布おむつのメリットはデメリット~【実録】布おむつ育児してみました~

布おむつのメリットはデメリット~【実録】布おむつ育児してみました~

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初めてのお子さんを妊娠した時、布おむつを検討した方いらしゃいますか?

また、これから赤ちゃんを迎えるにあたって「布おむつって実際どう?」と考えていている方いらっしゃいますか?

現在紙おむつで育児をされているアナタ、大正解です!

これから布おむつで育児しようとされているアナタ、覚悟はいいですか?!
■布おむつのメリット=デメリット?
私は現在布おむつで子育て真っ最中です。上の子(3歳)の昼間のオムツが外れているので、今は下の子(6か月)のみですが。

布おむつで育児しているというと妙に育児熱心なお母さんに感じてしまいがちですが、私の場合上の子を布おむつでオムツ外れまでしてしまったので、止め時がわからずズルズルと続けているというのが正直なところです。

そもそも第一子を布おむつにすることにしたきっかけが、何かというと「私は3人の子どもを育てた」が口癖の実母に対抗してでした。(時代背景も違うのに)

母の時代(昭和50年代前後)は布おむつもまだまだ値段が高く質も悪かったようですが、私と同じくケチな母は当然の如く布おむつで私たち兄弟を育てたそうです。

一方同世代の主人のお母様は「便利なもんは使ことかな」という考えの持ち主で、現在の私と同様”お出かけと寝る前だけ紙おむつ派”だったそうです。その為私が布おむつでやると宣言した時主人のお母様からは「何でわざわざそんな面倒くさいことすんの?」と眉をひそめられてしまいました。

でもね、妊娠に浮かれて買い漁った育児書やネットでの情報によると布おむつのメリットはたくさんあるのです。

 1・コストが安い

 2・オムツ外れが早い

 3・親子のコミュニケーションが図れる

 4・何より赤ちゃんが気持ちいい

他にも買い物の手間が省ける、紙オムツの場所を取らない、風にたなびく洗濯したオムツを見て充実感を得られる等など、面倒くさい以外のデメリットは無いように思ったのです。

さあ、実際初めての子どもが生まれて布おむつ育児を始めて、そのメリット達がことごとくデメリットだったと知るのです。義母さん…あなたのアドバイスを聞いておけばよかったです…。

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■もちろん赤ちゃんによりけりですが
唯一のデメリットと思われた”面倒くさい”は”激・面倒くさい”でした。

産後の白昼夢に襲われるほどの睡眠不足の中、生まれた我が子に授乳中、ほぼ100%の確率でエアコンの運転音に混じってその音は聞こえました。「ぷり…ぷりぷりぷり…」おっぱいを飲みながらのうんちです。まどろみの中おっぱいから引きはがされた我が子が泣く中オムツ替え。おっぱい終了、うんちの続き再開。またオムツ替え。汚れたオムツとの予洗いの為洗面所に向かって帰ってきてまたうんち。洗面所へ逆戻り。1日、一体何回おむつを替えればいいのか…。洗面所で延々黄色いうんちのシミと格闘・鬼気迫る妻の姿(主人談)。この当時の育児日記には寝不足でミミズがのたうち回ったような字の「うんち」という文字が10数回(1日)記載されています。

しかもおむつの当て方が悪いのかおむつカバーの種類が合わないのかうんちの量が多いのか、これもやはり100%の確率でおむつカバーも着ていた服にもうんちアウトです。そして、慣れない&寝れない状況でのオムツ替えゆえに場合によっては布団のシーツにもうんちアウト。6セットずつ用意したベビー服もおむつカバーも、まとめて洗濯して乾くまでが間に合わず毎度手洗いという洗礼でした。よって、期間が短い新生児期のおむつカバーとベビー服や下着を買い足す羽目に。その後も我が子に合う布おむつカバーを探して色んなオムツカバーを試したり動き回るようになると履かせるタイプのおむつカバーにする為成型オムツ(乾きにくい)にしたり、もはや布おむつ難民です。
そうなると、

