親が便秘だと、子どもも便秘に!? 体調のバロメーター「排せつ」の重要性

親が便秘だと、子どもも便秘に!? 体調のバロメーター「排せつ」の重要性

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皆さんは子どもと「排せつやうんち」について話したことがありますか? わが家ではまったく話題にならないわけではないけれど、排せつする意味について真剣に会話したことはありません。今回は「親が便秘だと、子どもも便秘になるケースが多い」という調査結果をキッカケに、排せつの大切さについて今一度考えてみたいと思います。


© beeboys - Fotolia.com



■あなたは便秘ですか?

NPO法人日本トイレ研究所が行った「小学生の排便と生活習慣に関する調査」によると、便秘の症状がありながら「便秘だと認識している」保護者は全体の3割にしか満たないことが明らかになりました。



調査では「排便頻度が3日に1回以下」「便失禁がある」「便を我慢することがある」「排便時に痛みがある」「便が硬い」「トイレが詰まるくらい大きな便が出る」の項目のうち、2つ以上に当てはまる人を便秘と定義しています。

この定義により便秘と判断された保護者のうち、自身が便秘であることを自覚している人は全体の30.8%。症状はあるのに、自分を便秘と認識していない人が半数以上いる結果に…。



便秘と自覚している人に、困っている点について聞いてみると「イライラする・気分が優れない」という人が最も多く、「腹部が張っている」「排便に時間がかかる」という意見のほか、「物事に集中できない」「食欲がなくなる」などの意見も寄せられています。


■保護者が便秘だと、子どもも便秘に?



調査により、便秘傾向にあることが判明した小学生は全体の16.6%。その結果を保護者自身の便秘状況と比較した調査によれば、保護者自身が便秘状態にある子どもの便秘率は32.5%。保護者自身が便秘状態に該当しない子どもの便秘率は10.9%と、約3倍の開きがあることが判明!

この調査結果から、どんなことが見えてくるのでしょうか?

■子どもと「うんちや排せつ」について、どのくらい話してる?



「うんちや排せつに関するテーマでどのくらい子どもと話しているか」についての調査結果では「とてもしている」「している」「ややしている」と、会話のテーマにとりあげている人の合計が45.8%だった一方、子どもの便の状態をチェックしている人の合計は35.4%という結果に。

排便の大切さは薄々感じているけれど、赤ちゃんのころならまだしも小学生のわが子の便をチェックまではしない、という人が多いのかもしれません(私もわが子の便を最後に目にしたのは1年前…!)。

会話にものぼらないという人の中には「子どもが年頃で話したがらないから」「お互いにプライバシーを尊重しているから」「子ども自身がうんちの話をするのは恥ずかしいと認識しているから」という意見のほか、「特に便秘や下痢などの不調がないので、話をしていない」など、そもそも会話するキッカケがない人もいました。

便秘が遺伝する、という話ははっきり証明されていません。問題のひとつは保護者自身が便秘であるにもかかわらず、便秘を自覚していないことではないでしょうか。便秘による気分のイライラや落ち着きのなさなど、体に及ぼす悪影響の改善ができずにいると、子どもが同じように便秘になってしまったとき、対処法を伝えることができません。

排せつは、体調のバロメーターです。「毎日を元気に過ごすために、食事や睡眠・運動と同じくらい大切なこと」と子どもに伝え、一緒に考えていくことが、家族全体の健康維持につながるのではないでしょうか。

(すだ あゆみ)
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