日本の義務教育で本当に教えて欲しいことは? 夫婦で話し合ってみた【コソダテフルな毎日 第93話】

日本の義務教育で本当に教えて欲しいことは? 夫婦で話し合ってみた【コソダテフルな毎日 第93話】

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こんにちは!ちゅいママです。

これまで我が家の子育てにまつわる話を中心に書いてきましたが、今月から少し趣向を変えて、ウーマンエキサイトで連載している「パパママの本音調査」のアンケート結果をもとに、いま、パパやママたちが熱い関心を寄せている話題について、ざっくばらんに語っていきたいと思ってます。

おそらく同じ子育て世代として、興味のある分野の話題が多いのではないかと思います!

日々の生活の中では、意外と真面目なテーマについて語り合う機会が少なかったりするので、是非皆様の熱いご意見もお寄せ頂き、議論が盛り上がればうれしいな~と思っております。

今回ピックアップした話題はこちらです!

■もっと義務教育で重視してほしいことは何ですか?

2020年から英語が必修化されることが決まっていますよね! プログラミング教育が始まるとかなんとか。

私:「義務教育でもっと重視してほしいことって何かある?」

夫:「ひとつ挙げるとしたら、もっとお金のことについて教えてほしい」

私:「へーーーー! お金のこと!? アンケート結果では、13.2%の人が望んでいるね」
Q.もっと義務教育で重視してほしいことは?
1.日本の伝統や文化、歴史に関する教育   19.9%
2.国際コミュニケーション能力の向上    30.9%
3.リーダーシップ教育            7.3%
4.IT化に対応するための能力や技能     13.0%
5.金融、お金に関する教育         13.2%
6.その他                 15.8%
出展:「親が望む義務教育でやってほしいこと【パパママの本音調査】 Vol.298」

夫:「どうも日本の教育は、お金についてボカす傾向がある気がする」

私:「お金と政治と宗教の話は話しにくいよね(笑)。高校生になってようやくまともに税金の仕組みについて教わったぐらいで、小学生時代にお金や経済について教わる機会って全くなかったような。

小学生にお金のことを教えるとしたら、お金がすべてじゃない、お金よりも大事なものがたくさんあるっていう道徳教育の分野に入るんじゃないかな。

お金持ちだからといって幸せとは限らない、お金がなくても幸せっていう構図を作り出しがちだよね。たしかにそれはそうなんだけど。どうもお金というものを汚いものにしがち」


夫:「そもそも、どっちが幸せって比べることがナンセンス。お金がなくても幸せならそれはそれでいいけど、お金はお金であったらいい。

さらに、幸せは幸せで別だから。お金があるのに不幸な人ももちろんいるだろうけど、お金もあって、幸せに暮らしてる人もたくさんいる。そこを目指せばいいんじゃないのって話。

お金がなくても幸せになれる~というのは違うと思う」

私:「日本ももっと『大金持ちに憧れる!!』みたいな事を堂々と言ってもいい空気があればいいのにね。もうちょっとお金持ちになる事に対してガツガツしてもいいし、ガツガツしてる人を素直に応援できる空気があってほしい。

お金を稼いでお金持ちになりたいっていう夢よりも、誰かの役に立ちたいっていう夢の方が圧倒的に支持されるけど、事実、お金がないよりもお金を持ってる方がより誰かの役にも立てるし、幸せにできる人数も多い気がするな~」

夫:「お金をどう活用していくかということについても教えてほしい」

私:「お金の活用の仕方!! それは小中学生には全く教えてないだろうね~~。高校生でも教えてるのかな~? 活用の仕方は教えてないんじゃないかな」

夫:「単利とか複利って知ってる?」

私:「タンリとフクリ??(キョトン)知らない」

夫:「100万円に10パーセントの利息が発生したらいくらになる?」

私:「110万円になる」

夫:「そう。でもその110万円をすぐに使わずにさらに1年置いてたとするでしょ? そしたら翌年は、110万円に対して10パーセントの利息がつくから今度は121万円になる」


私:「なるほど」

夫:「利息がどんどん雪だるま式に増えていく、それが複利。長期的になればなるほど複利は意味が出てくる。本来100万円しかなかったものが、年利10%で20年間運用したとすると約627万円になる。利息とはそういうふうになってるんだっていうことを教えたりしてほしい」


私:「ひゃーーーー!! 凄い!! たしかに利息っていう言葉については知ってるけど、じゃぁ利息の仕組みって何なんだって聞かれたら詳しく分からない人がほとんどだと思うし、さらに日本人って貯金重視志向だと思うから、『お金の運用』について教わる機会は義務教育ではまずない気がする」

