こんな叱り方は子供を消極的にする!『正しい叱り方』の3つのヒント

こんな叱り方は子供を消極的にする!『正しい叱り方』の3つのヒント

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子供の正しい叱り方

2歳以降のイヤイヤ期や反抗期の子供。ところかまわず走り回ったり、やんちゃをしたり、とにかく大変です。大人には思いもよらない行動に手を焼いているパパ、ママも多いのではないですか?

子どもが言うことを聞かないと、ついカッとなって怒鳴ってしまったり、「ダメ!」を連発すること、やりがちですよね。しかしこのやりがちな”頭ごなしの叱り方”、実は子供に良い影響を与えないそうですよ。どのような影響があるのか、正しい叱り方について考えてみましょう。

NGな叱り方

頭ごなしで一方的な叱り方は、実際は効果がない上に子供の心を傷つけてしまいます。間違った叱り方の代表例と、その叱り方が子供の心に及ぼす影響をあげてみます。

1.叩く(体罰)

一見効果があるようですが、子供は苦痛を恐れて行動をストップするだけ。何がいけないのか理解できません。叩かれるのが嫌だから親に従い、叩かれるのを避けるために親に隠しごとをする子になる可能性があります。

2.感情的に怒鳴る

叩くのと同様、子供は理由が分からず根本的解決になりません。また、感情的な叱り方はパパ、ママの機嫌にも左右されますよね。同じことをしても、叱られたり、叱られなかったりすると子供は不安が強くなり、パパ、ママの顔色をうかがって行動するようになります。

3.パパ、ママの両方が叱る

パパ、ママの両方が叱ると、子供の逃げ場がなくなり「愛されてない」と自信を失くしてしまいます。パパ、ママのどちらかが叱ったら、一方は中立の立場を保ちましょう。

4.誰かと比べて叱る

「お兄ちゃんは上手にできた」、「○○ちゃんみたいだったらいいのに」など、誰かと比べた批判はNG。「パパ、ママは私のことは好きじゃないんだ」と思いこみ、その傷を一生引きずることにもなりかねません。

5.人格否定する言葉で叱る

「あなたなんかいなければよかった」、「出て行け」などの言葉は絶対にNG! パパ、ママは子どもが最も信頼する存在。そして“家”は心身を休める“安全基地”です。そのパパとママから拒絶され、“家”を追われる言葉を受けたら、子供はどう思うでしょう? 親子の信頼関係は崩れ、一生を左右する深い傷を心に負うかもしれません。何があってもこれだけは禁句です。

子供の行動を制約する指示もNG

パパ、ママが親心でやってしまう以下の先回りの行動、これらも悪い叱り方と同様で子供に良い影響を与えません。

  • 「○○ちゃんと遊びなさい」と遊ぶ相手を指図する。
  • 対して危なくないものに「危ないからやめなさい」と禁止する。
  • 一方的に「今日は〇〇で遊びなさい」と遊びを指示する。
 

従えば安全かもしれませんが、これらは子供の思いを無視したアドバイス。結果的に子供を否定することになります。

叱り方や指示の仕方を誤ると子供は自信喪失し消極的な性格に

特に幼いうちは、パパ、ママの自分への評価がストレートに自己イメージとなります。NGな叱り方、子供の気持ちを無視したアドバイスは、子供は自己否定されていると感じ、自信喪失してしまいます。その結果やる気を失い、自分の意見を言うことを恐れ、何もしたがらない、消極的な子供になってしまうのです。

叱らない子育ては良いのか?

とはいえ、叱らない方がいいかというと、それも正しくないでしょう。将来社会に出れば、叱られるシチュエーションは必ず出てくるもの。叱られた経験が乏しく叱られることへの耐性がないと、些細な指摘に反発したりクヨクヨしたりと叱られたこと自体に捉われ、指摘を受けた内容に意識が向かなくなってしまいます。また、叱られること自体を恐れて挑戦できない大人になる可能性も。その子の人生の損失は大きいものとなりでしょう。

『正しい叱り方』のヒント3つ

つまり叱るには、『正しい叱り方』を知ることが大切です。子供にきちんと思いが伝わる叱り方のポイントは以下の3つです。

1.叱る言葉はポジティブに。何をすべきかを明確に

ノロノロしている様子を「グズ!」とは言わず、「もっとテキパキと!」と目指すべき状態を明確に、ポジティブな言葉で伝えます。消極的な子ほど、叱る内容を繊細に感じてしまうところがあります。“罪を憎んで人を憎まず”の意識で言葉を選びましょう。

2.叱るだけでなく、励ましや愛情を感じさせる

言葉を選んでも叱りっぱなしでは、やはり子供は不安になります。叱った後は、抱っこしたりスキンシップを取りながら、パパ、ママが何を分かって欲しいかを優しくあらためて伝えましょう。子供の心も軽くなり、直すべきことに意識が向きます。

3.テクニックではなく気持ちで向き合う

大人でも信頼している人の指摘はありがたく聞きますが、よく知らない人にいきなり叱られても心を閉ざしてしまうもの。親子関係も同じことです。どんなに正しい叱り方でも心が通じ合っていなければ子供の心には届きません。逆に多少ひどい叱り方をしても、子供を思う気持ちがあれば、子供にはきちんと伝わります。

なお、パパ、ママが意見を言う前にまずは子供の意見を尊重しましょう。まずは冷静に話を聞くことで、感情的に叱ることも防げます。

実際に理想的な叱り方をするのは、なかなか難しいことです。今日から全てとは言わず、自分ができそうなところから少しずつ努力してみるといいですね。

筆者も叱るときに言い過ぎてしまったことはよくありました。でも、言い過ぎたと思ったときは、落ち着いてから「さっきはママも言い過ぎた。ごめんなさい」と謝って、あらためて何を伝えたかったのかを話していました。

パパ、ママも子育て初心者です。完璧なんてありえませんし、間違えたら素直に認めて軌道修正すればいいのではないでしょうか。素直に子供に向き合えば、子供も心を開いてくれてお互いの絆も深まると思います。

子供の叱り方、子供と共に自分も成長するつもりで試行錯誤していきましょう。まさに”子育ては親育て”ですね。

参照/ 「ほめるとダメになる!子どものしかり方実例百科」宝島社 AllAbout 「子どもを叱るときにやってはいけない!NG叱り方10か条」 All About 「言葉の虐待!? 言ってはいけない子供へのひと言は?」

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