赤ちゃんの中耳炎 心配な症状や原因、治療法や対策を徹底解説!

赤ちゃんの中耳炎 心配な症状や原因、治療法や対策を徹底解説!

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中耳炎は、乳幼児がかかりやすい病気です。言葉を発しない赤ちゃんは、痛みで泣いたり、夜泣きをしたり、耳を頻繁に触るといった様子からわかることも多いようです。

風邪や鼻水が原因で再発しやすく、何度も繰り返したり、耳だれが出るなどして悪化した時は、鼓膜切開やチューブを入れる手術をすることもあります。

そもそも小児科と耳鼻科、どちらを受診するの?切開後のお風呂やプールは大丈夫?他人にうつるの?と疑問も多いですよね。また、病院で処方された抗生剤が原因で、下痢になってしまった経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。

今回は、子どもを持つご家庭にとって身近な病気、中耳炎について特に赤ちゃん時期にフォーカスし詳しくご紹介してまいります。

中耳炎とは?症状や予防法

中耳の炎症のこと

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中耳炎とは、鼓膜の内側にある中耳という部分が、何らかの原因によって炎症を起こした状態をいいます。赤ちゃんの場合は、鼻水がずっと鼻の奥でとどまることで、鼻とつながっている中耳に菌が入ってしまい、そこから中耳炎になることが多いようです。

中耳炎には主に、急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎の3つがあります。以下で詳しく説明していきましょう。

急性中耳炎

急性中耳炎とは、細菌、ウイルスなどが中耳に侵入し、炎症を起こした状態のことです。風邪をはじめ、肺炎球菌やインフルエンザ菌が主な原因となることも多いようです。

急性中耳炎の症状には、耳の痛み、発熱、耳だれ(耳から分泌物が出る)、耳閉感などがあります。赤ちゃんの場合は、耳だれがあって気づくこともあります。

診断では、綿棒で耳だれや鼻の奥の粘膜をとり、細菌がいるか確認する検査を行うこともあります。また、急性中耳炎だと、鼓膜が赤くなったり、腫れたりするので、鼓膜の状態も診断の手立てになります。

治療は、軽度なら経過観察となり、3日間程様子をみて治らないようなら抗菌薬(抗生剤)を投与します。中度なら、細菌に合わせた抗菌薬(抗生剤)を投与します。

重度の場合、または抗菌薬(抗生剤)を5日間投与しても治らない場合には、鼓膜を切開することもあります。切開と聞いて、後遺症などを心配される方もいますが、鼓膜は切開しても数日すると自然にふさがります。

予防するには、耳の中に菌が溜まらないようにすることが第一です。鼻水が出ている場合は、こまめに吸ってあげましょう。乳児などで難しい場合には、病院で鼻水を吸ってもらうのもいいですね。

慢性(化膿性)中耳炎

慢性(化膿性)中耳炎は、鼓膜に開いた穴がふさがらずに中耳が炎症した状態をいいます。急性中耳炎になった時に、きちんと完治させずに治療をやめてしまったり、何回も中耳炎を繰り返すことによってかかります。

急性中耳炎と違って、痛みはあまりありませんが、耳だれ、耳鳴りや難聴などの症状があるので、聴力検査も必要になります。

治療は、外耳道、中耳控を洗浄して清潔になるようにします。そして、原因菌に合わせて抗生剤を投与します。

予防するには、一度中耳炎になったら、とにかく自己判断で薬や通院をやめないことです。完治までに時間がかかる場合もある中耳炎は、病院へ通うのが億劫になってしまいますが、再発を防ぐためにも続けることが大切です。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎は、中耳に浸出液がたまっている状態をいいます。急性のような炎症はないので、耳の痛みや発熱などはありません。主な症状は難聴です。

急性中耳炎が治りきらずに滲出性中耳炎になってしまうこともあります。気づかずに治療しないと、鼓膜が変形し難聴がひどくなります。聴力検査、ティンパノメトリー(鼓膜の動きを調べる検査)を行います。

治療は、抗生剤などの薬物療法を行います。鼻咽腔の炎症を治すように、鼻ネブライザー(薬を霧状にして鼻に直接あてる)なども行います。

中耳炎にかかっている子どもは、上咽頭(鼻腔に続く咽頭の上の方)なども炎症していることが多いので、上咽頭の治療もあわせて行います。

こちらも予防法としては、風邪をひいたら鼻水が溜まらないように吸うことや、治療を途中で辞めないことが大切です。

赤ちゃんが中耳炎になりやすい原因

耳管の長さと位置が関係

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中耳炎は、10歳以下の子どもが多くかかる病気で、特に6ヵ月から2歳頃の乳幼児がよくかかります。乳幼児にかかりやすいのは、鼻や耳の構造が大きく影響しています。乳幼児は、耳管が短くて太いのにくわえ、鼻の位置と耳の位置が水平なので、細菌やウイルスが侵入しやすくなっています。

