その先の学費と老後資金を守る!「子ども費」のつくり方

その先の学費と老後資金を守る!「子ども費」のつくり方

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子どもにお金をかけ過ぎて困るケースが増えています。子どもにかかるお金は幼児期、小学校・・・とステージによって大きく変わり、習い事代や食費は成長にともなって増加するもの。「子どもの可能性を伸ばしてあげたい」「ほかの子と同じようにしてあげたい」とは誰もが願うことですが、それに流されてしまうと、その先の学費と老後資金が足りなくなる可能性が高くなります。そこで、ファイナンシャル・プランナーの横山光昭さんに、とある家庭の家計を診断してもらい、無理なく貯められる理想の教育費について、教えてもらいました。

T.F.さんは35歳。夫と7歳、5歳、0歳の子どもの5人家族。
「子どもの将来のために習い事を増やしたい! 3人目が生まれたけど、この先大丈夫?」というのが悩みです。


【T.F.さんの家計表】
手取り月収・・・約30万円

教育費・・・計5万2460円
<内訳>
学費・幼稚園代・保育園代などに計3万4100円

習い事・・・計1万8360円
<内訳>
長男(音楽教室)8100円(アスリート学習教室)5400円
二男(音楽教室)4860円

教育費の貯蓄・・・年108万円
子どもの貯蓄・・・月6万円、年36万円

 

横山さんCHECK!
BAD過去診断した約7000世帯のデータをもとに算出した、「限られた収入でもストレスなく生活し、貯蓄にも成功する」理想の教育費は支出合計の5.5%。T.F.さんは17.5%でした。習い事はいずれ三男にもかかってくることを考えなくてはいけません。

GOOD子どものための貯蓄は合格。一般的に大学進学のための貯蓄は1人300万円が目安なので、500万円貯められれば受験期の塾代にもあてられます。

<ムリなく貯めるための家計の考え方>

アドバイス1
習い事を含めた教育費は家計全体の5~7%が理想
学費は自由に決められないので、まずは習い事代で調整しましょう。また、小学校に上がり、学費が下がったとしても、ここで支出を増やすと高学年以降、塾代などで苦しくなるので注意。とはいえ、親が我慢して子どもに習い事をさせたいなど、価値観で予算は変わるので、家計バランスは家庭ごとに違ってもOK。ただし、貯蓄の割合だけは守るようにしましょう。


アドバイス2
習い事代は総額を決めて子どもの人数で分ける

小さいころにいろいろ習わせて、あとで減らすという考え方もあるけれど、結局やめられない家庭は少なくありません。また、習い事には道具の買い替えやイベントなど、不定期の出費も起こるので、事前リサーチも必要。すでに何か習い事をしている家庭では「新しい習い事を始めるなら、今のをやめなければならない」と子どもと相談し、子ども自身に決めさせることも大事です。


アドバイス3
ボーナスに頼らず貯蓄するために、削れる固定費を探す

例えば格安SIMを利用すれば、使用条件や契約期間によっては月額料金マイナス1万円をめざせるケースも。また、保険なら不要な特約がついていないか見直したり、死亡保障は子どもの成長とともに補償額が減っていく合理的な商品もあります。面倒がらずにいちどチェックしてみましょう。

 
いかがでしたか? 「子どもの可能性を伸ばしてあげたい」とは、親であれば誰もが思うこと。でも、子どもだってなんでもかんでもできるわけではありませんから、習い事の数で悩まなくてもきっと大丈夫かもしれませんね。固定費なども見直しながら、自分に合った“貯蓄できる”家計バランスを目指したいですね。

参照:『サンキュ!』8月号「子ども費やりくり診断」より一部抜粋 監修/横山光昭、イラスト/平井さくら、取材/小谷野少名、文/田谷峰子
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら

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