保育士が解説!保育園式3歳以降のトイレトレーニング法 

保育士が解説!保育園式3歳以降のトイレトレーニング法 

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子育てをする中での共通の悩みの1つであるトイレトレーニング。保育園の保育士として、現場の意見の1つとしては、「あまり焦らずにその子その子の成長に合わせてのんびりと進めていきましょう」とアドバイスするのが一般的ですね。

しかしご自身の子どものこととなると、「おむつが外れるのが遅いんじゃないか」と他のお友達と比べてしまったり、「トイレトレーニングが進まない」「進め方がわからない」「トイレトレーニングを嫌がる」育児雑誌や、周知されている目安の年齢など色んな情報も飛び交い、あまりトイレトレーニングが進んでいないなと感じていたら、焦ってしまいますよね。

そこで今回は3歳さん。幼稚園で言う年少さんになり、トイレトレーニングの途中で悩んでいるママ、パパにむけてこの時期ならではの配慮を含めたトレーニング方法を提案させていただきたいと思います。

お子さんの排泄状況を改めて把握しましょう

チェックすべき2つのポイント

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「1歳児、2歳児さんのトイレトレーニング」、「トイレトレーニング完了へのステップ」でも大切な項目として書きましたが、トイレトレーニングは感覚的にしていても効果的には進みません。保護者と、もし施設に預けているのであれば先生が意識して子どもの排泄の状況を把握する必要があります。

今回は3歳以降のトレーニングなので、子どもに話を聞くこともできるのが、それ以前との大きな違いであり助けにもなる部分となります。

これからご紹介する2つのポイントを改めて確認してみてください。保育園などの施設に預けている場合には日中の状態についても先生に確認を取りましょう。

●オシッコにいく(おむつやパンツが濡れる)時間の間隔

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保育園ではまずこのオシッコを我慢できる時間がどの程度あるのかを把握します。これは子どもの膀胱(排泄器官)の成長によって、オシッコの間隔がある程度一定になるからなのです。

もしオッシコが出る時間がバラバラで、頻尿(日中8回以上の排尿)・希尿(日中3回以内)・排尿時の痛み等があり把握することが難しい場合にはかかりつけの医師に相談してみましょう。

●尿意や便意は感じているか、パンツが汚れた時に気持ち悪さがあるか

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オシッコの間隔と同じく大切なのが、子どもが尿意や便意、パンツが濡れる嫌な感覚を感じているのかです。

小さい頃にはパンツが濡れていても気にせず遊んでいたのが、手が止まったり、部屋の隅に移動したりと大人が察することで確認をします。3歳を超えているのであれば、子どもに聞いてみると良いでしょう。

もしトイレに失敗してしまったら、「オシッコ(ウンチ)が出そうな時に、出そうだなって分かった?」と優しく聞いてみてください。「分かった」という答えが返ってきたら「出そうだなって思ったら次はトイレ行こうね」と約束をしましょう。しかる必要はありません。(パパママの顔色を伺って「分かった」と言えない様子の場合は尿意などを感じていると見なします)

もし「分かんなかった」、反応がない場合にはトレーニングを焦っても逆効果にもなりえます。濡れる度に「パンツが濡れちゃって気持ち悪かったね。次はトイレでしようね」と根気強く、優しい声かけを続けてみましょう。

子どものストレスを排除

色々な原因でお子さんがストレスを感じているのかもしれません

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トイレトレーニングで見落としがちなのが実はストレス。

え、うちの子まだ3歳、4歳ですよ?ストレスなんて・・・という考えは少し危険かもしれません。子どもたち、赤ちゃんでさえストレスを感じています。

産声が出る理由は胎内でママからもらっていた酸素がなくなり、大きなストレスがかかることで自発的な呼吸を始めるのです。これは私たちが普段の会話で使う気疲れのような意味ではありませんが、生きている限りたくさんのストレスがあるのですね。

トイレトレーニングにおいては、実はその気疲れのようなストレスが原因になってトレーニングの進展にストップをかけていることがあります。以下の項目で当てはまるものがあれば注意が必要です。

・パンツを濡らすと叱る
・過剰に(子どもがでないと言っているのに)オシッコに誘う
・お友達はできるのに、兄弟はこのくらいの時にはできていたのに、どうしてできないの!?など子どもの自信が無くなってしまう言葉をかけてしまう
・トイレトレーニングについて悩んだり、焦ったり、不安になっている姿を見せてしまっている
など。