【メリットその1】

コストが安い……。



疑問です。もちろん赤ちゃんとママによりけりですが。
 
■幼児期・最大の難関、オムツ外れ
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私の中での「幼児期・気合い入れすぎると途中で心が折れるイベント」のナンバー1・2を争うと考えるのが、離乳食とオムツ外れです。

上の子の離乳食・幼児食では「大人になっても好き嫌いがなるべくないように」「添加物や味の濃いものを摂りすぎて将来病気で困らないように」などと気合いを入れすぎた結果心が折れ、最近上の子と入れ替わりで始めた下の子の離乳食では適当オーラ満載です。「めっちゃ粒残ってるけど食べるやろか~?あ、やっぱ食べへんか。ま、いいやまた明日~。」

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神様からの授かった大切な命やからと大事に大事に抱っこして涙していた上の子の時とは違い、泣いてもすぐに抱っこしてもらえない下の子。「いや~ん、かわいいなあ、めっちゃ泣いてるわ~、洗いもん終わったらいくしな~。」テキトー。一見かわいそうですが、これぐらいのほうが母親にもストレスなく、下の子は下の子でたくましく(今のところ)育っているので良いのかなぁと思っています。(もちろん上の子も下の子も神様から授かった大事な命と思っていますよ。今でも。)

オムツ外れも上の子は気合い入れまくりでした。「この子らは1歳半でおむつはずれたんやでぇ」との主人のお母様の言葉に勝手にプレッシャーを感じて、上の子1歳半の時かかりつけの小児科の先生に相談。
「うちの子、おしっこの間隔がまだ30分ほどしか空かないんです。」
先生爆笑です。
「オムツ外れなんて2歳になってから考えな。2歳くらいになったら体の機能も整い始めるから。」
そうよね、そうよね、まだ体の機能も整ってないし、私布おむつで頑張ってるからオムツ外れも早いはず。

はい、その甘えが良くなかったのでしょうか?それとも布おむつそのものがいけなかったのでしょうか?娘はその後1年たってもおしっこの間隔は30分から45分に変わったものの、相変わらずオムツは外れず、むしろイヤイヤ期突入のせいもあってか、オムツを外せば下半身フルオープンで家中を走り回り、オムツをつけたらうんちやおしっこがたわわに実っていてもむしろ気持ちよさそうに床に座って遊んでいます。

1歳半からトイレちゃん(某通信講座の付録についてきたトイレトレ用のキャラクター)会いたさにトイレでおしっこをして手まで洗うことはしていたのに、あまりのおしっこの回数の多さにオムツですることに慣れてしまったのようにも思えました。

そうこうしているうちに下の子出産の為に上の子は保育園へ通うようになりました。赤ちゃん返りも予想され、しばらくトイレトレはお休みしよかなと考えていたところ、「夏だし、オムツやめてお姉さんパンツにしてみたら?」保育園の先生にすすめられました。えー、そんな無茶な。パンツ何枚用意しなあかんねん。ところが、お姉さんパンツにして数日、あっさり外れました。おしっこの間隔も、あっという間に2~3時間空くようになりました。

紙オムツならパッとオムツを開けて少量しか濡れていない場合、「見なかったことにしてしまえ」と再び閉じることも可能ですが(?)布おむつで同じことをすれば大惨事。臭気は漂いおまたは真っ赤です。また皮膚科の先生のお世話になります。それこそオムツ替えの合間に家事をするような間隔でオムツを交換する私を見て「あの人~、すぐオムツ替えてくれるから~、いつでもおしっこできるね~ん。」2歳半の子どもがそれくらい思っていたとしか思えない程のあっさりオムツ外れでした。今まで何千回、何万回と替えてきた布おむつの努力は果たして意味はあったのか?
【メリットその2】

布おむつは濡れた感覚がわかりやすいからオムツ外れが早い



濡れた感覚はわかりやすいだろうが、オムツ外れが早いかどうかは検証不可能。結局は親と子のオムツ外れに対する意識の問題。
■布おむつで親子のコミュニケーション?
最近の紙オムツは優秀です。蒸れないモレない。昔に比べて値段が安い。絵柄が可愛くてテンション上がる。それなのに私が上の子を妊娠中、布おむつで育てると宣言した時周りからは不評でした。そんな余計な手間増やさんでも…。最近の紙オムツなら...。「私は布おむつで3人育てた」と豪語する実母でさえ難色を示しました。一度決めたら自分の考えを曲げるのが苦手な私。どうしたものかと下を向く私に、母が言いました。
「子育てできる期間は短いよ。だから後悔のないようにね。」
私のすることに逐一反対しては衝突していた母からの意外なアドバイスに、布おむつ育児を始める勇気をもらいました。…と言ってもそんな大袈裟にいうほどのことでもなく、布おむつ育児とは言っても長時間の外出や夜間は紙おむつを使っていたので、正確には紙おむつ布おむつ兼用育児です。

布おむつ育児を決めた最大の理由は「親子のコミュニケーションが図れる」ということでした。妊娠が発覚して赤ちゃんと何をするのかといざ想像したら、授乳とオムツ替え以外何も想像できず、どうやって遊んであげたらいいのか全くわからなかったのです。
■オムツ替える暇があったら抱っこしてくれ!
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紙おむつと違い布おむつはおしっこやうんちのたびに交換する必要があります。もちろん紙おむつでもその都度替えることが理想ではありますが、多少のおしっこなら蒸れないモレない。最近では”最長10時間吸収”なるものまであります。(10時間つけっぱなしでもよいというわけではありません。)それに対して布おむつはつけっぱなしにしておけばオムツの中で雑菌が繁殖してしまい、赤ちゃんのお尻はかぶれ、匂いも悲惨なことになります。
赤ちゃんのおしっこの量や回数はその日に飲んだ水分の量やかいた汗の量によっても大きく左右されますが、新生児では20回/1日くらい、以後徐々に減少し2歳ころには6回/1日くらいになるそうです。

花王メリーズ 赤ちゃんとママのための情報 より)
オムツ替えをするたびに布おむつにうんちをしているような状態の我が家の上の子の場合、そのたびに汚れた布おむつ、おむつカバー、場合によっては下着やベビー服シーツまで洗いに洗面所に立つ必要がありました。首も座らないのに縦抱っこをしていないと泣き止まなかった上の子は、オムツ替えの為に床に降ろすとそれまでのまどろみから目覚め世にいう背中スイッチ発動です。あかちゃんの泣き声に慣れていない新米母にはかなりのストレスです。絶叫のような鳴き声が、オムツについたうんちと格闘する私が立つ洗面所にも響いていました。慣れない新生児のお世話でフラフラする頭で考えました。オムツ洗う暇があったら抱っこしてあげたほうがええのと違うか。

オムツ替え以外の時間の9割は私の抱っこで過ごしたといっても過言ではない最初の3か月を過ぎ、首が座ったかと思われた矢先の突然の寝返り「わたし、動けちゃいますけど」宣言。

あっという間に6畳一間の畳の上を制覇します。

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あれあれ?床にゴロンした赤ちゃんとのオムツ替えコミュニケーションは?
「はーい、オムツ替えましょうね~。」

きゃっきゃと笑う赤ちゃん、

「あら、いっぱいおしっこでましたね~、気持ちよかったですね~。」

ほっぺスリスリ。
そんな状況は現場ではまずないことを知った新米母。縦横無尽に動き回る赤子を追いかけまわし、

「わたしの動きをとめるな~!」と泣く赤子を押さえつけてのオムツ替えが現実。このころの私はいかにご機嫌に我が子のオムツ替えをさせえるかだけが日々のテーマ。ある意味コミュニケーションは図れているのか。でも、想像してたんとなんか違う。

立って歩き始め、イヤイヤ言うようになり、お出かけするにもオムツ替えの替えバトルの頻度が多すぎてなかなか出かけられない。2歳を過ぎてもおしっこの間隔が短かった上の子は、朝起きてから午前のお散歩までの間に4・5回はオムツ替えをしていました。(そのうちうんちも1回。大人と同じようなものを食べるようになった幼児のうんちはそれはそれはもう…印象的な匂いです。)

