「うちの夫よ、もっと成長して!」  妻がとるべき行動とは【ダンナのトリセツ 第7回】

「うちの夫よ、もっと成長して!」 妻がとるべき行動とは【ダンナのトリセツ 第7回】

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こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。

どの年代であっても、いつになっても人は成長・変化できるということを、臨床の現場を通して、日々感じております。


© Antonioguillem - Fotolia.com


人は別人のようにすぐに変わることはできないものの、自分自身の思考癖や行動パターン、価値観を理解し受け止め、そしてコントロールできるようになることで、人間関係や物事への取り組み方が変わるのです。

それが自分にとって、より意味のある生き方へ反映することができます。


■「ダンナを成長させたい」のなら “伴走者”になってみよう

私たちのような“カウンセラー”という存在は、クライエントさまにとっては伴走者的存在でなければなりません。心のポジショニングをとり、発生した“問題”はあくまでもクライエントさまに起こっているということを示していくこと。その問題との向き合いのお手伝いをする立場が私たちカウンセラーなのです。

一見、冷たいような感覚を受ける方もいらっしゃるかと思いますが、人間の生きる力を信じ、その能力を引き出し、結果として独り立ちできるように導くことが私たちの役目。一生懸命、心の問題と向き合おうとされているクライエントさまが本来持っているエネルギーを引き出すための存在であることが大切です。

そういった意味においても、“妻”の立場は“夫”にとってカウンセラー的存在であると、よりご主人の成長・変化にも繋がります。


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夫婦の話し合いのなかで、お互いに思考癖や行動パターンを理解しあい、何を改善させることによって、日常が豊かになるのか? 心の問題が解決できるのかを気持ちをビジュアル化(※)し、ともに向き合うことです。※気持ちのビジュアル化=心の様を言葉や可視化し、表現すること

お互いに、すぐに変わることはできないかもしれませんが、意識をするのとしないのとではまったく違ってきます。また、ご主人にとって、自分のことを冷静に理解してくれる妻の存在は大きいのです。

ご主人の生きるエネルギーをさらに引き出すために、時には厳しく、時には母性で包み込み、人生の伴走者として歩んでみてください。
 
 

■“家族”というチームを結成した運命共同体

そして、私たちカウンセラーではできない“妻”の立場、ポジションを考えてみましょう。

それは“家族”という人生をかけたチーム、コミュニティを共同作業の中で築き上げていることです。

カウンセリングでも弁護士、精神科医、セラピストなどとチームを組んでクライエントさまをサポートしていますが、あくまでもそれぞれの役割を全うしてのチーム。

“家族”というチームはすべてを共有し、苦楽をともにし、強い絆で結ばれていきます。そのため、前述のような、常に冷静な伴走者だけではいられないことも多々出てくることでしょう。

感情のぶつかり合いも出てきます。それは生きるエネルギーが芽生えているからこその感情の放出。運命共同体だからこそ、人生をかけた人間らしいコミュニケーションです。

時には冷静に、時には感情的に、常にどちらかに偏っているのではなく、両者のバランスが取れるようになると力の入れ方、抜き方もわかるようになってきますからね。

“夫婦”“家族”としてのチームの中で伴走者であり、運命共同体であり、楽しいことも辛いこともともに乗り越えながら、共有する人生をより豊かなものにしていってくださいね。
 
 
(小高千枝)
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