乳幼児が上手に鼻をかめないことも原因の一つです。上手に鼻をかめずに鼻をすすっていると、鼻の奥に鼻水がたまってしまい、耳管に炎症を起こします。

そこから中耳へと炎症が広がり、中耳炎となります。子どもは風邪をひきやすく、すぐに鼻水が出るので、中耳炎になる確率もあがることになります。

また、一生のうちで一番アデノイド(咽頭扁桃)が大きいのは、3歳~7歳です。ただでさえ大きいアデノイドが炎症して腫れたりすると、耳管の入り口をふさいでしまい、中耳にある浸出液などを出すことができなくなるため、滲出性中耳炎となってしまします。

授乳やミルクが原因にも

赤ちゃんの口、耳、鼻はとても近い距離でつながっているため、ちょっとしたことが中耳炎の原因になり得ます。たとえば、寝た状態で授乳やミルクを与えていた時に、むせて吐き戻してしまったことが原因でミルクが耳の方へ流れてしまい、長い時間留まることで中耳炎になったりします。

また、それが原因の場合には、耳の中がなんだか臭い…なんてことにもなってしまいます。無理のない姿勢での授乳や、寝たままでミルクを与えないことも大切ですね。

どうやったら中耳炎と気づく?

前兆を見逃さないように

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急性中耳炎は耳の痛みがあるので、子どもが耳の痛みを訴えて病気に気づくことが多いようです。赤ちゃんの場合、泣き止まない・機嫌が悪い・ひんぱんに耳を触るなどの症状が現れることが多いようです。熱や耳だれなどの症状で、親が気付くときもあります。

慢性中耳炎、滲出性中耳は難聴の症状が現れるので、耳が聞こえにくい、耳の中がボーンとする、水がはいっているみたいな感じがするなどと、子どもが訴えることがあります。こちらも赤ちゃんの場合、話しかけてもいつもより反応がにぶいなどの行動から、親が気付くこともあるようです。

小児科と耳鼻科、どちらを受診するべき?

症状によって通い分けが必要

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中耳炎の症状がある場合には、できるだけ早く耳鼻科を受診するようにしましょう。きちんと治療せずに放置しておくと症状が悪化し、慢性中耳炎や滲出性中耳炎になることがあります。

また、乳幼児は鼻水をすすることから中耳炎になりやすいので、鼻水が数日続く時には、中耳炎にならないためにも鼻水の治療をするとよいでしょう。

初めて急性中耳炎にかかった乳幼児が、1年以内に再度急性中耳炎にかかる確率はなんと約50%。中耳炎は繰り返しかかる確率の高い病気なので、一度かかったら、ちゃんとした医療機関で完治させることが大切です。

鼻水や熱だけの症状の場合には小児科でも良いようですが、耳の痛みや耳だれなど耳の症状がある場合には、専門の耳鼻科を受診するのがおすすめです。

治療法(抗生剤/抗生物質・切開・チューブ・自然治癒)

抗生剤・抗生物質(粉薬・座薬・点耳薬)

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中耳炎になった時、軽度なら薬を飲まずに経過を見ることもありますが、症状によっては抗生剤による治療が行われることがあります。

中耳炎になった時に渡される抗生剤の中には、飲み薬や座薬、点耳薬などがあり、中耳にたまった菌に作用するものが主です。

抗生剤と聞くと、「体に悪そう」「強い薬」などというマイナスイメージがあるかもしれませんが、治療のためには必要な場合もあります。

途中で飲むのをやめてしまったり、機嫌がいい時は飲まなかったりといった自己判断はせず、決められた用量を飲み切るようにしましょう。

ただ、薬によっては下痢してしまうこともあるので、そのような時には医師に相談して薬を変えてもらいましょう。また、飲み薬の場合は苦いものも多いので、薬剤師さんなどに飲ませ方のコツを聞いておくといいでしょう。

鼓膜切開

滲出性中耳炎で鼓膜の中に浸出液が溜まった場合に、局所麻酔をして鼓膜を切って浸出液を吸い出す方法を「鼓膜切開」と言います。鼓膜を切開することで、浸出液が溜まりすぎて鼓膜が破裂するのを防げます。

耳が聞こえなくなったり、今後の聴力に影響が出るのではと心配される方も多いのですが、1度の切開で全く聞こえなくなるということはありません。成長とともに、切開した部分は元のように戻っていきます。

チューブ

赤ちゃんが数ヶ月にわたって何度も中耳炎を繰り返している場合、耳の成長を妨げることもあることから、鼓膜に小さなチューブを入れるよう耳鼻科などですすめられることもあります。

チューブを入れることによって、鼓膜に溜まっていた滲出液が出やすくなるため、耳も聞こえやすくなり、耳の成長も促せます。ただし、赤ちゃんの場合は負担も大きいことから、なるべくチューブを入れずに治したいと考える医師もいるようです。

自然治癒

症状が軽度の場合には、自然治癒を待つ場合もあります。しかし、これは医師が判断することですので、機嫌がいいから、耳もよく聞こえているみたいだから、といったご家族の判断は危険です。慢性化させないためにも、病院できちんと診断してもらい、完治させましょう。

登園や水遊び、飛行機は?

