食べるのが遅い子にイライラMAX! どうすれば早くなるの?!

食べるのが遅い子にイライラMAX! どうすれば早くなるの?!

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「たかがそんなことで?!」と驚かれるかもしれませんが、食べるのが遅い子を持つママにはかなりのストレスがかかっています。一度の食事にかかる時間が長いと、そのあとの予定が滞る。食器洗いがなかなか終わらない。「早く食べなさい」と言いすぎてママ自身も嫌になっているのに、あまりに遅いのでついまた言ってしまい自己嫌悪に陥る。しかもこれが毎日2回、状況によっては3回も繰り返されるのです!

この春から入園・入学を控えた子であれば、「給食(お弁当)をちゃんと時間内に食べられるの?」と、不安もあるでしょう。いったいどうすれば早く食べてくれるのか? その対策を考えてみましょう。
■お腹がすいていない? おやつの量を再チェック
基本的に食の細い子や食べること自体にあまり興味のない子は、食事が遅い場合が多いようです。これが大人なら「太らなくてうらやましい」となりますが、子どもであればちゃんと成長できるのか心配になりますよね。「あまり食べないのに、どうして遅いの?!」とママをさらにイライラさせてしまうわけですが、まずは遅くなってしまう原因を考えてみましょう。

1.お腹がすいていない

2.食事よりも気になるものがある

3.そもそも「早く食べなきゃ」という気がない

4.嫌いなメニューがある

 

1.<お腹がすいていない>

とくに食の細い子は、お腹がすいていないのかもしれません。「ママ、お腹すいた!」とあまり言われたことがないのであれば、このタイプ。体質自体は変えられないので、できるだけ「お腹をすかせる」工夫をしてみましょう。手っ取り早いのはなるべく運動させて、自然と「お腹がすいた!」という状態にすることです。
子どもが食べたい量に比べて、盛りつけの量が多すぎる場合もあります。たくさん食べてほしい気持ちはわかりますが食べきれず「また残しちゃった」ということが続くと、「どうせ自分なんて…」と子どもの自己肯定感を下げてしまうことにも。最初に「これくらいの量でいい?」と子ども自身に確認しておくとよいですね。

おやつの量が多いため、お腹がすかないことも考えられます。食事は遅くてもおやつならいくらでも食べられる!という子は多いもの。試しにおやつの量をこれまでの半分にしてみてください。クレームが出るのなら「このあとのご飯を早く食べられるのなら、明日からまた元の量に戻してあげる」と約束しましょう。「○分以内」と具体的な数字を示してあげるとよいと思います。
ジュース類も要注意。ジュースを飲むと血糖値が上がりお腹がすかなくなるので、食事前は控えましょう。ねだられたら「ご飯を食べ終わってからね」と約束を。
■食事そのものに集中できる環境作りを
2.<食事よりも気になるものがある>

テレビやおしゃべりに夢中になってしまい、食事自体があと回しになってしまう子も少なくありません。食事の時間はテレビ禁止にするのが一番ですが、すでに習慣になっていてどうしてもテレビなしではダメ、という家庭も…。最初に「30分だけ」と決めておき、時間になったら消す。食べ終えたのなら再開してもよいことにすれば「早く食べよう!」というやる気も出ます。また子供の好きな番組の30分前から食べ始めて、「ほら、始まるよ。早く食べ終えて観ようね」と声かけするのもおすすめ。
おしゃべりに夢中になってしまうのであれば「食事中はおしゃべり禁止」とするのも一案ですが、食事は楽しくするもの。食べることが義務のようになってしまうのは、なんとも残念ですよね。何か話しかけられたら簡単に答えてあげ、それでもまだおしゃべりが続くようなら「そのお話はご飯が終わったら、また聞かせてね」「今はご飯を食べる時間だよ」と思い出させてあげましょう。

また食事をする部屋の中が乱雑だと、やはり食事に集中できません。おもちゃやマンガ、ゲームなど子どもの興味を引きそうなものはできるだけ視界に入れないように片づけておいてください。
■子どもが食事に集中できる時間は、ごくわずか
3.<そもそも「早く食べなきゃ」という気がない>

マイペースな子は「早く食べなきゃいけない」という意識も薄いようです。「○分以内に食べる」と、食事の前に時間を意識させる工夫をしましょう。小学生ならおおよそ時間はわかりますし、幼児なら「長い針がここにくるまでに食べ終わる」と目覚し時計などにシールを貼り目につく場所に置いておきましょう。
幼稚園・保育園でも30分ほど、小学校なら20分ほどと決められた食事時間があります。いきなりそれ以内に食べ終わるのが難しいと思うのなら、幼児で40分以内、小学生なら30分以内を目標に。もともと子どもが食事に集中できる時間は、ほんの10〜20分ほど。それを過ぎればダラダラしている時間がほとんどです。
幼児はとくに時間の感覚をつかませるのが難しいと思いますが、「食事が終わったら○○をしようね!」と次にすることを意識させておくとよいかもしれませんね。

さて最初に決められた時間がきたら? 食べ終えていなくても、片づけてしまいましょう。「もう食べなくてもいい!」と感情的になるのではなく、あくまで「時間がきたから終わりだよ」と事務的に対応を。食事のたびに怒られていたのでは、ご飯を食べることが苦痛になってしまいます。
ただし、もちろん食後のデザートやフルーツなどのお楽しみは、なしです。
■苦手なメニューは先に出す!
4.<嫌いなメニューがある>

大人も同様ですが、嫌いなメニューが食卓に出ているとなかなか箸が進まないものです。「これ、食べたくないな…」と思いながらほかのものを食べ続けるので、最終的にやはり時間が遅くなってしまいます。といって、子どもの好きなものだけを出すわけにはいきません。とくに野菜類は、いくら子どもが好きではなくてもぜひとも食べてほしいメニュー。と、なれば時間差で食事を出すしかありません。最初に好きではないものを出し、食べられたら好きなものを出してあげる。「これを食べたら○○を食べようね!」と、最初に声をかけてあげましょう。

ちなみに嫌いなメニューがあると、先ほどの「食事の時間を最初に決めておく」方法では落とし穴があります。そう、「先に好きなものを食べて、嫌いなものは食べなくていいように残しておく」子がいるのです。ですのでやはり好きなメニューをあと出しする方法をおすすめします。
■ママがイライラしても、子どもは早くならない
何よりママに大切なことは、いくら子どもの食べるのが遅くてもイライラしないこと。食事を楽しい時間と思わせるか、苦痛の時間と思わせるかはすべてママにかかっています。よほどやせていて保健師さんや先生方から心配させるようなら別ですが、どんなに食事が遅く完食が少なくても、たいていの子はそれなりに元気に育っているはず。「まぁ、こんなものでも大丈夫」とドンと構えていてOKです。ゆっくり食べているということは、よく噛んで食べているということでもあるので「脳やアゴの発達にもいい!」と、自分に言い聞かせましょう。

そもそも体質的に、早く食べることができない子というのも存在します。たとえば胃腸が弱い子、唾液の分泌量が少なくてなかなか飲む込めない子、嚥下力が弱い子…。それ以外の子も多少は改善できても、その子自身の食べるペースなのですから劇的に早くなる!ということはあまりないかもしれません。

以上に上げたような工夫をしつつ、少しずつでも子どもの「頑張る」意識を刺激していきましょう。幼児ならおかずとご飯が一度に食べられる丼ものを多くしたり、小学生なら遅くなった自分の食器を洗わせるようにしたり。開き直って「どうすれば早くなるか?」と、ゲーム感覚でチャレンジしていくのもひとつの手です。食事の時間が、ママにとっても子どもにとっても楽しいものになるとよいですね。

ライター・鈴木麻子
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