専業主婦の年金受給額が増やせる!?確定拠出年金とは?

専業主婦の年金受給額が増やせる!?確定拠出年金とは?

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老後、安定した生活ができるか心配だな。専業主婦だし年金も少ないし、貯金もなかなか増えないし…。こんな私にも年金を増やせる方法があったら知りたいけど、そんなことってできるのかな?
今回はそんな方のためのコラムです。

なお、ここでは専業主婦という表現で話を進めますが、正しくは年金制度の第三号被保険者となります。置き換えて読んで下さいね。

■専業主婦の年金と確定拠出年金制度

日本の年金制度は、2階建ての年金制度と言われています。1階部分が、国民ならだれでも加入している国民年金。2階部分が、会社員や公務員のための厚生年金。
専業主婦の方は、基本的に1階部分のみの年金となりますので、将来の年金額が心配になりますよね。もちろん、現在は専業主婦の方でも過去に社会人経験がある方は、当該期間の厚生年金は加算されますのでご安心を!

さて、そんな将来の年金が心配な方のために、確定拠出年金の制度が拡充されたことをご存知でしょうか?
2017年1月より、専業主婦や公務員の方も確定拠出年金に加入することができるようになります。ちなみに、確定拠出年金制度とは自分で積み立て投資をしながら退職金の準備をする制度のことです。自身でしっかり運用できれば専業主婦の方でも、ある程度まとまった額の退職金が期待できるということですね。なお、拠出金額には上限があり、年額27万6千円までとなります。

■確定拠出年金に加入する場合、手続きはどうしたらいい?

実際に確定拠出年金を始める場合、どのような手続きをすればよいでしょうか?

最初にすることは、金融機関での利用申し込みです。
多くの銀行や証券会社で個人型の確定拠出年金に申し込みすることができますが、金融機関を選ぶ際は運用商品の品揃えと手数料の2点を考慮して選ぶことをおすすめします。
というのは、金融機関によって取り扱いの商品が異なるため、ご希望の運用商品が揃っていないこともあり得るからです。

また、手数料に関しては国民年金基金連合会手数料など一律でかかる手数料の他に、口座管理手数料など金融機関ごとに設定する手数料があります。
金融機関ごとに設定する手数料は、当然金額が異なるため手数料が安い金融機関のほうが運用するうえで有利ですよね。

このように、確定拠出年金を始める場合は、取り扱い商品と手数料を意識して金融機関を選ぶとよいでしょう。

■個人型確定拠出年金のメリット&デメリットとは?

ここからは、確定拠出年金のメリット&デメリットについて説明しましょう。

確定拠出年金の最大のメリットは、税制の優遇です。
まず拠出額がそのまま控除となるので、拠出した分、所得税の節税になります。
給料を受け取る際には、所得税などが引かれた状態であることを考えると、圧倒的に有利な投資ですね。

とはいえ、専業主婦の方にとってこのメリットは意味が無いかもしれません。
なぜなら、専業主婦の方はそもそも所得がないorパートなどの収入があったとしても扶養の範囲で働いており課税対象にならないからです。
つまり、そもそも課税されていない専業主婦には、税額控除はメリットにならないということですね。

では、専業主婦にも関係のある税制優遇はあるのでしょうか?

答えは、YESです。
確定拠出年金は、運用期間中の運用益も非課税となります。こちらのメリットならば、専業主婦であっても享受できます。
NISAが一定期間のみの非課税なのに対し、確定拠出年金は運用期間中ずっと非課税となります。そのことから、老後まで時間がある若年層には特にメリットがあるといえるでしょう。

一方、デメリットとなる大きな注意点は以下の2点です。

1)運用は自己責任
どの運用商品を選ぶかで、運用結果(受取額)が変わってきます。
そのため、どんな商品で運用しているのか?を理解しておくことはもちろんですが、現在の運用状況も自身で把握しておく必要がありますね。

2)お金の自由度
あくまでも退職金の準備が目的となるので、60歳になるまでは拠出したお金を降ろすことが出来ません。
そのため、運用途中で「住宅ローンの繰り上げ返済に使う」とか、「子どもの教育費に使う」といった用途変更が出来ないので、「老後のため」と目的意識を持って始める必要があります。

専業主婦でも退職金を準備できる確定拠出年金。賢く利用して、老後の安心が作れると良いですね!

関連コラム:確定拠出年金を有利に使う方法!?マッチング拠出とは?
 

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