保育園・幼稚園

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中耳炎自体は他の人に感染する病気ではないので、登園してはいけないなどの決まりはありません。しかし、中耳炎の原因となる菌が感染性のものである場合は、注意が必要です。また、熱がある場合や元気がない時には、自宅でゆっくり過ごすのがおすすめです。

園児への投薬が認められていない園なら、病院を受診した時に必ずその旨を伝え、朝晩のみの投薬で済むようにしておきましょう。

鼻をかめる子どもには、強くかみすぎると中耳炎が悪化するので、片側ずつゆっくりとやさしくかむように教え、赤ちゃんの場合は、鼻水が多めであると先生に伝えて、こまめに拭いてもらうようにお願いしてみましょう。

お風呂やプール

お風呂やプールは、中耳炎の状態によって違います。切開をした当日はお風呂もプールも入れないことが多いです。

それ以降は耳にあえて水を入れたりしない限りは、お風呂に入っても大丈夫な場合が多いようです。プールについては、塩素などが含まれるため、医師の指示に従いましょう。

チューブを入れている場合は、専用の耳栓があるので、それを使用すればお風呂もプールも通常通り入れます。きちんと完治するためにも、必ず医師の指示に従ってくださいね。

飛行機

中耳炎の状態にもよりますが、炎症がひどく治療中の場合には、できるだけ飛行機に乗るのは控えた方がよいようです。

でも、飛行機でしか行けない場所へ行くこともあるでしょう。飛行機に乗ることで、急に中耳炎が悪化することはないようですが、離着陸時に強い耳の痛みを感じることがあるかもしれません。

離着陸の時に授乳したり、飲み物を飲ませたり、点鼻薬などで耳に圧がかからないようにする方法もありますから、飛行機に乗る前にかかりつけの医師に相談してみると安心できますね。

中耳炎予防に!鼻水対策におすすめアイテムをご紹介

【1】電動鼻水吸引器 メルシーポット|ベビースマイル

電動だから簡単!

シースター Seastar ベビースマイル 電動鼻水吸引器 メルシーポット S-502 透明シリコンノズル小2個/鼻水吸引マニュアル付き,中耳炎,赤ちゃん, 出典:www.amazon.co.jp

中耳炎を予防するには、鼻水をすすらずに取り除くことが効果的です。上手に鼻をかむことができない乳幼児には、手軽にしっかり鼻水を取り除くことができる吸引器もおすすめです。

ベビースマイルから発売されている電動鼻水吸引器メルシーポットは、電動で鼻水を吸引してくれるので、赤ちゃんが動き回ってもさっと吸引できて安心です。

吸引の強さが3段階あるので、月齢、鼻の粘膜の強さ、鼻水の粘度によって調節することができて便利です。機械のお手入れが簡単なのも、人気の理由です。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 30,000
*メーカー:ベビースマイル
*カラー:ホワイト

商品の特徴
*特定管理医療機器 医療機器認証(承認)番号:226AGBZX00003000
*付属品:吸引器本体、専用ACアダプター、吸引チューブ、ノズルコネクター、シリコンノズル小2個、取扱説明書、マンガ鼻水吸引マニュアル、添付文書
*取扱説明書をお読みの上、正しくお使いください。

口コミ

・お値段はしますが、粘度のある鼻水も短時間ですっきり吸い取ってくれて、中耳炎や副鼻腔炎を繰り返す我が家に欠かせないものになりました。

・今まで買った育児グッズの中で一番便利です!鼻水を取った後のお手入れも簡単で、買った時の収納箱にそのまましまえば場所も取りません。

【2】ママ鼻水トッテ|丹平製薬

持ち運びにも便利なすぐれもの!

ママ鼻水トッテ,中耳炎,赤ちゃん, 出典:www.amazon.co.jp

丹平製薬から発売されている、ママ鼻水トッテは、ママが吸引器を介してストローを吸うことで、赤ちゃんの鼻水を吸うことができるアイテムです。ママの吸う力によって、吸引力を調節することができます。

逆流しない仕組みになっているので、どんな姿勢でも使うことができるのが嬉しいですね。軽くて持ち運びも便利なので、外出時や旅行時に携帯してもいいですね。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 1,058
*メーカー:丹平製薬
*カラー:透明
*商品重量:41g

商品の特徴
*耳鼻科の先生が考案した鼻すい器。
*[対象] 0ヶ月~

口コミ

・子どもが苦しそうな時に鼻水を吸ってあげると、とってもすっきりした顔になります。値段もお財布に優しく、チューブも洗いやすいので重宝しています。

・吸い込むタイプは子どもの風邪菌をもらうと噂で聞いていましたが、日々のふれあいで風邪をひくのか定かではなかったので、勇気を出して買いました。でも、買ってよかったです!

まとめ

中耳炎は乳幼児がかかりやすい病気なので、悩んでいる方も多いかもしれませんね。特に耳鼻科は混んでいることが多いので、通院するのも大変だと思います。

しかし、放置しておくと慢性化してしまうので、きちんと完治するまで頑張って治療を続けてくださいね。

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