子供を『ブラック保育園』に入れないための見極めポイントとは?

子供を『ブラック保育園』に入れないための見極めポイントとは?

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ブラック保育園

0歳児から預かってもらえる保育園。まだまだ身体が弱く、危険なことへの判断や対処も十分にできない小さな子供が集まる保育園では、不慮の事故といったリスクも少なくありません。

最近では、子供たちの安全対策が不十分であったり、的外れであったりする保育園のことを『ブラック保育園』と呼んでいます。

待機児童の多さで保育園に入ることにばかり気持ちが行きがちですが、やっと入れた保育園でも “わが子が事故に遭うリスク”についてもしっかり考えておく必要があります。そこで今回はブラック保育園の特徴や見極めポイントをご紹介します。

安全対策が不十分なまま運営している保育園もある実情

最近ニュースでも、保育中の死亡事故が報道されていますが、2004~2014年の厚生労働省の統計によると、保育園での死亡事故は163人にも上ります。その98%が、お昼寝時の窒息、食事中の誤嚥、水遊び中の事故によるものとわかっています。にも関わらず、それに対する安全対策が不十分なまま運営をしている保育園が『ブラック保育園』です。

安全対策以外にも、不衛生、人手不足、保育の質の低下などブラックとされる要素は複数あり、『子供の健やかな成長を妨げ危険にさらすもの』があればブラックといえるでしょう。

どの保育園にもブラックのリスクがあるってホント?

子供を預ける身としては『保育園=子供を安全に保育してくれる場所』というイメージがあると思いますが、驚くことに保育士の資格を取るためのカリキュラムには『危機管理』という科目がありません。子供一人一人の病気やケガ、心の発達などについては学ぶ機会が多くあるものの、実際に起こり得る事故の事例や対処などの専門知識はないまま保育に携わることになります。

また、保育者は有資格者でないとなれませんが、園長は無資格でも役に就けるため、もしそういった保育園であればさらにリスクは高まるかもしれません。つまりは、保育園が全職員に対し正しい安全教育を行わない限り、どの保育園もブラック保育園となり得るということです。

さらには近頃の待機児童問題により、保育士一人あたりの受け持ち園児数が増えることでも、事故リスクは高まります。

ブラック保育園を見極めるポイントは?

まずは保護者が自分の目で見ることが大切です。ほとんどの保育園で見学を受け入れているので見学に行ってみましょう。保育園の安全対策(危機管理)を見極めるポイントを以下にまとめましたので参考にしてみてください。

  • 園長先生や副園長先生に保育の知識や、子供への関心があるかどうか
  • 職員一人一人が保育園での事故に関する知識を持っているか
  • 職員同士で安全管理やそれに対するコミュニケーションができているか
  • 園内は整理整頓されているか、設備はメンテナンスされているか

保育園全体として、子供たちの安全を守るための指導・教育・訓練がされていることが大切です。

また、安全対策以外のブラック要素(人手不足、保育の質の低下)を見極めるには、

  • 職員の入れ替わりは激しくないか
  • 子供たちの散歩や外遊びの時間がしっかり確保されているか
  • 給食は献立をしっかり考えられているか

などもポイントです。

見学の際には、保育園の環境のほか、先生たちの様子、子供たちの表情なども重要なポイントです。また、園長先生など担任以外の先生が子供たちの名前をしっかり覚えているかどうかも気にかけてみてください。

ブラック保育園にしないために親が出来ることとは

このようにブラック保育園の特徴や見極めポイントについてご紹介しましたが、保育園不足の中、なかなか保育園を選べる状況ではないのも事実です。入園した保育園をブラック保育園と呼ばれる保育園にしないために、ママ・パパたちはどのようなことに気を付ければよいでしょうか。

園側とコミュニケーションを取る

子供の成長やしつけを保育園任せにせず、一緒に子供を育ててもらっているという認識を持つ。

感謝を伝える

問題が起こった場合はしっかりとそれを伝えると思いますが、保育に対して感謝を伝えることは忘れがちです。「子供が楽しかったと言っています」、「子供が○○をできるようになりました、ありがとうございます」、とこまめに伝えるようにしましょう。

気になる点は必ず確認する

保育環境などで少しでも気になることがあれば確認してみましょう。思わぬ事故を防ぐことにもつながり、また保育士にも“見られている”と感じてもらうことが出来ます。

保育士不足が深刻になっている今、無認可の保育所や託児所が多くなっていますが、どの施設においても子供を守る環境は『安全』があって当然のものです。しかしながら実際には危険な施設であっても外部から見えないようになっていたり、マンションの一室だったりと、日常生活の中で周りからは『ブラック』と感じられにくいことが多くあります。

保育園での事故は起こってしまってからでは遅く、あらかじめ預ける側がリスクを小さくしておくことが非常に大切です。お子さんのちょっとした変化や、送り迎えの際の違和感など、親だからこそ気付けることも多々あります。大切なお子さんを預ける場だからこそ、安全を確保して、ママも安心して仕事に向かえるように努めたいものです。

参考/ THE PAGE「あなたのお子さんは大丈夫?「ブラック保育園の定義」とは?」 MAMApicks「保育の危機管理のプロに聞く「ブラック保育園のリアル」」 bismom2016年夏秋号(ベネッセコーポレーション)「ブラック保育園って?」

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