赤ちゃんの麻疹(はしか) 症状・原因・対処法、予防接種は?

赤ちゃんの麻疹(はしか) 症状・原因・対処法、予防接種は?

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乳幼児がかかると怖い感染症として有名な麻疹(はしか)。予防接種で感染を防ぐ事ができると言われていますが、高熱、発疹、コプリック斑、咳などの症状があります。

初期症状だけでは麻疹(はしか)とわかりにくく、また他のウイルスに比べて感染力が強いこと、合併症や後遺症も起こりやすいことからも注意が必要です。

予防接種を受けられるのは1歳からとあり、予防接種を打っておらず免疫を持たない0歳の赤ちゃんを持つママパパは心配なことが多い病気でもあります。

今回は赤ちゃんの麻疹(はしか)について、症状、原因、予防接種、おうちでできること、保育園にはいつから行けるのか、などの気になるポイントについてご紹介します。

赤ちゃんの麻疹(はしか)とは

免疫を持っていないと感染する可能性が高い

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麻疹(はしか)は乳幼児がかかる感染症として知られています。国立感染症研究所によるとかかりやすい年齢は、1歳代、6ヶ月~11ヶ月、2歳代となっています。

感染力がとても強いので、予防接種をしていないと90%以上が感染する可能性がある病気です。6ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんがかかるのは、母体からもらえる免疫が下がってきているため、という調査結果があります。

予防接種後の感染

麻疹(はしか)の予防接種を1回受けただけでは、全体のうち5%の人に免疫が付かないという結果が出ています。そのため小学校就学前にもう1度予防接種を受けます。

1歳時の段階では、まだ1回しか摂取していないため免疫がつかなかった5%の人が麻疹(はしか)にかかることがあります。また1歳時の段階での接種率も100%ではないため、感染のリスクがあります。

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流行する時期・感染力・感染経路

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麻疹は春から夏にかけて流行することが多く、感染力がとても強いので、一緒に過ごしたお友達が麻疹(はしか)にかかっていた場合、ほとんどの確率で感染します。

感染方法には、空気中にあるウイルスを吸い込むことで感染する空気感染。感染者の唾液や鼻水を吸い込むことで感染する飛沫感染。ウイルスのついた玩具やコップなどを舐めたりして体内に取り込むことで感染する接触感染があります。

発疹が出る3~5日前から、発疹が出た後3~5日間程度は感染力があります。母乳育児をしている場合、生後半年までは母乳を介して伝わる免疫があるので麻疹(はしか)に感染しにくいと言われていますが、それ以降は母乳免疫の効果が薄れて感染しやすくなります。

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何度も感染するの?

通常は、生涯免疫が付く病気なので1回かかるともうかかりません。けれど麻疹(はしか)にかかったのが1歳以下だと、免疫がきちんと維持できずに再度かかる可能性もあります。まれに、高齢者になって再感染した例もあるようです。

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赤ちゃんの麻疹(はしか)の症状

カタル期(前駆期)

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期間は2~3日あります。強いウイルスが血中に多量に存在しており、全身にウイルスが広がる時期です。発熱、鼻水、咳、くしゃみ、目やに、目がうるむ、光をまぶしく感じるなどの症状があります。

後半になると、口腔内の頬粘膜部分に、コプリックス斑と呼ばれる白い粘膜疹が表れます。終わり頃に熱が一時下がります。

発疹期

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期間は3~4日あります。カタル期の終わりに下がった熱がまた上がり始め、一緒に発疹が現れます。

初めに耳の後ろに出た発疹は、顔面、胴体、四肢と全体に広がっていきます。高熱も続き、咳も一番ひどい時期です。

回復期

1週間続いた発熱がやっと下がり、回復期になります。発疹は現れたものから順番に退色して、褐色の発疹跡になります。

カタル期(前駆期)、発疹期、回復期を合わせて大体10日~14日くらいかかります。

合併症

約30%に合併症が見られます。その約半数が肺炎で、他に中耳炎、心筋炎、脳炎などがあります。肺炎・脳炎は、麻疹(はしか)による死因の原因ともなっています。

風疹との関連性

麻疹と風疹を同じような病気だと思っている方もいるようですが、麻疹と風疹は全く違う病気です。ワクチンを同時に接種すること、昔は風疹のことを「三日ばしか」と呼んでいたことなどから、混同してしまうことがあるようです。

