読書で家族の会話が増える!?小学生が夢中になるおすすめの3冊

読書で家族の会話が増える!?小学生が夢中になるおすすめの3冊

Bu facebook
Bu twitter
読書

親ならだれでも、子供に本を読んでほしいと思いますよね。テレビやスマホ、携帯ゲームなどの娯楽に夢中で、読書をする様子がないお子さんが心配……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 読書には、勉強以外にも人間性を豊かにする効果があります。子供に本を読んでもらうためにどうしたらいいか考えてみましょう。

実は増えている読書量

全国学校図書館協議会が、毎日新聞社と共同で行っている読書状況の調査によると、2014年小学生の読書平均は、1か月11.4冊でした。過去の調査結果と比較すると、10年前の2014年は7.7冊、20年前の2004年は6.7冊となっています。つまり、小学生の読書量は右肩上がりに増えているのです。

その理由として、学校での図書教育が活発になったことがあります。1980年代から、小学校の時間割に「図書の時間」が設けられるようになり、本に触れる機会や本を読む機会が増えました。また2000年に入ると、学校の図書館に専門の先生を置くことが義務付けられ、さまざまな取り組みを通して子供たちに読書の楽しさを伝えてくれています。

「家ではちっとも本を読まない」というお子さまも、学校の図書館で熱心に読んでいる本があるのかもしれませんね。

読書が持つ意外な効果!?

本を読むと頭がよくなる…どうやら読書が持つ効果はそれだけではないようです。小学4年生から中学3年生を対象に行った調査結果をご紹介します。

家族との会話・団らんが増える

自由に使える時間(余暇時間)に何をするかという質問に対し、「家族と会話・団らん」をするという回答をした児童・生徒は、読書量が多い傾向にありました。つまり、本を多く読む子供の方が、家族との時間を楽しく過ごしているということが言えます。

本を多く読むと、語彙が増え、論理力も養われます。また、自分の思いを言葉で表現することもたやすくなっていきます。大人と対等に会話し、それを楽しむことができるようになるのでしょう。

探究・好奇心が旺盛に

「今熱中していること」を複数個あげてもらったところ、熱中していることが「ない」と答えた児童・生徒の平均読書冊数は1か月2冊程度でした。読書量が増えるにつれて熱中していることの数が増え、「熱中していることが4~5個」ある子供は1か月平均5冊の本を読んでいました。

本を読むことで、普段の生活では起こりえないことを疑似体験したり、不可能に思えることを可能にするプロセスを身に付けることができます。読書によって世界が広がり、子供の可能性も豊かになるのですね。

子供を本好きにする効果的な方法とは!?

「どんなに本を薦めてもちっとも読んでくれない」「何としても読書を習慣づけたい」、そんな時に親ができることは何でしょう。

親が読書する姿を見せる

保護者の読書量と子供の読書量には明らかな相関関係があり、親が本をよく読む家庭では、子供も本をよく読む傾向が見られました。本を全く読まない親の子供と、1か月に6冊以上読む親の子供との読書量では、実に3倍以上の差がありました。

「本を読みなさい」とガミガミ言うよりも、まず親が本を読む習慣を持ち「読書は楽しい」ということを身を持って伝えることの方が有効なのですね。

「好きな本」との出会い

成人に対して「好きな本や忘れられない本があるか」と質問したところ、読書量の多い人ほど「ある」と回答しました。夢中になれる本に出会うことができれば、それをきっかけに読書の習慣が身に付くと言えます。

そこで、小学生におすすめしたい、人気の本を3冊ご紹介しましょう。

「かいけつゾロリ」シリーズ

「朝の読書」で読まれている本の人気調査をしたところ、平成25年度・26年度の2年連続で第1位に輝いたのが「かいけつゾロリ」シリーズ。いたずら好きなキツネ「ゾロリ」と弟子である双子のイノシシ「イシシ」と「ノシシ」が繰り広げる、人情味あふれる冒険劇で、どんなに本が嫌いな子供もこれだけは読むと言われるほど人気があります。

マンガ風の吹き出しが混じった独特のスタイルや、思わずページをめくりたくなる仕掛け(「心臓の弱い方は次のページを飛ばしてください」など)、登場人物が読者に話しかけてきたり、ダジャレが頻繁に出てきたり…と、小学生が喜ぶ要素がたくさん。さらに、作中に迷路やクイズが含まれることもあって子供を飽きさせません。

作者の原ゆたか先生には、本が嫌いな子供だった時期があるそうです。そんな作者だからこそわかる、真に子供にとって娯楽となる本が「かいけつゾロリ」シリーズなのでしょう。

「マジックツリーハウス」シリーズ

全世界で9,800万部、日本でも累計350万部を突破した人気シリーズ。アメリカ・ペンシルバニア州に住む8歳の少年「ジャック」と、7歳の少女「アニー」が繰り広げるファンタジー作品です。時代を超えてタイムスリップするので、物語を楽しみながら歴史や地理の知識を身に付けられるのも特徴。全ての漢字に読みがながついており、低年齢からでも楽しめます。謎解きの要素もあり、子供から大人まで楽しめるので、家族で一緒に読むのもいいですね。

「おばけのアッチ」シリーズ

かわいらしいおばけの「アッチ」「コッチ」「ソッチ」が活躍する角野栄子先生のシリーズは、「子供の頃に読んだことがある」という方も多いのではないでしょうか。子供が大好きな「おばけ」を題材としているのもポイントです。やさしい語り口とほのぼのした内容は、絵本の延長で読むことができるので、初めての読書にぴったりではないでしょうか。

読書の習慣は、子供の人生を豊かにします。押しつけではなく、自然に興味を持てるように働きかけてあげたいですね。

参考/ NTTコムリサーチ「日本人の読書離れは進んでいるのか」 Book Flavir「本当は若者が一番読書をしている?活字離れの実態」 杉浦綾佳(2009)「現代社会における読書~読書離れからみるこれからの読書~」

関連コラム

メリットがたくさん!子供にさせたい習い事3選
子供の感性を育てる!おすすめの絵本・児童書ランキング
もはや3次元は当たり前?すごい絵本がぞくぞく登場中!
子供に薦めたい私大ランキング

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP