妊娠中の下肢静脈瘤とは?

妊娠中の下肢静脈瘤とは?

Bu facebook
Bu twitter

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、足の血管がこぶのように膨らみ、ぼこぼこと浮き出る疾患です。

20代後半より上の年代に多く、女性の場合には妊娠中に初めて症状が出ることが多いのですが、妊婦以外にも長時間立ち仕事をしている方や肥満、高血圧、糖尿病の方に好発します。

他に、遺伝的要因も知られており、家族に静脈瘤のある方は起こりやすいようです。

妊婦さんの20%程が発症するとも言われていて、高齢出産の増加にともない、近年増加傾向にあります。
(監修:医師 小橋美律先生)

下肢静脈瘤の症状

女性の足,妊娠中,下肢静脈瘤,とは 出典:www.skincare-univ.com

下肢静脈瘤の症状は、以下のようなものがあります。

・足がむくむ
・足がだるい
・足の皮膚が黒ずんでみえる
・足に湿疹ができた
・足がかゆい
・足の血管が盛り上がり、ぼこぼこと浮き出ている

下肢静脈瘤は、太い血管が蛇行したように浮き出る「伏在静脈瘤」、やや細い血管が浮き出る「側枝静脈瘤」、細い静脈が皮膚の上から透けて見える「網目状静脈瘤」、毛細血管が放射線状に見える「クモの巣状静脈瘤」の4つに分類されます。

下肢静脈瘤の原因

足の静脈血管内には血液の逆流を防止し重力に逆らって血液を運ぶための「逆流防止弁(静脈弁)」があります。

この弁が、長時間の立ち仕事や妊娠などで血流が悪いとうまく閉じなくなったり正常に機能しなくなり、血液の逆流が起こります。

妊娠すると黄体ホルモンの分泌が増えます。この黄体ホルモンには血管に働きかけて柔らかくする作用があるのですが、同時に「逆流防止弁」の働きもにぶくなってしまいます。

逆流した血液は足の下の方に溜まり、溜まった血液のせいで血管が拡張し、静脈瘤ができてしまうのです。

血液がよどむことで知覚異常が起こりかゆみをともなったり、かくことによって皮膚炎などの肌トラブルも併発します。

さらに症状が進むと、色素沈着を起こしたり、出血したり、難治性潰瘍となることもあります。

下肢静脈瘤の予防方法

簡単にできる下肢静脈瘤んお予防方法としては、足の血行を促進するため、屈伸運動を取り入れたり、就寝時や座る時にクッションなどを使って足を心臓より高くすることが効果的です。

妊婦さんは運動するのが難しい日もあると思いますが、長時間同じ姿勢でいるのを避け、時々は体を動かすようにしましょう。

また、下肢静脈瘤専用のストッキングやタイツが市販されているため、利用してみるのもよいと思います。妊婦用に、腹部がゆるいタイプのものも市販されています。

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP