現代社会に潜む病……4才までに警報!子どもが危ない「高所平気症」ってなに?

現代社会に潜む病……4才までに警報!子どもが危ない「高所平気症」ってなに?

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「高所平気症」って聞いた事ありますか? 「高所恐怖症」とは真逆のようなこの言葉。それならば、高いところが平気で良いのでは?と思いますよね。しかし、この「高所平気症」が、近年問題視されている「子どもの転落事故」の引き金になっているのです。そして、気を付けるべきは4才までに……? 高層階に住居をお持ちの方! あなたの子どもは大丈夫ですか?

「高所平気症」ってなに?
そもそも「高所平気症」とは何でしょう? その言葉通りに「高いところを高いとも思わない」という感覚を指します。ただ単に「高いところが平気」という感覚ではなく、高いところを「高いな、危ないな」と思わない感覚のことなのです。つまり、高いところにいても低いところにいてもその感覚は同じで、階段の1段目から飛び降りるのと100段目から飛び降りるのが、同じ感覚になってしまう。そして「怖い」という感覚ナシで、高所から身を乗り出してしまうことで起こる転落事故が増えているのだそうです。
「高所平気症」は現代の病?
この「高所平気症」を提唱している「こども環境学会」の小田正明先生によると、「高所平気症」の要因は、好奇心旺盛な子どもの行動に合っていないマンション設計が絡んでいるのではないか……との事です。子どもが「高いから危ない」と感じる感覚は、4才までに80%が出来上がってしまうのだそう。この時期に高所に慣れ過ぎてしまうと、「高いところは怖い」という感覚が育ちにくくなってしまいます。階段ではなく高速エレベーターでの移動方法も、あっという間に着いてしまうので「高いところにきた」という感覚をなくしてしまいます。そうした要因が、「高所平気症」を引き起こす可能性が高いとの見解が示されました。
もし、あなたの子どもが「高所平気症」だったら……?
では、そんな「高所平気症」にならないためには。また、治すためにはどうすれば良いのでしょう? それには「外遊び」が1番です! 滑り台やブランコ、ジャングルジムなどごく普通の公園遊びで十分。ただその中で、「高いところから落ちると痛いんだよ」という感覚を教え込むことが大事とのこと。危ないからやらせないのではなく、危ないこともやらせてみて教えていく! そうすれば、どんなに高いところが平気でも「ここから落ちたら痛いんだな」という感覚が身につき、先を見据えて危険な行動はしなくなるのだそうです。そして、この方法は年齢が低い方が効果的とのことです。

発展し続ける現代社会だからこそ起こりうる症状。知っておくことで、子どもを危険から回避できます。変わりゆく時代に合わせて、私たち親が気をつけていくところも変わっていくのかもしれません。その一方で、外で思いっきり走り回って、飛んだり跳ねたりしながら元気に遊ぶ……そんな子どもたちの姿は、いつの時代も変わらないでいて欲しいですね。

 

文:キッズバレイ 渡辺多絵

 

参考:高所平気症の基礎知識

http://www.kousyoheikisyou.net/index.html

暮らしの注意報

http://www.sankei.com/affairs/news/151019/afr1510190001-n2.html

 
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