ランドセルがつなぐ縁。アフガンの子どもたちを音楽で応援しよう

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昨年12月「平原綾香 Jupiter 基金」を設立した歌手・平原綾香さんが、ランドセル用素材として広く知られる人口皮革「クラリーノ」を生産する「クラレ」と協力。2016年12月25日(日)にチャリティーコンサートを開催することになりました。コンサート収益金の一部は公益財団法人ジョイセフを通じ医療品として、アフガニスタンの子どもを無料診療している「アフガン医療連合センター」に寄付されます。

先日行われた記者会見では平原さんが使っていたランドセルを贈られた、アフガニスタンの女の子の写真も。日本とアフガニスタンの子どもたちの交流を、ランドセルを通じて感じることができました。

■10万個以上のランドセルが、日本からアフガニスタンへ
ボランティアとリサイクルの両面を日本の子どもたちに知ってほしいという思いから、2004年にスタートした「クラレ」の「ランドセルは海を超えて」。役目を終えたランドセルに学用品を詰め、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントする活動です。これまで贈られたランドセルの数は、なんと10万個以上。

ランドセルと学用品が揃うことで、貧困から学校へ行くのが難しかった子どもたちが就学できるようになること。タリバン政権下では教育を禁じられていた女の子にも男の子と同様にランドセルが配られることで、「同じように教育を受けられるもの」と、地域の意識が変わる効果もあるそうです。物資の不足している現地では、丈夫なランドセルが机の代わりになることも!

一方で歌を通して社会貢献をしたいという思いから、自身の名前を冠した基金を設立した平原さん。第1回のチャリティーコンサート「My Best Friends Concert〜顔晴れ(がんばれ)こどもたち〜」収益金の一部は、小児ガンで苦しむ子どもたちとその家族に提供されたそうです。

ラジオ番組の企画で自身のランドセルを寄付したことで、そんな平原さんと「クラレ」との交流がスタート。12月に開催される第2回は、「クラリーノ アッヒーくんランドセル基金」とのジョイントになります。
■「未来ある子どもたちのために」平原綾香さんの強い思い
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記者会見には平原さん、またアフガニスタンの現状を撮影している写真家・内堀タケシさんが登場しました。内堀さんが撮影した写真の中で女の子が背負っているランドセルは、平原さんが小学校時代に使っていたものなのだとか。

「ピンク色のランドセルです。当時は全校生徒の中でピンク色は私だけだったので、優越感に浸っていました(笑)。ボロボロのランドセルを、こんなに喜んでくれて…。最初にこの写真を見たときは涙が止まりませんでしたね。ランドセルは私にとっても6年間使った大事なものだったので、”誰にもあげたくないな”っていうちょっと複雑な気持ちもあったんです。でもこの笑顔を見たときに、プレゼントできて本当によかったなぁと思いました」と、平原さん。

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今回医療品が寄付されることになっている「アフガン医療連合センター」は、子どもたちに配布するランドセルの中継地にもなっているところ。比較的安全だった地域にありながら、近年は「IS」の影が濃くなりつつあるそうです。

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女性医師を目当てにブルカをかぶった女性や子どもたちがたくさん訪れる同センターは、医薬品不足も深刻。コンサートの開催には、「小さな命を救うための手助けに、少しでもなれば」との思いがあるそうです。

「中越地震で被災された方々が『聴くと勇気が出る』と、私の歌をラジオにたくさんリクエストをしてくださったというお話を聞いて以来、人が元気になったり癒される歌を歌い続けたい、という思いがずっとあって。それまで漠然と『世界中の人たちのために』と思っていたのが今回のようなお話をいただくことで、少しずつ子どもたちにフォーカスが当たり始めました。私も年齢的に、母性のようなものが芽生え始めたのかな(笑)。未来ある子どもたちのために、少しでも協力したいと思っています」(平原さん)。

チャリティーコンサートは今年のクリスマス、「クラレ」発祥の地である倉敷市で開催されます。

取材・文/鈴木麻子

■第2回 平原綾香 Jupiter基金 クラリーノプレゼンツ チャリティーコンサート
「My Best Friends Concert〜顔晴れ(がんばれ)こどもたち〜」
2016年12月25日(日)倉敷芸文館
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