この様なことに心当たりがある場合。子どもはトイレトレーニングに過剰なストレスを感じることでオシッコ(ウンチ)を調節出来なくなってしまったり、排泄に嫌悪感を抱いてしまったり、トイレトレーニング自体を嫌になってしまっている可能性があります。

こうした心理的なストレスが原因の場合にはストレスのもととなる行動や状況を無くしていくことで、劇的にトレーニングが進むこともあるのです。

心にゆとりを スモールステップ法

大きな目標だけではなく足元の小さな成功を見つけましょう

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ちょっとかたくなりそうですが、心理学の言葉でいい言葉があったのでご紹介しますね。心理学の言葉(支援技法)から「スモールステップ法」という考え方です。直訳すると「小さな一歩」ですね。

「スモールステップ法」とは大きな目標(トイレトレーニング完了)を達成する為に多くの小さな目標を達成が簡単なもの「トイレを嫌がらない」、「オシッコを30分溜める」、「尿意を感じる」、「汚れたら気持ち悪いと感じる」・・・から順に達成していき。たくさんの小さな成功体験を重ねて、自信をつけながら大きな目標を達成していきましょう。という方法です。まさしくトイレトレーニングにぴったりな方法ですよね。

私たち大人はトイレトレーニングが完了していますから、目標を立てようとすると無自覚に「子どものトイレトレーニングを◯歳までには終える」という大きな目標を立ててしまいがちです。ですが実際には、その大きな目標を達成する為に数多くの小さな目標を達成していく必要があります。

今回この記事をご覧になられている方は3歳を超えても思うようなトイレトレーニングの進展が見られずに、大きな目標だけに目が向いてしまっているのではないかな?と思います。個人差があることは分かっている。まわりと比べる必要がないのも分かってる。

それでも焦ってしまって不安なんです!その気持ちはパパママが今とても真剣に子どもの為に何が出来るのかを考え、必死になっているから感じるものだと思うのです。とても頑張っていますね。パパもママもお子さんも。

そんな真剣なあなただからこそ一度、小さな一歩を振り返ってはみませんか?お子さんは何もできていない?いえいえ、たくさんの小さな成功があったはずです。そして、これからもあります。

パパママ、先生は何もしていない?そんなことはありません、いっぱい調べて、お子さんとたくさんの努力をして、悩んで、調べて、悩んで、必死で考えているでしょう。

もう少しだけ悩んで考える日は続くかと思いますが、今までを振り返り、そして今この記事を見た瞬間から日々の小さな成功を見つけていきましょう。きっと、どれだけお子さんが成長して、ゆっくりかもしれないけれどトイレトレーニングが進展していることを実感されると思います。

適切な援助のために

どうしてもトイレトレーニングに進展が見られないなら

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まずはお子さんの排泄状況の確認をして。次にストレスの原因を取り除き、「スモールステップ」で焦りから抜け出し、小さな一歩を重ねていく大切さに気づき。

それでも一向に進展が見られない場合には、かかりつけの医師に相談するというのも1つの方法です。かかりつけの医師に相談をして問題がなければ、またゆっくりと歩き出せば良いのです。時間をかけてたくさん心配もしたからこそ達成したときのよろこびはとても大きなものとなるしょう。

もしもなにか問題があった場合には大きな不安や、治療をしていく困難もあるかもしれませんが、その時に少しだけでも良いのですが

「トイレトレーニングが進まなかったのは自分のせいでも、子どものせいでもなかったんだ。私たちすごく頑張ったよね」とご自身とお子さんを褒めてあげてください。

そして、医師や周りとの協力をしながら、お子さんの身体に合う適切な治療と援助をしていきましょう。

まとめ

3歳以降のトイレトレーニングということで改めてチェックしたいポイントをあげ、子どものストレスや大人の心構えについても再確認できたらいいなと思っています。

何度も言いましたが何度でも言います。トイレトレーニング含め、子どもの成長には個人差が大きくあります。のんびり成長する子どもも決して成長していないわけではありません。それはご家庭のみならず保育園でも同じです。

そして、もしトイレトレーニングが見える形で進んでいないとしてもそれは、子どものせいでも大人のせいでもないのです。パパママも先生も子どもも皆が協力しあって、ゆっくりとでも一歩ずつ確実に「トイレトレーニング完了」という大きな目標に向かって進んでいきましょうね。

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