カブトムシにクワガタ、その飼い方で本当に大丈夫!?

カブトムシにクワガタ、その飼い方で本当に大丈夫!?

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夏、子どもたちが夢中になるものといえば、プールやかき氷に加えて、カブトムシやクワガタなどの飼育。自然の中にいるものを捕まえにいったり、夏祭りの夜店で飼ってきたり、はたまたなぜか「自宅マンションの階段にいた!」なんて場合も。

世話するはずの子どもをはじめ、パパやママも意外と知らないカブトムシやクワガタたちの飼育方法。「同じケースの中に数匹入れておいたらそのうちの何匹か死んでいた」なんてことにもなりかねません。今の飼い方で本当に大丈夫ですか?



1、 同じケースにオスを数匹入れて大丈夫?

答えはノー。カブトムシやクワガタのオスを2匹以上入れると、出会った時に戦いになり、足が取れたり体に傷がつき死んでしまうことがあります。この問題は餌場を複数作っても回避できません。オスは1つのケースに1匹ずつ飼いましょう。メス同士の場合は入れても2匹くらいにしておきましょう。



2、 エサはどんなものをあげたらいい?

自然界にいるカブトムシなどは木の樹液などを吸って生きていますが、家庭で飼育する場合は昆虫ゼリーをあげましょう。食欲が旺盛なカブトムシは1日に1個あげるくらいがちょうどいいくらい。食べ残していても毎日替えてあげることをおススメします。クワガタは、カブトムシほどは食べないので2、3日に1回程度でも大丈夫です。ちなみに、水分はゼリーから摂るため、エサとは別に与える必要はありません。



3、 ケースの中の土はどんなものをいたらいい?

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飼育ケースの中には昆虫マットと呼ばれる土を高さ5㎝ほど入れておきます。腐葉土は殺虫成分が入っているものもあるので、使う際には殺虫成分が入っていないものを選んでください。昆虫マットを入れたあとは、表面を霧吹きなどで少し湿らせてあげる必要があります。カブトムシやクワガタは体がは乾燥すると弱ってしまいます。毎日餌を替える時に霧吹きをして、土の表面が湿った状態を保ちましょう。



4、 止まり木は何のために入れるの?

よくカブトムシなどの飼育ケースに止まり木が入っていますが、あれはカブトムシが休むためのものです。また、ひっくり返ってしまった時も、止まり木に足をかけて体を起こす時にも使います。細すぎる気は転倒の際の足場にはならないので、大きめのしっかりしたものを入れてあげる必要があります。止まり木がないとひっくり返ったまま起き上がれず気づいたときには死んでいた、なんてことがないように、必ず1つは入れてあげてください。



5、 コバエが増えた気がするけど?

カブトムシなどを飼育する際に避けて通れない問題がコバエの発生。まずコバエを確認したらすぐに昆虫マットを新しいものと入れ替えます。また、飼育ケースはコバエが入りにくくなっている専用ケースに替えましょう。夏の時期ならホームセンターなどで安く手に入るので、コバエが発生するまえに替えておくことをおススメします!



6、 臭いけどどうしたらいい?

昆虫ケースのそばを通ったり、蓋を開けた時になんだかくさーい匂いが! その原因の多くは、腐ったエサだったり、昆虫マットの汚れだったりします。匂いとともに、昆虫マットがベタベタしてきたなと感じたら、一度古いマットをすべて捨てて、ケースを洗います。そのあと新しいマットを同じくらい入れてあげましょう。目安としては1週間に一度くらいで大丈夫です。



7、 交尾をさせたい場合は?

「オスとメスを飼って産卵させたい!」と思う子も多いのでは? まずは、産卵目的で飼育する場合は、昆虫マットの高さを15㎝くらい入れる必要があります。次に交尾させる時期についてですが、カブトムシが成虫になり、エサを食べる量が増えたら交尾ができる合図。オスとメスを1匹ずつケースの中に入れてあげましょう。オスがメスの上に乗っていたら交尾完了! メスが土に潜って一週間ほどでてこなければ中で産卵している可能性があります。せっかく産んだ卵をオスがもぐってつぶしてしまうことがないように、交尾が終わったら別のケースに移しましょう。



8、 自然に放してあげたほうがいい?

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「子どもが世話をしなくなったから」「自然に返してあげたほうがいいよね」といって、お店で買ってきたカブトムシやクワガタを外に逃がしてしまうことも多いようですが、これは絶対にやめましょう。

とくにアトラスオオカブトやダイオウヒラタクワガタなどの外来種の場合、外に放すと地域の生態系を乱してしまう可能性があります。カブトムシの命は成虫になった年の8月から9月頃まで。クワガタの場合は1、2年なので、その間はしっかりと世話をしてあげてください。



子どもたちに大人気のカブトムシやクワガタ、正しい飼い方で飼えば寿命より長く生きられる可能性があります。最後まで責任を持って世話をすることで、生き物を大切にする心も育てていきたいですね。



ライター/間野 由利子
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