働くママを悩ませる「保育園症候群」とは?

働くママを悩ませる「保育園症候群」とは?

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仕事に復帰したママの皆さん、きちんと仕事に行けていますか?入園以来、病気続きで想像以上に大変!というご家庭も多いかもしれませんね。我が家の二人の子どもたちも「女の子は丈夫」とか「第二子はあまり病気をもらってこないよ~」なんていう周囲のママたちの証言をよそに、しっかり二人とも年間30日ぐらい保育園をお休みしました。特に我が家は激戦区に住んでいることもあり、二人とも0歳児クラスからの入園だったこともお休みが増えた理由でしょう。保育園1年目は小児科や耳鼻科に毎週のように通っていました。そんなある日、「うちの子、ちょっと弱くて…」なんて小児科の先生にボヤいたところ、「これね、保育園症候群だから。しょうがないね!」と言われたのです。なんだ、それ?

■感染症は流行っていないのに…
小児科の先生によれば、「保育園症候群」とは集団生活、特に0-1歳の低年齢児が保育園に入園した後にしょっちゅう鼻水を垂らしたり、熱を出したりいわゆる「風邪」の症状になることを言うそうです。それは集団生活の中でどうしても原因となるウイルス(強いものもあれば、弱いものもある)をもらってきてしまうので、それに対する防衛反応とのことでした。だいたいは2歳ごろには治まっていくそうです。
そういえば、我が子も保育園1年目は園で何か流行ったりしている訳でもないのに、原因不明の熱が出て、検査しても何も出てこないことがしょっちゅうでした。しかし、2歳児クラスの頃になると出勤前に「ま、まさか熱ないわよね…?」なんていう心配はほとんどなくなり、「園内で手足口病が流行!」という時期にだけお休みするぐらいに落ち着きました。「保育園症候群」の特徴はまさにこの「感染症流行期ではない」のにずっと鼻水が出ていたり、保育園をしばらく休むと症状が改善するといったことが特徴のようです。
■母としてどう乗り越える?

「まさに我が家だ!」と思ったママも多いかもしれませんね。「保育園症候群もいつかは治まる」と分かっていても、鼻水を垂らしてばかりの我が子を見るとつらい気持ちになりますよね。いくら小児科の先生に「今はしかたない」と言われても、働く気持ちが揺らいだり罪悪感を持ったりしてしまうのがママなのかもしれません。私自身も病児保育を利用したり、もちろん休みを取ったりしながらどうにか乗り越えてきましたが、やはりつらそうな子どもを見て「そこまでしてする仕事なのか…」と思い悩みました。
そんなときに心の支えになったのは、職場や保育園の先輩ママたちの言葉でした。「いつかは治まる」という言葉よりも実際に経験したママたちから「3歳クラスは皆勤だったよ」とか「熱が出ても1日で下がるようになった」といったエピソードと目の前にいる立派なお兄ちゃんお姉ちゃんの子たちは、何より私の支えとなりました。同時に職場の先輩ママであれば「今だけだから、フォローするよ!来年はよろしくね」という励ましもいただき、涙の出る思いでした。そして、その予言が現実となった今、また新たに職場復帰したママに同じような声かけをできるようになりました。
■保育園症候群を軽くするために

基本的には避けようのない保育園症候群ですが、我が家が第二子のときに少しでも軽減するために気を付けていたことをご紹介します。
まずは、土日など仕事や保育園がお休みの日はしっかり休むこと。春から夏にかけての行楽シーズンはどうしてもおでかけしたくなりますが、少なくとも土日どちらかは休息の日として、お昼寝もしっかり自宅でするように心がけました。生活リズムも第一子のとき以上に気を付けているかもしれません。
2つ目は職場や周囲の理解を得ること。保育園症候群は期間限定のもの。私の場合は先輩ママがいて言わずもがなでしたが、働くママに理解のない職場こそ「こんなに休むのは今年だけなんです、来年はきっとお休みは減ります」ということを強調しておくといいと思います。我が家ではパパも子どもの体調不良でお休みしますが、職場の上司から「最近、子どもの休みが減ったな。成長したね」と言われたそうです。やっぱりパパや祖父母の手を借りて少しでもママの休みを減らせると気持ちも楽ですよね。
3つめはよく言われますが、早期の受診です。我が家には電動の鼻水吸い機もありますが、鼻水が3日ぐらい続いたら耳鼻科にかかっています。これは、中耳炎を予防するため。保育園症候群は中耳炎や副鼻腔炎などになりやすいのも特徴だそう。鼓膜が曇っているぐらいの段階で受診することで、つらい痛みや発熱に進行するのを防いでいます。
また、私の勤務時間を延ばすような時にはちょっとお金をかけてでも、ファミリーサポートさんを使って早めのお迎えを頼み、子どもの負担を減らす工夫も効果的でした。
■「今」を乗り越えた先に
働くママを苦しめる「保育園症候群」。ちなみに我が子は当時のことをちっとも覚えていないそうで(そりゃそうだ)。私としては「あんなに大変だったのに!」となんだか今では笑い話のようになっています。そんな娘も今では毎日「お仕事がんばってね」と送り出してくれています。保育園症候群になるのは、お話しもできない小さな頃。もちろん仕事を辞めるという選択肢もあっていいと思いますが、もし悩んでいるようなら保育園の先輩ママたちに乗り越え方を聞いてみてもいいかもしれません。私もいつか娘が働きだしたら、当時の想いを再び娘に話してみたいと思います。

ライター・犬山柴子
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