夫:「そう。だから、そこからさらに子どもたちに、100万円で10パーセントの利息って多い? どう思う? っていう話から、もし、20パーセントの利息がもらえて120万円になるものがあったらどう思う? って聞いてみたとする。当然、みんな、もちろんそっちのほうがいいって言うと思う。

しかしここで、もしかしたら今ある100万円が1年後には95万円に減ってるかもしれない。120万円に増える可能性もあるけど、95万円に減るリスクがあるってなったらどっちがいい? という投資にまつわるお話を子どもたちにディスカッションさせたり、なぜそう思うの? って聞いてみたりもう少し深堀して教育していくとか。

日本人は貯金が好きな人が多いようだけれど、貯金する以外にもお金を『増やす』『活用する』道もあるんだよという事も教えていってほしい」

私「まぁ~~、でも、私たち親世代でも投資=リスキー、無難に盤石に貯金が一番っていう思考が根強い気がするな~~」


夫:「貯金っていうのはたしかにお金は減らない。どんどんお金が溜まっていくように見えるけど、考えようによっては経済的には貯金っていうのは死んだ金。どんどんため込んでいくだけの流通していない死んだ金。それが日本にはめちゃくちゃ多いから、日本の経済ってどんどん沈んでいくわけ。

逆に、アメリカが何故あんなに経済活発かっていうと、入ったお金を大半投資に使うから。それも、一般人が。だから死に金が少なくて経済が周りやすい。もちろんリスクもあるからなんでもかんでも投資するのがいいわけじゃないけど、10万円お給料があったとしたら、日本人は貯金に回す傾向がある。

けれど、アメリカ人は投資に回す。日本の場合、年間120万を10年間貯金したとしてせいぜい1200万と少ししか増えない。ただし、減る事もない。

でも、アメリカの場合は、年間120万円×10年間投資した分、1,200万円分が5,000万とか6,000万にふえるわけ。世界経済全体に投資をしている=経済は基本的に伸びていくという考え方。そういう考え方もあることを教えた方がいいと思う。

でもそのかわり、リーマンショックやバブル崩壊、トルコショックといった周期的な大きな恐慌がやってくる。歴史的には、その時には一時的にはガツンとお金は目減りするんやけれども、短期的なものを見るんじゃなくて、落ち込む気持ちは分かるけれど、でも歴史的に見て事実、世界はこうやって回ってるよねっていうようなことをきちっと教える。

何でそうなるのとかの理論は高校とか大学でさらに深く学びたい人だけでいいけど…たとえば自分のおこづかいシミュレーションとかいいんじゃない?」


私:「それ、だいぶ高度だわ!!(笑)自分のおこづかいシミュレーションから話題が深すぎでしょ~! お金があっても幸せとは限らないっていう消極的教育よりも、一般人であっても、今あるお金をさらに増やしていくことが誰でもできるんだよ、そしてお金もあって幸せに暮らしてる人もたくさんいるんだよっていう教育もしてほしいよね」

夫:「あとは、これはもう今すでにだいぶ変わってきてるとは思うし、取り組んでもいると思うけれど、自分の意見を自分で考えて述べる教育

私:「それは、7.3%のリーダーシップ教育に近いのかな?」

夫:「リーダーシップとはまたちょっと違うかな? いろんな人の意見を聞いて取り入れてよりいい案を出していくっていうような感覚を養ってほしい。まとめてよりよいものを生み出すっていう感覚。

今世界をリードしている会社が強い理由のひとつは多様性があるから。いろんな背景を持った人たちがフラットに話し合ってるからこそ、よりクリエイティブなものを生み出せる。君のその意見と僕のこの意見を合わせたらいいんじゃないの? みたいな能力がこれからは必要だと思う」

私:「そういうことって私たちの時代から既に目指してる感はあったよね。多様性を認め合う社会とかもう何十年も聞いてきてるけれど実際義務教育(特に中学)に目を向けてみるとオールマイティーな人間をよしとする内申点制度があったり、枠からはみ出ないように…な雰囲気があるよね。なんとも矛盾…」

夫:「多様な世界・世の中をもっと教えてほしい」

私:「だよね。なかなか今の教育を一足飛びには変えられないかもしれないけれど」

義務教育でもっと教えてほしいこと。あなたは何を望みますか?

夫婦で話しあってみるのもなかなか面白かったです! これを機に子どもの教育について語り合ってみるのもよいのではないでしょうか~。
(ちゅいママ)
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