紙の教科書とどう違う?!デジタル教科書との上手な付き合い方

紙の教科書とどう違う?!デジタル教科書との上手な付き合い方

Bu facebook
Bu twitter
デジタル教科書

近年、iPadを導入している小中学校のニュースを目にすることも増えてきましたよね。教育現場で電子デバイスの活用は広がり続けていて、今後はますます重要になっていくことが予想されます。

既に指導者用『デジタル教科書』の普及はかなり進んでいて、平成25年時点で小中学校ともに約42%にまで普及率が伸びています。 しかし、保護者の世代には馴染みがなく、「本当にデジタル教科書で大丈夫なのだろうか」と不安に思う方も少なくないようです。

そこで今日は、デジタル教科書のメリット・デメリットや、デジタル教科書との上手な付き合い方などをご紹介します。

デジタル教科書のメリットは情報量と分かりやすさ!

素早く大量の情報収集・共有が可能に

デジタル教科書を使うと、子供たちそれぞれの勉強の進み具合や成果がデータとして蓄積されるので、それぞれに合った学習プログラムを作ることができると言われています。

子供たちがどういうところでミスをしやすいか、どの部分の理解が進んでいないのかなどの情報が得やすいので、子供が間違えやすい漢字だけを練習したり、苦手な計算問題をくり返し解いたりと、効率的な学習が可能になります。

また、他校との情報共有もしやすいので、子供たちの得意や苦手などをより高い精度で分析することも可能になると考えられます。

授業が分かりやすくなる

『分かりやすい説明』が可能になることも、デジタル教科書の大きなメリットです。 動画や立体的な映像を使ったり、画面を操作して拡大したり様々な方向から見たりすることで、子供の理解度は深まります。

英語については、音声で正しい発音を耳に入れられるという大きな利点もありますね。

デジタル教科書のデメリットとは

デジタル教科書には多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

脳科学者・篠原菊紀氏が行った実験では、デジタルデバイスを見ているときと紙を見ているときでは脳の処理系に違いがあり、紙の方が脳の前頭前野が活発に働くことが指摘されました。

また、デジタル教科書を使っていると、書く機会や考える機会が減少してしまう可能性もあります。字を書く機会が減ると、字を書くのが苦手な子供も増えるかもしれませんね。

このほか、1人1台導入する際の費用の問題や、デジタル教科書が健康に与える悪影響への懸念も残っています。

これからのデジタル教科書との付き合い方

IT化が進む現代社会において、デジタル機器を使いこなす能力は必要不可欠ですから、子供のうちにデジタル教科書でそれを身につけておくことは大切なことです。 また教育現場でITを使うことによって、子供のネットリテラシーへの正しい理解が進むことも期待されます。

効率的に子供の苦手分野を把握したり、子供自身が楽しみながら分かりやすく学んだりすることが可能になるデジタル教科書には、勉強面以外でのメリットも多いと言えるでしょう。

心配されるデメリットについても、

  • 紙の教科書や本を親子で一緒に読む
  • ノートとペンを使って、日記を書く習慣をつける
  • 学校以外ではスマートフォンやゲーム機などのデジタル機器を使う時間を減らす
  • 子供が自分の頭を使って考えられるような状況をつくる

など、日常生活の中で親が工夫してあげることでカバーできるでしょう。

デジタル教科書の導入が進んでいくことは間違いありませんが、紙の教科書ならではの良さもあります。両方を上手に取り入れて子供たちの学びに役立てることができたら素晴らしいですね。

参照/ 一般社団法人教科書協会情報化専門委員会「デジタル教科書の現状と課題」 デジ教研Wiki NHK解説委員室「くらし解説 導入進むの?デジタル教科書」 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/216984.html そのペーパーレス、本当に正解?脳科学で解き明かす「紙とデジタルの知的生産性」

関連コラム

必修科目になる!?子供のプログラミング教育が大事なわけ
メディアでも話題沸騰!ゴースト暗算ってなに?
親が子供に『習わせている』『習わせたい』習い事ランキング最新版!
園や学校の先生と良い関係を作るための4つのポイント

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

CHIENOWA'S ORIGINAL
STAFF PICK UP