「100点とったらご褒美」はダメ?子供が成長するご褒美とは?

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子供の成績を伸ばすために、「これができたらご褒美をあげるよ!」という約束をしたことがある方は多いはず。そのご褒美は、効果があったでしょうか?ご褒美は、子供のモチベーションを高めるのに役立ちます。しかしどのようにご褒美を与えるかによって、効果には差が出るんです!

今回は、子供をより伸ばすためのご褒美についてご紹介します。

結果を評価するか、行為を評価するか

  • 毎日宿題ができたら
  • 問題集を1冊解き終わったら
  • 通知表の評価が上がったら
  • テストでいい点が取れたら

このようなご褒美の対象は、以下の2つに大きく分けられます。

  1. 結果:テストの点数や、通知表の成績、志望校への合格など
  2. 行為:本を読む、宿題をする、毎日決まった時間勉強するなど、結果を出すための具体的な日々の努力

みなさんは『結果』と『行為』、どちらにご褒美をあげていましたか?

『行為』に対するご褒美に効果あり

一般的には、「テストで○点が取れたら」「模試で○位に入ったら」など結果に対してご褒美を設定することが多いのではないでしょうか。しかし、ハーバード大学のフライヤー教授が行った実験結果によると、「本を読む」「授業を真面目に聞く」「問題集を解く」といった具体的な『行為』に対してご褒美を与えた方が、よい結果が出ることがわかりました。

どちらの子供たちも、ご褒美が与えられたことに対して喜び、同じように努力したはずです。それなのになぜ、このような違いが表れたのでしょうか。

『行為』にご褒美を与えた方がいい理由

『行為』「結果」、それぞれにご褒美が与えられると知った子供たちの行動を考えてみましょう。「本を読む」「宿題をする」などの『行為』に対してご褒美を与えられる子供たちは「やるべきこと」がはっきりとわかっています。一方、結果に対してご褒美を与えられる子供たちは、そのために何をすればいいのかを自分で考えなければなりません。

実際、結果に対してご褒美を設定された子供たちにどう行動するか聞くと、「問題文をしっかり読む」「見直しをする」など、テストを受ける際のテクニックについての回答が目立ったそうです。 ご褒美を得るためのやる気は十分にあるのに、学力を上げるための基本的な道筋がわかっていないのです。

まずはご褒美の設定から

ご褒美は、「本を読む」「宿題をする」などの『行為』に対して与えていくのがいいでしょう。
成績を上げるためにすべきことをピックアップし、その一つ一つの行為に対してご褒美を設定してあげましょう。それらを達成していけば、おのずと成績も上がっていくのです。

それでも時には、『結果』に対するご褒美を設定して、発奮してほしい時もありますよね。そんな時は、子供に任せきりにするのではなく、勉強の仕方についていつでも相談できる環境を整えてあげましょう。

せっかくのご褒美も、与え方を間違えれば水の泡。逆に、ちょっとしたご褒美でも子供の力をグンと伸ばすことだってできます。ぜひ、子供の気持ちを汲んで、ご褒美を与えてあげてくださいね。

参考/中室牧子著「学力」の経済学(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)

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