保育園流避難訓練に学ぶ!もしもの時に子どもを守る方法

保育園流避難訓練に学ぶ!もしもの時に子どもを守る方法

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私たちの生活を脅かすものの中で、特に気をつけたいのが自然災害ですね。自然の中で育まれていることは分かっていますが、やはり災害はあって欲しくありません。ただ、そう願っているだけでは「もしも」の時に、自分の命や大切な家族の命を守ることはできないのが現実です。

今回は、保育園で行っている避難訓練などを参考にしながら、もしもの災害の時の対処法や、もしもに備えた災害用キットなどについて詳しく説明していきたいと思います。

備えあれば憂いなし!とは言い切りませんが、憂いない為に備えは必要だと思うので、しっかりチェックしてくださいね。

地震、火災、不審者…もしもに備えたチェックをしよう

避難場所や避難経路、災害用キットの準備は万全?

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地震などの自然災害や火災などは私たちの都合とは全く関係なく突然やってくるもので、なんでだか「私は大丈夫だろう・・・」なんて気持ちがあったりします。

あまりにも大きすぎることで、TVなどで「大変なことが起きている」とは思えても、実際にその大変なことが目の前で起こることは想像するのが難しいものです。

想像が難しいということは備えができません。何が起こりうるのか想像ができない状態なのですから、それに対処する方法なんて分からないですよね。

でも、そのままでは本当に自分の身に何か起きた時に困ってしまいます。過去から学び、専門家による情報に目を通してみましょう。

・非常用持ち出しバッグの内容の例(人数分用意しましょう)
・飲料水
・食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん
・マスク
・軍手
・懐中電灯
・衣類
・下着
・毛布、タオル
・携帯ラジオ、予備電池
・携帯電話の充電器
・使い捨てカイロ
・ウェットティッシュ
・洗面用具
・携帯トイレ
※乳児のいるご家庭は、ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなども用意しておきましょう。
出典:http://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

例として『首相官邸 災害に対するご家庭での備え』をご紹介しました。想像することが難しいもしもの時に注意したい知恵や工夫が書かれているので、ぜひ1度や2度ではなく、何度も目を通して欲しいなと思います。

地震の際に最も被害を及ぼす家具による事故に対する対処法を始めとして、災害の時の為に用意しておきたいもの、安否確認の方法や避難場所の調べ方が載っています。

こうした情報を、家庭の中でしっかりと理解をしておくことが大切です。パパママのもしもの備えで子ども達の命を守ることができるようにしましょうね。

保育園流避難訓練の種類

火事に地震だけでなく、不審者にも注意が必要!

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保育園(保育施設)では月に1回以上、避難訓練を行うことが義務付けられています。その内容は「火災」、「地震」などに始まり「不審者が侵入した場合」など様々です。

保育園で行う避難訓練の目的は、子ども達がとっさの時に避難ができるようにするというよりも、保育者がもしもの時に迅速に適切な対処をして、預かるたくさんの命と自分達の安全を確保できるようにする。という意図が大きいと考えています。

以下でそれぞれの対処や子どもへの配慮を紹介します。

<火災の時>

火災で怖いのは火の手もそうですが、火事によって発生した煙を吸引してしまうことが危険であるとされています。

煙には一酸化炭素が含まれていることがあり、一酸化炭素は体内のヘモグロビンと結合しやすく、酸素が身体に行き渡らなくなります。すると意識を消失し、火の手に飲まれ命を落とすことなども考えられます。

その為、火災が発生したら、まずは火災現場から遠くへ離れることを優先します。避難する時にハンカチやタオルで口を覆うのは、煙の吸引を出来るだけ避けることと、もう一つの理由があります。

火災によって空気が熱せられて、呼吸によって高温の空気を吸い込むことで肺が火傷をしてしまうのを防ぐのです。

自宅で行うのであれば、自分でなんとかしようとせずにとにかく逃げることを優先しましょう。口元をハンカチやタオルで覆いますが、この時ハンカチやタオルを濡らすとより効果的です。

<地震の時>

地震の時には揺れている時には落下物などから身を守れるように、机やテーブルの下に身体を隠します。余裕がある場合には避難経路を確保する為に扉を開けておきます。

地震によって家屋に加わる力によって家そのものが変形して、扉が開かない密室になってしまう状況を防ぐ為です。

また、料理などをしている最中であれば火を必ず消します。可能であればガスも閉めることができるとなお良いでしょう。

子どもが小さいと、地震が起きてもすぐに机の下にもぐるといったとっさの行動ができずに立ち尽くしていて、大人だけが机の下にもぐっていたという体験談を聞いたことがあります。地震が起こると大人でもパニックになりますが、お子さんの安全の確保も忘れずに。