出かけても時間が短い。ふと思う。
「もう、いっそ紙おむつにしてこのバトルの時間を減らしたら、もっと長い時間公園へ行ったり散歩したりできるんと違うか。」
気づくのが遅すぎです。

もう少しの我慢や。そうこうしているうちに昼間のオムツが外れるようになるのですが。
【メリットその3】

親子のコミュニケーションが図れる



× コミュニケーションが図れる…

〇 コミュニケーションを図らざるを得ない…

布おむつでなくてもコミュニケーションは図れます。
■赤ちゃんにとってオムツは不快なものには違いない
大人でも、おまたに濡れたものをぶら下げているのは不快です。汚れた生理用ナプキンがなかなか替えられない不快さは、女性なら誰しもわかるでしょう。それがお尻全体となれば推し量るべし、です。

ある日布おむつ育児に疲れ切った私が公園で顔見知りのママに愚痴をこぼしていたところ、とても優しく慰めてくれました。子どものオムツは紙だけど、子どもを産むまでは自分の生理用ナプキンは布を使ってたというそのママは、
「わかるわ~。すごく面倒くさいんだけど、一度布に慣れると紙には戻れないんだよね。」
私ははっと気づくのです。産後悪露がなかなか治まらず1か月以上生理用ナプキンをつけ続けた時。日が経つにつれ おまた がなんともしんどくなってくるのです。なんぼ最近の生理用ナプキンが優秀とはいえ、1か月もつけることが前提ではないこともあるのでしょうが、もうどうにも不快でたまらなかったことを思い出したのです。そんなこともあり下の子は6か月になる今現在までは布おむつ続行中です。

とはいえ濡れた布おむつが研究しつくされた紙おむつよりも不快度数が高いのは間違いありません。
【メリットその4】

何より赤ちゃんが気持ちいい。



頻繁に替えられた場合のみ。濡れた布おむつは不快度数マックスです。
新生児の頻回オムツ替え、動きはじめ、歩き始め、イヤイヤ期、いくらでも止め時があったのにも関わらず(実際それらの機会に布おむつを止めるママが多いのも事実)私が布おむつ育児を続行したのには、私が頑固だというのもありますが、デメリットも踏まえつつ私にとってはメリットも大きかったからだと思っています。

月に何度もかさばる紙おむつを買いに出かけることやネット宅配の紙おむつの受け取りの為に宅配業者さんを待つ時間を拘束されるより、自分の好きな時間に洗濯して干せばいい布おむつ。晴れた日に風にたなびく布おむつは何とも言えず爽快なのも事実です。(雨の日の部屋干しの布おむつはどうしようもなく不快ですが。)

子どもに何とかして気持ち良くオムツ替えをしてもらう為に、児童館や子育てイベントに出かけ倒して手遊びや歌を覚えたこと。そこで色んなママ友や地域の方に、育児で行き詰った気持ちをほぐしてもらったこと。子どもができる前は人見知りの超インドア派で、仕事がなくて食料も家にあるならば永遠に家にこもっていたかった妊娠前の私とは大違いです。

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少しづつ面倒な布おむつにも慣れてきて、幸い(?)下の子は便秘がちで1週間に2回ほどしかうんちをしないので(それはそれで問題。でも本人の機嫌が良いので特に気にしてはいないけど)うんちまみれのベビー服やシーツに悩まされることも少ないこともあり、上の子の赤ちゃん返りの相手をしつつも気楽に布おむつで育児しています。

下の子誕生と上の子のオムツ外れの時期がすっこしかぶってしまったので、我が家には100枚以上もの布おむつがストックされていてかさばるのが問題といえば問題なのですが、どれだけ替えても残り枚数を気にすることもなく、下の子の大量のうんちも布おむつでガンガン拭くので、ウエットティッシュでちまちま拭いているうちに「わー!うんち手についたー!」などと叫ぶ心配も無く。

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育児をするうえで何かを迷ったらいつでも私は冒頭の母の言葉を思い出します。
「子育てできる期間は短いよ。だから後悔のないようにね。」
文・桃山順子
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