「ドーマン・メソッド」で乳幼児の脳は驚くほど伸びる

「ドーマン・メソッド」で乳幼児の脳は驚くほど伸びる

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アメリカ発の幼児教育、ドーマン・メソッド。日本ではドッツカードが有名かもしれません。数学的能力が高く、理解力、判断力がある子どもたちが育つ教育法として、世界中の親から支持されています。日本ドーマン研究所の野口光枝さんにその真髄をお伺いしました。

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日本ドーマン研究所の野口光枝さん
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世界100カ国以上の子どもの脳について研究

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©ドーマン研究所
ドーマン・メソッドとは、アメリカ発の幼児教育プログラムです。もともとはグレン・ドーマン博士率いる研究チームが、脳に障害のある子どもたちを救うため、脳の発達を研究していたのです。
未開の奥地から近代的都市まで100カ国以上の子どもたちの脳の発達について研究し、脳障害児の回復に成果をあげていました。そこでの研究を元に、障害の有無に関係なく0歳から6歳までの子どもたちは、適切な刺激を与えればもっと伸びる可能性があるということに気がついたのです。
赤ちゃんをお世話しているお母さんたちなら、毎日いろんなことができるようになる我が子の成長に目を見張ったということもあるのではないでしょうか。

乳幼児期にこそ脳は劇的に発達する

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人間の脳は0歳から6歳までが一番成長する時期で、脳の約80%が完成するといわれています。脳は、聞く、感じる、見る、味わう、匂いを嗅ぐという5つの経路、つまり五感を通して、外からの刺激をインプットします。また、ずりばいやたかばいなど運動が刺激になり、より活発に動くようになるのです。逆に、刺激が少ないと……残念ながら脳の発達は遅れてしまいます。

新生児の頃から多くの言葉を理解している

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たとえば、お母さんが「お風呂に入ろうね」といったら、生後2、3カ月ほどの赤ちゃんでも「お風呂」という単語を理解していて、お風呂が大好きな子なら嬉しそうな表情をします。またパパ、ママ、おっぱいなど、自分に関係する言葉をちゃんと理解できているのです。
「おっぱい飲もうね」という言葉を聞いて、手足をバタバタさせて興奮たり、または逆にじっとお母さんを見て、待っている赤ちゃんもいるかもしれません。赤ちゃんは、話せないだけでちゃんと言葉を理解しているのです。

乳幼児期の子どもたちは知りたがり屋

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乳幼児期の子どもたちは、大人が思っているよりもずっと賢く、身の回りのものに興味を持ち、知りたいと思っています。その時に、ドーマン・メソッドの1つとしてランダムに打たれた点のついたドッツカードを見せる方法や、運動能力を育てる方法があります。
五感を使っての刺激と運動、どちらも乳幼児期の脳にはとてもいい刺激になります。
毎日ほんのわずかな時間、取り組んだことがのちのちに大きな成長へとつながっていくのです。

理解力、判断力が高い子が育つ穏やかな革命

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ドーマン・メソッドで学んだ子どもたちは、幼いころから理解力、判断力が高く、穏やかかで、好奇心旺盛な子どもたちが育ちます。思いやりもあるので、困っている友達がいたら手助けしたり、先生のお手伝いをしたり。それでいて、ちゃんと自分の意見もいえる。そんな子どもへと成長していくのです。そういう子どもが増えていくことによって、人間性豊かな、健全で秩序正しい世界をつくっていく。これを「穏やかな革命」と呼びます。

大人になってからも良好な親子関係が築ける

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このメソッドで学んだ子どもたちのもう1つの特徴として、大人になっても親子関係がとてもいいのですよ。子どもは大好きなお母さんと一緒に知ることを楽しみ、お母さんもまた日々、子どもがどれだけ成長しているかを実感できるため、お互いに信頼関係が深まっていくのかもしれませんね。
研究所でも幼いころにこのメソッドで学んだという人がたくさんいますが、大人になってからの親子関係も良好で、困った時に一番相談したい相手は親だと答える人がとても多いです。
脳障害児の治療を通して脳の飛躍的な伸ばし方を学んだグレン・ドーマン博士。その教育法はドーマン・メソッドとして様々な国でも取り組まれています。次回はそのメソッドの1つドッツカードについて、ご紹介していきます。

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