計算ができないのはLDのせい?知っておきたいディスカリキュア

計算ができないのはLDのせい?知っておきたいディスカリキュア

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ディスカリキュア 算数障害

「簡単な計算問題もわからない」、「算数だけが苦手で、授業にまったくついていけない」、それは、もしかしたら学習障害(LD)かもしれません。LDの中で計算や算数、数字に対して困難を感じるものを『算数障害(ディスカリキュア)』と呼びます。

今回は、ディスカリキュアの特徴や、チェック項目についてご紹介します。

数字だけが極端に苦手な算数障害(ディスカリキュア)

ディスカリキュアには、下記のような特徴がありますが人によってあらわれ方はさまざまです。

  • 数の大小がわからない
  • そのものの認識が難しい
  • 簡単な計算も指を使わなければできない
  • 計算はできるが他の人の数倍時間がかかる
  • 数式(+や-など)の概念が理解できない

小学校に入学し、勉強が本格的になって初めて気づくことが多いのですが、単に「算数がものすごく苦手」として流されてしまうことも多々あります。また、障害が軽度であれば(暗算はできないが電卓は使えるなど)、困難を感じながらも通常の社会生活を送る例もたくさんあるのです。

とはいえ、他のLD同様ディスカリキュアも早く見つけて適切なサポートをしてあげることが非常に大切です。LDであると理解することで、子供本人はもちろん、親にとっても負担が軽くなります。

ディスカリキュアのチェックリスト

会話や文字の読み書きには問題がないのに、計算や数の分野においてだけ、以下に当てはまる項目が多い場合は、ディスカリキュアの可能性も否定できません。心配な方は地域の専門機関に相談してみるのもよいでしょう。

□ 学年相応の数の表し方や意味を理解するのが困難(分数や少数の大小や意味が理解できない・二万五十三を253や2053と書く) □ 繰り上がり・繰り下がりが理解できない □ 計算式を理解するのが困難 □ 学年相応の文章問題を理解できない □ 2つ以上の式を用いて解くような複雑な問題が解けない □ 簡単な計算を暗算できない(指を使わなければできない) □ 計算にとても時間がかかる

ディスカリキュアの子供に対する接し方

LDに対しては通常薬物を使った治療は行いません。子供によってあらわれ方も異なるため、それぞれの症状に合った解決方法を専門家とともに見つけ出すことで、自信をもって生活できるよう促します。

家庭でも、「なんでこんなことがわからないんだ」「教科書を見れば書いてあるだろう」と怒ったり突き放したりすると、子供を精神的に追い詰めてしまいます。算数への苦手意識が過剰になると、改善を妨げることにも繋がるため、接し方には注意が必要です。

まずは、子供がどのような点に困難を感じているのか、具体的に理解することから始めましょう。

  • 無理に暗算で解こうとすると混乱してしまうから、考えを問題用紙に書き込んで『自分が何をしているのか』を見失わないようにする
  • 繰り上がりや2桁どうしの足し算など計算が複雑になるとわけがわからなくなる場合は、どんな問題も簡単な計算の繰り返しで解けるということを実感する

それぞれの困難に応じた解決法を、時間をかけて丁寧に教えていくことが大切です。焦らずにゆっくりと子供と向き合っていきたいですね。

参照/ 発達障害療育の糸口「学習障害とは」 学習支援教室 発達障害治療改善ナビ「発達障害の学力で特徴はありますか?」

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