<不審者が現れた時>

保育園では予め不審者が現れた時に、先生達に知らせる合言葉が決まっています。あくまで例ですが「〇〇先生、職員室まで来てください」とその職場には居ない名前の先生を呼んだり、「園庭にウサギさんが遊びに来ました」など、動物の名前なども使われていることがあります。

どちらも、園内放送をするような事柄では文章そのままだと本来ないことを放送する、その違和感と合言葉の周知によって「不審者が来た」と先生達に伝わるようになっています。

保育園は、基本的には入園証や保護者証がなければ門より中に入ることはできません。門を無理やりに抜けたとしても、玄関には鍵がかかっていますし、ほとんどの園で職員室から玄関が見えるようになっています。

それでも不審者が入ってきた場合には、職員室にいる複数人の先生が分担して対応します。不審者の話を聞き、時間をつないだり説得する先生、緊急放送をする先生、警察に連絡する先生などです。そして保育室にいる先生が子どもの避難・誘導をする様になっています。

凶器を持った不審者が現れることも念頭に置き、地域の警察署が定期的に不審者対策の講義を行っています。筆者も3年目の時に、サスマタを用いた不審者対策の実技講習を受けました。

こうした備えをして保育園では子ども達を、もしもの時から守ることができるように意識しています。

ご自宅に不審者が侵入することはあまりないかもしれませんが、公園でスーパーで、子どもを狙った犯罪は跡を絶ちません。

子どもが小さいからといって、屋外で服を脱がせたりしない、大人の目の届くところで遊ばせるなど日頃から注意し、念のため防犯ブザーを持ったり、すぐに警察に通報できるような体制を整えたりしましょう。

おうちでだって避難訓練

お子さんだけでなくパパママも、もしもの時に動けるように

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災害や人災というのは、どことなく現実味がないですが、想像が難しいからと備えを怠ってしまうと、実際に何かが起きた時に動くことができません。そこで、筆者がおすすめしたいのは「おうち避難訓練」です。

<おうち避難訓練の手順>
・パパママが協力して「火災が起きた時」、「地震が起きた時」にどうしたら良いかを話し合う
・話し合った内容を実際に行う日程を決める(事前にお子さんにも伝える場合と、伝えない場合とを設けても良いでしょう)
・実際に避難訓練を行う
・パパママで避難訓練の反省をする


避難訓練で大切なのは備えと、行動に慣れる事にあります。事前の話し合いでは色々な状況を考えてみてください。

「火事が起きた場所、時間は?」、「消化器で対処できるか否か」、「地震の震度は?」、「家具が倒れたら?」、「ガラスが割れて飛散していたら?」、様々な状況に対処できるように想像力を働かせましょう。そして、備えます。

避難行動に慣れるには何度も行うことと、訓練後の反省会が大切です。「あの場所から逃げると子どもにとっては階段が高すぎる」、「逃げた先に知らなかったガラス張りのビルがあった」など、実際に動いて見なければ分からない状況があります。

それを生かすことで、もしもの時のリスクがぐんと下がるのです。いつもと違うパパママの姿に子ども達は驚くかもしれません。

「今日のおうち避難訓練は、家族みんなが地震の時に無事でいられる様にしたんだよ」と安心できる言葉をかけましょう。

大切なキーワード「お・か・し・も」

避難の時のお約束「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」

「おかしも」はかじのおやくそく (もしもにそなえる防災かみしばい),避難,訓練, 出典:www.amazon.co.jp

保育園でも実践している避難の時のお約束「お・か・し・も」ってご存じですか?

「お」…おさない
「か」…かけない(走らない)
「し」…しゃべらない
「も」…もどらない

シンプルな言葉なので、子どもも覚えやすく、保育園などでは絵本や紙芝居などで読み聞かせをすることによって子どもたちに伝えています。自宅で避難訓練をする際にもぜひ役立ててみてくださいね。

この商品の基本情報

商品情報
*参考価格:¥ 2,052
*メーカー:童心社
*著作者:礒 みゆき
*ページ数:12

まとめ

今回は自然災害や人災(不審者)が起きた時の対処法や備えについて、首相官邸のホームページや保育園での経験を参考に、紹介をしていきました。

もしもの時に、少しでも迅速に、少しでも落ち着いて行動する為にもご自宅でできることが必ずあります。日頃からの意識を高めるようにしていきましょう。

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