前駆陣痛と本陣痛の違いとは|痛みの強さや間隔、見分け方は?

前駆陣痛と本陣痛の違いとは|痛みの強さや間隔、見分け方は?

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臨月になると、今までと違ったお腹の痛みに「陣痛がきたかも!」とドキドキしながら様子をみていると、次第に痛みがおさまってしまうことがあります。

これは、陣痛と感じた痛みが前駆陣痛であるためです。実は、陣痛には前駆陣痛と本陣痛があり、前駆陣痛は分娩につながる陣痛とは異なるのです。

病院へ連絡するタイミングをはかるためにも、前駆陣痛と本陣痛の見分け方を知っておきたいですよね。今回は、前駆陣痛と本陣痛の違いについて、いつ頃から始まるのか、痛みの強さや間隔はどれくらいかなどを詳しくまとめてみました。

また、前駆陣痛から出産までの流れや出産経験者の体験談も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

陣痛について

陣痛とは?

ぬいぐるみの写真,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

出産では、子宮が収縮することで赤ちゃんが外に押し出されますが、この子宮が収縮するときに感じる痛みが陣痛です。陣痛は生理痛や便秘のような感じから始まって、徐々に痛みが強くなっていきます。

陣痛には、前駆陣痛と本陣痛があります。本陣痛の前に起こるのが前駆陣痛であり、分娩にはつながらずにおさまっていきます。一般的に、本陣痛がくると分娩がはじまると言われています。

前駆陣痛

前駆陣痛って何?

クエスチョンマークの写真,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

前駆陣痛は、不規則な子宮収縮のことで、分娩にはつながらず時間が経つと徐々におさまっていきます。間隔がばらばらで、個人差はありますが痛みはそれほど強くはありません。

また痛みだけではなく、お腹の張りや、不快感、圧迫感といったかたちの前駆陣痛を感じることもあります。そのため、初産の方などは気付かないことも多いようです。

一般に前駆陣痛は妊娠36~40週頃に始まります。ただし個人差が大きく、前駆陣痛がきて数時間後に本陣痛が始まることもあれば、1ヶ月も前にくることもあります。

痛みや特徴は?

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前駆陣痛には、以下のような特徴があります。

・痛みの強さや間隔がバラバラ
分娩につながる本陣痛は、痛みの間隔が規則的で痛みが徐々に強く長くなっていきます。それに対し、前駆陣痛は間隔がバラバラで、痛みも強かったり弱かったりと規則性がありません。

・深夜に起こりやすい
深夜に起こりやすいので、痛みで目が覚めることがあります。ただ、前駆陣痛は徐々に痛みがおさまっていきます。
また、体勢を変えると痛みがおさまることもあります。そのため、寝返りをうったり間隔を計ったりしているうちに痛みがおさまり、寝てしまう方も多いです。

本陣痛について

本陣痛とは?

時計の写真,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

本陣痛とは、赤ちゃんを体外に出すために子宮が収縮する際の痛みです。痛みの間隔が規則的で、徐々に間隔が短くなっていきます。また、痛みもだんだん強く長くなっていきます。

本陣痛がきてから分娩までにかかる時間には個人差がありますが、平均して初産婦は約10~16時間、経産婦は約6~8時間といわれています。

前駆陣痛と本陣痛の見分け方

痛みの間隔を計ろう

ポイントのイメージ,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

陣痛かも、と思ったら、まずは間隔を計って記録していきましょう。

・痛みの間隔が規則的である
・間隔が徐々に短くなっている
・痛みが徐々に強く長くなっている

これらに当てはまったら本陣痛である可能性が高いです。なお、出産が近くなると胎動が強くなっていきますので、陣痛との見分けが難しいと感じるかもしれません。

・子宮口や膀胱を押されるような痛み
・体勢を変えても痛みがおさまらない
・痛みの間隔が規則的ではない

こうした場合は、胎動であると考えられます。ただ痛みがおさまらずにお腹が張る時は、陣痛や胎動ではないかもしれません。常位胎盤早期剥離や子宮破裂が起きている可能性もあります。すぐに病院へ連絡しましょう。

前駆陣痛から出産まで

出産までの流れ

いざというときに慌てないために、出産までの流れを事前に頭に入れておきましょう。一般に、前駆陣痛からおしるし、本陣痛や破水、出産という流れになることが多いです。

もちろん、順番が前後することもありますし、おしるしがこないこともありますので、この通りでなくても問題はありません。

前駆陣痛が始まる

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前駆陣痛は、妊娠36~40週頃に始まることが多いです。前駆陣痛がきてもすぐに出産になるとは限りませんが、近づいてはいますので、出産の準備をしておきましょう。

入院に必要なものが揃っているか確認し、さっと持っていけるように目につく場所に置いておきましょう。また、病院やタクシー会社の連絡先を携帯電話に登録しておきましょう。外出先で陣痛がくることもありますので、いざというときに登録しておくと便利です。

パートナーやご家族の運転する車で病院へ向かうという方は、出産が近いことを伝えて飲酒や遠出を控えてもらうようにしましょう。

体験談

aippeさんからの体験談:
出産に至るまで、まさに生みの苦しみというものを体感しました。前駆陣痛が始まったのは明け方のこと。朝トイレに行くと出血が。

慌てて主人を起こして病院に電話しました。状況を確認されて出血があったことを伝えるとすぐに病院にくるように言われました。検査の結果、異常な出血ではなく前駆陣痛が始まったのだと説明されました。 一旦帰宅し本陣痛を待つことに。

