なぜ日本でベビーシッターは「使いづらい」のか?

なぜ日本でベビーシッターは「使いづらい」のか?

Bu facebook
Bu twitter
こんにちは、東京都議会議員のおときた駿です。今回からこちらのサイトで、主に子育てや保育・家族政策に関するコラムを連載させていただくことになりました。職業は政治家、プライベートでは7歳の子どもを持つシングルマザーと昨年末に結婚した1児の父です。公私で培った独特の視点から様々な問題を取り上げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

          2016 02 08 12.18.23
共働き夫婦の味方ベビーシッター。でも使いづらい..
さて、第一回目のテーマは「ベビーシッター」です。共働きで、勤務時間が安定しないご夫婦の強い味方となるベビーシッターですが、なかなか「使いづらい」というのが率直な感想ではないでしょうか。
価格・安全の不安。そして周囲からの目。
まず価格面、とにかく高い!月々数千円~利用できる認可保育所に比べると、えらい違いです。夫婦ともに(妻も地方議員です!)土日や夜の仕事が多い我が家も、インターネットを使って安価でシッターさんを利用していますが、月に5回も使えば軽く数万円単位でお金が飛んでいきます…。 加えて、安全面も心配です。民間資格でベビーシッターに関わるものは存在するものの、保育士と異なり国家資格ではありません。マッチングサイトを通じて依頼した個人シッターとの契約ともなれば、万が一の事故があったときに「自己責任」ということにもなりかねません。 さらには、周囲からの目線も使いづらさを助長します。こうしたシッターを利用していると、世間から「育児を他人に丸投げしている不届き者」「母親(父親)失格!」などの烙印すら押されかねません…。その点、保育所へ預けることは、高齢者層からの批判はまだまだ根強いものの、一定の理解は広がってきていると言えそうです。

日本のベビーシッターには公的支援がない
どうしてこのような状況が生み出されているのでしょうか。端的にズバリ言えば 「ベビーシッターには公的支援(税金)が一切入っていないから」 という点に尽きます。認可保育所や認証保育所がリーズナブルに利用できるのは、多額の補助金・助成金=税金が運営主体に投資されているからです。また保育士免許などの制度運用も、国・行政がコストをかけてしっかりと行われています。一方で個人が主体となるベビーシッターには、こうした国・行政からのサポートはまったくありません…。 良く日本は「施設・ハコモノ」をつくるのが大好きであると批判されますが、それは何も道路や保養所だけではなく、保育所のような福祉施設でも同じような事態になっているのですね… どーして日本はこんな風になってるの? 認可保育所なんて入れないし、もっとシッターを安全で安く使いたい! なんとかしてよ、政治家のセンセイ!! …などの疑問について、次回から順にお答えしていきたいと思います。なにやら自分でハードルを上げてしまった気もしますが、お楽しみに!それでは、また次回。
ーーーーーーーーー ■おときた駿

          2016 02 02 21.32.50
1983年9月21日生まれの32歳。 東京都北区出身。 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、 LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループに新卒採用され、 化粧品ブランド「ゲラン」で営業・マーケティングに従事する。 現在、東京都議会議員一期目。 主な政策として「社会的養護・児童養護」「子育て支援」「聴覚障害を中心とする障がい者支援政策」 「情報公開によるオープンガバメントの促進」に取り組む。
おときた駿ブログ
元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP