「子供のため」が逆効果に!先回り行動をやめて子供の力を伸ばそう

「子供のため」が逆効果に!先回り行動をやめて子供の力を伸ばそう

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子供のため NG

おもちゃを本来の使い方とはまったく違うやり方で使って遊んでいたり、ティッシュやチラシなどおもちゃではないものを時に散らかしたりして遊んだり……。子供って、不思議な行動をしていることがありますよね。

そんな時に親は、「違うよ、このおもちゃはこうやって使うの」「そんなことしたらダメ」とつい否定したり、良かれと思ってアドバイスをしたりしがちです。

また、子供の朝の支度がいつも遅いからとあらかじめパパ・ママが用意をしておくなど、子供のためにいろいろと手を回すことも多いのではないでしょうか。

でも、実はこういった『先回り行動』や『アドバイス』が、子供の個性や創造性、考える力の成長を妨げているかもしれないんです!

先回り行動がダメな理由とは

子供のためにいろいろと準備をしてあげる、困っているとき子供の代わりに間に入ってコミュニケーションをとる、子供が何かをしようとしても失敗されると困るので代わりにやってしまう……。

たとえば、出掛ける準備・公園で遊びの仲間に入るとき・外食先での片付けなど、日常の多くの場面で親は子供の代わりに何かをしたり、先回りをしたりしているものです。

子供がまだまだ幼いときには、お手本を見せてあげる意味でもそういったことは決して悪くはありません。しかし、子供が成長し、ある程度のことを自分でできるようになっても続けていると、どうなるでしょうか。

「自分でやらなくてもパパ・ママがやってくれる」と人任せになって自分で考えることを放棄したり、上手なコミュニケーションの取り方がわからなかったり、「やりたい」と言ってもやらせてもらえないのでやる気を失ったり……。自主性や社会性、表現力、自立心など、さまざまな面で悪影響があることがお分かりになるかと思います。

成長の原動力は『やる気』

やる気、モチベーションを出すためには『ドーパミン』が大切。ドーパミンは楽しさや幸せなどプラスの感情と深くかかわりがあり、分泌されると脳の働きがアップして学習や仕事の能率が向上するなどの効果があると言われています。

幼児期はこのドーパミンが分泌されやすい時期。しかし、『やりたくないこと』『つまらないこと』をしていてもドーパミンは出ません。子供自身が興味を持って取り組んだり、何か目標を設定してそれに向かって進んだりしているときにドーパミンは多く分泌されます。

たとえば、子供がおもちゃを本来とは違う使い方で遊んでいても、それで子供本人が「楽しい!」と思っていればいいのです。良かれと思って「そうじゃない、こうだよ」とやり方を変えさせてしまうと、子供はやる気を失ってしまうことがあります。

子供の「やってみたい!」を尊重して、親は近くで見守るくらいに留めておくと、失敗したときにはその失敗から学べ、上手くいったときにはさらにドーパミンが出てさらなるチャレンジへの意欲が生まれますよ。

子供を見守る大切さ

ルールや大人の想定には縛られず自由に考え、いろいろなことに挑戦しては失敗から学び、成功で自信を得て、子供たちはぐんぐん成長していきます。先回りや口出しをしたくなることもあるでしょうが、グッと我慢。親をはじめ、周囲の大人が子供のやり方や「やりたい!」という気持ちを受け止めてあげることで、子供の可能性は広く大きく伸びていくでしょう。

もちろん、どうしても子供だけでは上手くいかない場合などには、アドバイスやお手伝いも必要です。しかし、大けがの危険があることや絶対にやってはいけないことなどを除いては「まずは子供なりのやり方を認め見守る」「子供が助けを求めてきた時だけ手伝う」など、とことん受け身になって見守るくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

参照/ 【親子のコミュニケーション術Vol.7】先回りしないで「子どもの問題」と見守る 柳沢幸雄(2014)『ほめ力』(主婦と生活社) Photo/Mateus Lunardi Dutra

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