子供の脳の育て方~言葉への興味を引き出す語りかけとは

子供の脳の育て方~言葉への興味を引き出す語りかけとは

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子供の脳の育て方 話しかける

赤ちゃんとの会話、楽しんでいますか? 時間が経つのも忘れて話しかけてしまうという方もいれば、どうせ意味もわかっていないだろうし、恥ずかしくてなかなかできないという方もいらっしゃることでしょう。

でも、赤ちゃんへの語りかけは脳の成長にとても効果的! たくさん語りかけてあげれば、赤ちゃんの情緒や言葉の発達に良い影響を与えることができるんです。

語りかけで情緒が育ち、おしゃべりの準備が整う

赤ちゃんは言葉の意味を理解することはできませんが、声の調子や表情などから相手の気持ちを読み取ろうとしています。さまざまな状況で語りかけられる経験を積み重ねることによって、相手の喜怒哀楽が理解できるようになっていくのです。

語りかけによって良い刺激を受けた脳は、おしゃべりの準備を着々と始め、コミュニケーション能力や言語の発達につながります。

ニコニコ笑顔で“言葉の楽しさ”を伝えよう

赤ちゃんがやんちゃで、口をついて出てくるのはいつも小言ばかり……、忙しい時は顔も見ずに生返事をしてしまう……ということはありませんか?

いつも怒った顔をされる、大きくとげとげしい声で話される、無視される、そんな経験を重ねた赤ちゃんは、パパやママとのコミュニケーションに不安を感じてしまいます。反対に、ニコニコ笑った表情や、やさしく聞きやすい声で赤ちゃんの目を見て話してあげれば、赤ちゃんは安心して“お話は楽しい”と感じます。さらに、言葉そのものにも興味を持つようになるんです。

無理に“興味を持ってもらおう”“言葉を引き出そう”などと気張る必要はありません。「お腹すいたね」「おむつ変えたらさっぱりしたね」「今日はお天気がいいね」など、心に浮かんだことを語りかけてあげるだけで赤ちゃんは十分うれしいもの。絵本やおもちゃなどをじっと見つめているときに名前を教えてあげたり、赤ちゃんが指さしたものを答えてあげたりすることも、パパ・ママと意思疎通ができたという喜びにつながります。

ママの脳にも働きかける『マザリーズ』とは

赤ちゃんに話しかけるとき、意識していなくても“高い声・大げさな抑揚・ゆっくりしたテンポ・繰り返し言葉になるもの。「○○ちゃん、かわいいねー。おててちっちゃいね。拭き拭きしよっか」といった具合です。実は、赤ちゃんに対するこのような特徴を持った話し方は万国共通であり、専門用語では『マザリーズ(matherese)』と呼ばれています。研究によると、赤ちゃんの脳は普通の話しかけよりもマザリーズに反応することがわかっています。

また、“親の経験がない男性/女性”“さまざまな年齢の子供を持つ父親/母親”を対象に、マザリーズを聞いた時の大人の脳も調査したところ、“さまざまな年齢の子供を持つ父親/母親”のうち、“言葉を話し出す前の子供を持つ母親”が最も高い反応を示したことがわかりました。

つまり、マザリーズは赤ちゃんの興味をひきつけ楽しい気持ちにさせるだけではなく、それを発する母親自身の脳にも働きかけ、活性化するということですね。逆に、産後うつに陥った母親は、マザリーズを使わなくなるという研究結果もあります。

やさしく楽しい語りかけは、赤ちゃんの心や言葉の発達を促し、健やかな親子関係の土台を作ります。反応がなくても諦めないで、たくさんお話してあげてくださいね。

写真/swambo 参照/ 理化学研究所報道発表資料「子どもの言語発達に合わせて親もマザリーズ(母親語)の脳内処理を変化 ふぁみりん先生の育児書日誌「マザーリースは子どもを育てる魔法の言葉がけ」 参考文献/はじめての育児

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