「産後ケア」をあたりまえに。噂のマドレボニータを育休社員が体験してみた!

「産後ケア」をあたりまえに。噂のマドレボニータを育休社員が体験してみた!

マドレボニータ産後ケア教室

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文:山邉まり子(CHIENOWA)
産後女性向けエクササイズに加えて、心のケアも!
私は今年1月に第2子を出産し、現在は育休中です。少し生活も落ち着いてきた4月に、マドレボニータの産後ケア教室(120分×4回)を体験してきました! マドレボニータを知ったきっかけは、妊娠中に参加した「育休プチMBAの勉強会」。その中にマドレボニータ経験者が半数もいて、興味を持ちました。第1子のときは、慣れない育児で精神的に不安定となり、産後うつ気味になっていたこともあって、「第2子の産後は、マドレボニータに参加して健やかに育児をしたい!」と考えていました。
マドレボニータは全国60か所で、産後ママ向けに身体と心のケアをするプログラムを開催しているNPO法人です。「美しい母がふえれば、世界はもっとよくなる」をキャッチフレーズに、「子育ての導入期」という最も不安定な産後時期にある女性の心と身体の健康をサポートしています。産後ケアの運動とセルフケアの指導に加えて、「シェアリング」というコミュニケーションで、心のケアも行います。
いつもは「○○ちゃんのママ」だけど、マドレボニータでは母親が主役!

赤ちゃんは、目の届くところでお昼寝タイム
教室でまず衝撃を受けたのは、先生から『「産後◯か月の◯◯です」と自己紹介しましょう!』と振られたことです。初対面の赤ちゃん連れの会話といえば、「お子さん、何か月ですか〜?」と、赤ちゃんを主体にして話すのが普通ではないでしょうか。マドレボニータでは「〇〇ちゃんのママ」ではなく、主役は私たち母なのです。

自己紹介が終わると早速エクササイズが始まります。マドレボニータの産後教室は【1】有酸素運動【2】コミュニケーション【3】セルフケアと3つの柱で構成されています。
産後の体力回復と骨盤を整える、本格的なエクササイズ!
【1】有酸素運動

まずは、赤いバランスボールに乗って弾みながらの有酸素運動です。産後デリケートになっている骨盤に配慮し、座ったまま必要な部位を鍛えられるエクササイズとして考えられたそうです。アップテンポの音楽に合わせて約1時間、続けます。しっかり動くので産後の衰えた体力が回復し、持久力もつくとのこと。「産後ケアだから優しい動きなのかな!?」という想像をしていたのですが、とても本格的なエクササイズでした。

運動オンチの私は、初回は動きについていくことに必死で、だんだん内股になってしまい、先生から「山邉さん、ひざ!」と優しい激励を浴びながら頑張りました。たくさん動いて、翌日には全身筋肉痛に襲われたのでした……。ただ久々にかいた汗は気持ちよく、爽快な気分に! 4週に渡ってエクササイズすることで、だんだん体の動きもよくなり、みんなと動きがそろう気持ちよさを感じて、笑顔で弾むことができました。

ママたちがエクササイズしている間、赤ちゃんはどうしているかというと、フロア中央のマットの上でゴローンと寝転がっています。赤ちゃんからお呼びがかかると(赤ちゃんが声を出したり、泣いたら)、しっかり抱っこしながらエクササイズを続けます。抱っこしながらの運動は、さらに負荷がかかります(汗)。しかし、赤ちゃんたちは抱っこされると泣きやみ、腹筋運動で顔を見合わせた際にはニコニコと笑ってくれるので、赤ちゃんと一緒に楽しめるのも大きな魅力だと感じました。
今思っていること、ありたい姿を産後仲間と話し、心も前向きに
【2】コミュニケーション

お次は、「人生」「仕事」「パートナーシップ」などをテーマに、ペアを組んで話をします。ママ同士でコミュニケーションをとることで自分自身と向きあえるという、心の健康にも配慮されたプログラムです。汗をかいた後にスッキリした気分で今感じていることを話し、聞き役はマインドマップになるようにメモをしてくれます。まだ出会って間もない仲間ですが、一緒に運動した後は「人生」などの壮大なテーマでも、なんだか自然と話ができます。

話し終わると聞き役が内容を要約してくれるので、「そうか、こんな風に考えていたんだ!」という自分自身に対しての気づきになりました。ママ友ではなく、産後仲間として話を聞いてもらい、同じような悩みを持っているとお互い共感したり、素敵な考えに刺激をもらったりできる時間でした。最後にペアの人から書いてもらうメッセージに胸が熱くなり、「頑張ろう!」と前向きな気持ちにさせてくれます。
普段のオムツ替えや授乳時にもできる、簡単セルフケア
【3】セルフケア

最後は、自宅でもできる簡単な動き、姿勢について学びます。ついつい猫背になりがちなオムツ替えや授乳時のママの姿勢……。骨盤を立てた美しい方法など、日常でもすぐに使えるケアを教えてもらえます。また、寝ながらできるエクササイズは、夜中に授乳で目を覚まして眠れなくなったときなどに行うと、気持ち良く寝つくことができます。

リラックスしながら、安眠できるエクササイズをトライ中
産後ケアが「あたりまえ」の社会になるように
妊娠中はお腹の赤ちゃんとともにお母さんも定期的にケアされますが、出産後の「産後ケア」はまだまだ一般的ではありません。出産すると生活は一変し、オムツ替えに授乳に抱っこに……と、休みなしの育児生活に突入。自分のために使う時間を捻出するのが難しくなります。

私が通ったマドレボニータ学芸大学教室の高橋先生は、「『出産』は、喜ばしく幸せな出来事として捉えられるけれども、その一方で、母親の身体や心、環境の大きな変化は見過ごされ、子育てや職場復帰への不安も個人でなんとかするもの、とされています。母となった女性が、本来持っている力を発揮できるためには、産後ケアが必要だということが『あたりまえ』の社会にしたい。赤ちゃんたちが成長し、親になる頃には、『えー、そんな時代あったの~?』と驚かれるくらいにするのが私の夢です!」とおっしゃっていました。

ご指導いただいた高橋先生(マドレボニータ)と、山邉まり子(クレディセゾン)
4週に渡って産後ケア教室に通うことで、身体が軽くなり、さらには赤ちゃんを抱っこして出かけるハードルも下がりました。また、ないがしろにしていた自分自身とも向き合う機会にもなりました。これから出産を控える妊婦さんや産後女性はもちろん、パートナーである男性にも「産後ケア」のことを知ってもらえたらなと思います。

山邉まり子(やまべ まりこ)
クレディセゾン 2016年1月に第2子を出産、現在育休中。

NPO法人マドレボニータ
産後のボディケア&フィットネス教室、ワーキングマザーサロンなど、マドレボニータ独自のプログラムを設けている。母になったからこそ、人としての真の「美しさ」を追究したい、という理念で活動中。
http://madrebonita.com

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