翌朝本陣痛が始まり、その後38時間陣痛と戦いましたが子宮口が開かず、促進剤をうち、それでもダメだということで緊急帝王切開に。前駆陣痛から60時間ぐらい後に、我が家の宝物に出会えました。

おしるし

バスタオルの写真,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

出産の3日ほど前から出産当日にかけて、おしるしと呼ばれるおりものの一種が出ることがあります。おしるしは薄いピンク色であることが多いですが、透明や真っ赤であることもあります。

また、ごく少量から生理のときのような量まで、個人差があります。一般には粘り気がありますが、量が多い場合はサラッとしています。

半数近くの方はおしるしがこないと言われていますが、もしおしるしのようなものが見られた時は、まずはしっかり観察してください。

上記のようなものであれば、病院に行く必要はありません。普段通りの生活をして大丈夫ですし、入浴も可能です。

ただし、無色や乳白色、ピンク色で量が多く、動かなくても流れ出てくるようでしたら、破水している可能性があります。その場合は、シャワーや入浴はせず、すみやかに病院に連絡しましょう。

なお、以下のような症状がみられたときは、胎盤が子宮壁から剥がれる常位胎盤早期剥離などを起こしているかもしれません。ママも赤ちゃんも非常に危険な状態となっている可能性がありますので、すぐに病院に連絡してください。

・急にひどい痛みが出てくる(痛みがひくことがなく、ずっと痛い)
・お腹が張る
・流れ出るように出血する、固まりで大量に出血する
・何度もおしるしが出る
・胎動が少ない

ついに本陣痛

痛みの間隔が規則的になり、痛みがだんだん強く長くなっていくようでしたら本陣痛と考えてよいでしょう。時間を計り、間隔を記録していきましょう。

病院によっても指示は異なりますが、初産婦さんは10分間隔、経産婦さんは15分間隔を目途に病院に連絡すると良いでしょう。

本陣痛から出産 分娩第1期(開口期)

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本陣痛が規則的になってから子宮口が全開になるまでを、分娩第1期といいます。子宮口の開き具合によって、準備期、開口期、極期にわけられます。

<準備期>
・子宮口開大:0~3cm
・陣痛の間隔:8~10分
・痛みの続く時間:20~30秒

吐き気がないようでしたら、食事をとっておきましょう。お産を進めるために、足元に気をつけながら動くと良いです。

<開口期>
・子宮口開大:4~7cm
・陣痛の間隔:5~6分
・痛みの続く時間:30~40秒

痛みが徐々に強くなっていきます。落ち着いて呼吸をし、楽な体勢をとるようにしましょう。

<極期>
・子宮口開大:8~10cm
・陣痛の間隔:1~3分
・痛みの続く時間:30~60秒

痛みが強く、いきみたくなります。息を鼻から抜くようにして吐き、なるべく力を入れないようにしましょう。肛門を押すのも効果的です。

本陣痛から出産 分娩第2期(娩出期)

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子宮口が全開になってから赤ちゃんが出てくるまでを、分娩第2期といいます。陣痛がくるたびにいきみたくなります。

しかし、無理にいきんでしまうと、赤ちゃんの頭を締め付けたり、会陰が裂けてしまったりすることがあります。いきんでも良いと指示がでるまでは、できるだけ呼吸を整えて力を抜くようにしましょう。妊婦さんや赤ちゃんの状態をみながら指示してくれますので、タイミングをあわせていきみましょう。

そして、頭がでてきましたよ、と声をかけられたら、体の力を抜いて「ハッハッハッ」と短く呼吸をしましょう。いよいよ、赤ちゃんの誕生を迎えることになります!

分娩第3期(後産期)

赤ちゃんの写真,前駆陣痛,陣痛,違い 出典:www.photo-ac.com

赤ちゃんが産まれ胎盤が出てくるまでを、分娩第3期といいます。マッサージをし、ゆっくりと臍帯を引っ張って胎盤を剥がしながら、胎盤を出します。痛みは軽い陣痛くらいです。

体験談

林檎☆あめさんからの体験談:
冬に出産したのですが、夜に布団で寝ていてお腹がいたくなったのでトイレにいきました。それでもなかなか収まらず、しばらくは、布団とトイレを行き来していてすごい寒い思いをしました。

なんでこんなに痛いんだろうと思っていたら、それが陣痛だったのです。陣痛と分かってからは、間隔が段々狭くなってきたので病院に電話をしてから向かいました。病院について20分位たった時に破水が始まって、分別室に入って出産しました。

体験談

nayuchanさんからの体験談:
朝の6時から不定期な陣痛が始まりましたが、全然平気で普通に過ごしていました。夜の8時頃から痛みが酷くなってきたので、お風呂に入りリラックスして、10時半に病院に行きました。

まだ子宮口2cmで「生まれるのは明日のお昼かな」と言われ、家族全員帰らされました。1人陣痛室で陣痛と戦い、すごく痛かったです。

耐えていたら夜中の2時に助産師さんが様子を見にきて、子宮口ほぼ全開と言われました。その瞬間思いっきり破水。

旦那を大急ぎで呼び、陣痛室でそのまま生むことになりました。それから30分後、旦那も到着し、すぐに元気な赤ちゃんが産まれました。

まとめ

前駆陣痛がきても、すぐには本陣痛が始まらないかもしれません。ただ、出産の時が近づいてきているのは確かです。

不安や焦りを感じるかもしれませんが、赤ちゃんに会えるのを楽しみにしながら、本陣痛がくるのを待ちましょうね。(文章作成:米奉行)

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