ちなみに風疹は、耳の後ろや後頸部のリンパ節が腫れた後に、小さなピンク色の発疹が全身に出ます。発熱するのは半数程度。発熱・発疹は3日程でおさまるので、三日ばしかと呼ばれることがあります。

麻疹(はしか)の原因

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麻疹ウイルスに感染することで発症します。感染力が強いことでも有名で、一般的なウイルスの中でもっとも感染力が強いと言われています。

近年麻疹ウイルスは、海外旅行客などから日本に持ち込まれたものがほとんどで、予防接種を受けていない10代~20代の人を媒介することがあります。

赤ちゃんの麻疹(はしか)の治療法

受診の注意点

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麻疹(はしか)のような症状が見られたら、2次感染を防ぐためにもすぐに受診するようにしましょう。症状がなくても、麻疹感染者と接した場合には感染している可能性が高いので受診するようにしてください。

その際は、病院に入る前にかならず事前に電話などで麻疹(はしか)に感染している可能性がある旨を伝えて下さい。

感染後6日までであれば、免疫抑制剤であるガンマグロブリンを注射することで発症を防いだり、発症しても症状を軽くすることが出来ます。ガンマグロブリンの効果は1ヶ月程です。

治療方法

麻疹(はしか)の特効薬はないため、対処療法を行います。合併症を防ぐために、抗生剤が投与されます。熱が高い場合には解熱剤が、咳が酷い場合には咳止めが処方されることもあります。

出席停止

学校保健法で、熱が下がってから3日間経過するまでは、保育園・学校を欠席しなくてはいけないと義務付けられています。保育園によっては医師の登園許可書が必要になる場合もあるので、確認してください。

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麻疹(はしか)の予防接種

予防接種のタイミングと効果

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1歳で1回目、小学校入学前の1年間の間に2回目を接種するのが理想的です。予防接種1回目で免疫がつく人の割合は95%ですが、2回目を摂取することで100%に近づくことができます。また麻疹(はしか)への免疫力も高くなります。

予防接種の副反応には、発熱、発疹、けいれんなどがあり、まれに脳炎・脳症をおこすことがあります。

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予防接種したのに感染することはある?

麻疹(はしか)の予防接種1回目で免疫がつく人は、全体の95%。残り5%の人は免疫がつかないため、麻疹(はしか)にかかる恐れがあります。

また1歳未満に予防接種をした場合、免疫がつかない場合があるので、1歳を過ぎてから1回目の予防接種をやり直す必要があります。

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ホームケアのポイント

ママが妊婦の場合気をつけること

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妊娠中に麻疹ウイルスに感染すると、流産・早産の可能性が出てくるので、感染しないように注意しましょう。麻疹ウイルスは空気感染もするため、手洗い・うがいで防ぐことはできません。

麻疹ウイルスの感染者に近づかないようにしましょう。一番いいのは、妊娠前に麻疹(はしか)の予防接種をしておくことです。

脱水症状に気を付ける

赤ちゃんは大人より脱水しやすいので、注意が必要になります。食事はとれなくても、水分だけは必ずとるようにしてください。母乳やミルクを飲めない時には、スプーンでひと匙ずつゆっくり飲ませるようにしてください。

おしっこの量・回数が少ない。顔色が悪くぐったりしている。唇や肌が乾燥している。意識がはっきりしないなどの症状がある場合には脱水症状をおこしている可能性があります。すぐに受診するようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんの麻疹(はしか)についてご紹介させていただきました。免疫のない赤ちゃんや小さなお子さんは感染の可能性が高いため大変心配ですね。

麻疹ウイルスを2回接種していない方は、大人でも感染する恐れがあるのでご注意ください。麻疹ウイルスは感染力が高く予防するのは難しいので、きちんと予防接種を2回受けておくと安心できますよ。

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