赤ちゃんが最も多くの時間を過ごす母親。そのイライラは、すぐに伝わってしまいます。スキンシップが重要なことはもちろんですが、ママだけが育児していたらストレスもたまりますよね。パパや祖父母、その他行政サービスなどを上手に頼って、息抜きできる環境を整えましょう。

5.遊びや生活の中で“我慢すること”を覚えさせよう

1歳ごろを目安に、普段の暮らしの中で我慢することを取り入れていきます。まずは、遊んだり食べたりして楽しんでいることを「今日はこれでおしまい」と止めさせることから始めてみましょう。

子供に我慢を教えるためには『明確なルール』と『褒めること』が大切

欲求の強い子供に我慢をさせることは本当に大変ですが、以下のヒントを参考にしてみてください。

●子供との妥協点を見極める

子供に我慢させるタイミングは、十分に満足したかどうかを見極めて決めましょう。「いっぱい遊んで疲れたから帰ろうね」「そろそろお腹がすいてきたからおもちゃを片付けてごはんにしようか」など、子供との妥協点を探ることでうまく我慢させることができます。

●ルールを決める。そして曲げない

シンプルでわかりやすいルールを決めてあげましょう。例えば、 「お買い物の間ベビーカーに座っていてくれるなら、お菓子を1袋だけ食べていいよ」 「あと5分たったらおうちに帰るよ」 など。

大切なことは“決めたルールは曲げない”ということです。大声で泣かれたからもう1袋お菓子をあげてしまった、5分と決めたのに言うことを聞かないのでズルズル引き延ばしてしまった…このようなことが頻繁に起こると、我慢どころか“泣きわめけば意思が通る”と覚えてしまいます。毅然として対応しましょう。

●たくさん褒める

決めたルールをきちんと守れたら、たくさん褒めてあげましょう。“我慢したら褒められた”という経験を繰り返すことで、我慢は嫌なことではないという感覚が身に付きます。また、おとなしい性格だったり、小さな弟・妹がいたりと、我慢せざるを得ない立場の子供は「いつも自分ばかり損をしている」と不満を募らせていることがあります。「お友達に譲ってあげて偉いね」「妹と遊んでくれてありがとう」など褒めて、認めてあげましょう。

●理由を説明してあげる

頭ごなしに「静かにしなさい」「座っていなさい」と言っても、言うことを聞くのは難しいもの。「ここは病院で頭が痛い人もいるから、小さい声で話そう」などと丁寧に理由を説明すれば、スッと受け入れられることが多いんです。

ストレスなく我慢ができれば、少しくらい嫌なことがあっても、感情をコントロールしてキレずに対応できるようになります。親子間の愛情や信頼関係をベースに、ちょっとずつ我慢の練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考文献/「はじめての育児」著者: 細谷亮太(学研マーケティング) 参照/ HappyLifeStyle「子供がすくすく育つ30の言葉」  子育て大丈夫ねっと「こどもに我慢を教える方法」 門衛「子どもへの我慢の教え方」

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