見逃さないで!赤ちゃんの『股関節脱臼』が増えています!

見逃さないで!赤ちゃんの『股関節脱臼』が増えています!

Bu facebook
Bu twitter

赤ちゃんの脚の付け根の関節が外れてしまう『股関節脱臼』。実は今、この股関節脱臼になる赤ちゃんが増えているんです! そのほとんどが後天的な原因で起こっていますが、早めに気付けば治療ができます。新生児のママやこれから出産を控えたプレママは特に、正しい知識を身につけて、赤ちゃんの股関節脱臼を防ぎましょう!

1,000人に1~3人の確立で発症!『股関節脱臼』とは?

股関節脱臼とは、“赤ちゃんの太ももの付け根にある股関節の骨が外れてしまうこと”。1,000人に1~3人の割合で発症するとされていて、女の子の方が男の子の5~9倍と圧倒的に多いのが特徴です。正式には『先天性股関節脱臼』といいますが、実は生まれたときから脱臼しているケースは少なく、おむつ替えや抱っこの仕方など、赤ちゃんの扱い方によって起こることが多いそうです。

ただし、股関節脱臼は赤ちゃんに痛みがないので、泣いたり痛がったりして教えてくれるということがありません。気付かずにそのまま放っておくと、後々になって“歩きにくい”、“股関節の動きが悪い”、“しゃがめない”などの症状が出てくることも! 早めに治療すれば治るため、早期発見・治療が大切となります。

股関節脱臼を防ぐために大切なのは『M字開脚』!

赤ちゃんにとって、もっとも自然で心地よいのは、手はW型、足はM型の姿勢です。股関節脱臼にならないために注意したいのは、このM字開脚の姿勢! 下記の項目を参考に、赤ちゃんの足がM字になっているかを常にチェックしておくと、股関節脱臼を防げます。

おむつ替え

両足を引っ張ったり、持ち上げたりするのは絶対にNG! 赤ちゃんの足裏を合わせるようにして、M字の形になるようにお腹に軽く押しあて、おむつ替えをすることが大切です。

抱っこ

両足を抱え込んだり、まっすぐにしたりするような抱っこの仕方は、股関節脱臼を引き起こす原因になります。抱っこ紐を使う場合も、足がM字になっているかをチェックして。足が伸びた状態の赤ちゃんは、横から軽い力を加えるだけで、簡単に股関節が外れてしまうのだそうです!

衣類

世界の中でも、気候が暖かい地方では、裸に近い状態で赤ちゃんを育てるため、足が動かしやすく、股関節脱臼が少ないとされています。逆に、寒い地域では重ね着させることが多く、衣類で足を締め付けて股関節を圧迫してしまいがちなので、股関節脱臼が多くなるようです。きつい衣類や重ね着のさせすぎには注意が必要です。

心配な方はセルフチェックを!

股関節脱臼かどうか、セルフチェックの仕方をいくつかご紹介します。気になる部分があれば、早めにかかりつけ医などに相談してくださいね。

股関節の開き具合

股関節が柔らかいか、可動範囲は広いかどうか。おむつ替えがしにくいと感じることが多い場合も要注意です。

太もものシワの数

赤ちゃんの太ももにあるシワの数が同じか、左右対称かどうか。向き癖などの理由で左右非対称になる場合もありますが、あまり極端に左右のシワの数や場所が違う場合は股関節脱臼の可能性があります。

両足の長さ、両膝を立てたときの高さ

両足の長さが大きく違う場合も、股関節脱臼の疑いがあると考えられます。両膝を立てたときの高さもチェックして。

決して他人ごとではない、赤ちゃんの股関節脱臼。とはいえ必要以上に怖がる必要はなく、常にM字の姿勢を意識すること、そして日頃から赤ちゃんをよく観察することで、万が一股関節脱臼になっても、早期発見・治療に繋がります。今一度、普段の赤ちゃんの抱き方などをチェックしてみてくださいね。

PHOTO/patriciaannrecourt
参照/
日本小児整形外科学会「先天性股関節脱臼予防パンフレット」
47NEWS「医療新世紀 乳児股関節脱臼を見逃すな」
Aprica「赤ちゃんの腰・股関節」

関連コラム

ギャン泣き・グズグズも即解決! 『スリング』で親子の絆も深まる
子どもの9割が足トラブル・・・0歳からの『足育(あしいく)』の重要性 
もう寝ぐずりしない!助産師が推奨『まんまるだっこ』のメリットとコツ
子どもが『O脚&X脚』になっているのに気づいたら…

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP