【医師監修】便秘解消に悩む、妊婦のためのケア3つ

【医師監修】便秘解消に悩む、妊婦のためのケア3つ

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妊娠すると体内のホルモンバランスが変化します。そのため胃腸の動きが悪くなります。さらに妊娠週数が進むと大きくなった子宮に腸が押され、動きが制限されるため便秘になりやすくなっています。多くの妊婦さんを悩ませる便秘。今回は、妊婦さんのための便秘解消法を3つご紹介します。







この記事の監修ドクター

むさしのレディースクリニック院長 大田昌治先生

武蔵境駅北口より徒歩2分の助産師がいる産科・婦人科クリニックです。
いつも患者様に寄り添っていける産婦人科のかかりつけ医でありたいと思っています。女性のトータルライフをサポートしていきます。
http://musashino-ladies.jp
妊婦の便秘解消法①食べ物・飲み物

摂り入れたい食べ物
便秘解消に効果があるのは「食物繊維」です。例えば精製されていない食材に変えるだけでも、簡単に食物繊維の摂取量をアップすることが期待できます。なお、食物繊維の中でも穀類、豆・イモ類、根菜などに豊富に含まれる「不水溶性食物繊維」は、便のかさを増やしてくれるため、便意につながりやすいと考えられます。

それから「水溶性食物繊維」は腸内環境を整えたり、硬い便を柔らかくする働きが期待できます。海藻、豆類(大豆など)、根菜類ほか、プルーンやキウイ、いちじく、パパイヤなどの果物にも含まれますから、こちらも毎日の食事で摂り入れると良いですね。この他、牛乳、オリーブオイル、なども便秘への効果が期待できる食品として知られています。
摂り入れたい飲み物
便秘解消には、毎日の充分な量の水分摂取が大切です。中でも最近では「タンポポ茶」「タンポポコーヒー」(タンポポの根から抽出した飲み物)が、便秘ほか消化不良にも良いということで、これを勧める産婦人科もあります。もちろん妊娠中も安心なノンカフェインなので、便秘でお悩みのママはぜひ1度試したいですね!このほか、豊富な食物繊維をもつ食材であるゴボウ茶、黒豆茶なども、便秘解消への効果が期待できるとされます。
妊婦の便秘解消法②運動やストレッチ

便秘の妊婦さんに最適な運動とは?
妊婦さんは強度の高い運動はできませんが、それでも便意を催すには充分な刺激を得られることも多いです。例えば「ウォーキング」は、妊婦さんでも安心して行える運動の1つと言えます。骨盤や内臓へのリズミカルで継続的な揺れが刺激となり、便意を催すことが期待できます。

また「スイミング」はダイナミックな動きと適度な運動強度で、便秘予防・解消に役立つことが期待できる運動と言えます。泳げないママでも、水中ウォーキングなら転倒してケガをするリスクが少ないというメリットがあります。ただし、妊娠中に体を冷やすことは望ましくないので、温水プールなどを利用すると良いでしょう。また、運動を控えるべき人もいますので、運動前にはきちんと医師に確認を取りましょう。
簡単な便秘対策ストレッチ
体をひねったり、伸ばしたり…といった動きを採り入れたストレッチは、便秘解消に効果的と考えられます。以下、体のひねりを利用した立ったままできるストレッチと、横になっておこなうストレッチの2つをご紹介します。

■立ったままできるストレッチ

肩幅に足を開き、体を左右にひねります。コツは、ひねる方の足を後ろにずらすことです。例えば、体を左側にひねる場合には、左足を後ろにずらします。なお、体をひねるときは「息を吐く」、元に戻すときは「息を吸う」ことを意識してください。

■横になっておこなうストレッチ

仰向けに横になり、膝を立てます。そのまま右、もしくは左に膝を倒していきます。倒すときはゆっくりと息を吐きながら、を意識しましょう。便秘がちなママは、お昼寝や就寝前の習慣にしても良いかもしれませんね。
妊婦の便秘解消法③刺激やツボ

温水洗浄付きトイレの使用
最近の便座にはウォシュレットがついていることも多いです。ご自宅のトイレが温水洗浄付きならば、温水で直腸を刺激してあげることで、便意を誘発する方法もあります。しかし、洗い過ぎなどが原因で肛門や外陰部のトラブル(炎症など)が起きることもあり、これを「ウォシュレット症候群」と呼びます。あくまでも適度に使用することを心がけてください。
ツボ押しの便秘改善効果とは?
人体には便秘解消に効果が期待できるとされるツボが存在します。科学的なメカニズムが完全に解明されているわけではありませんが、医薬品とは異なり安全な点はメリットです。気になるママは、以下にご紹介するツボ押しを試してみてはいかがでしょうか。

■大腸愈

大腸愈(だいちょうゆ)」は骨盤の上部と背骨が交わるあたりのツボ。背骨の中心から指2本分外側に2つ存在します。便秘解消には、特に左側を重点的にほぐすと良いと言われています。

■土踏まず

腸の働きを活発にすることが期待できるとされています。床にゴルフボールを置いて、土踏まずをごりごりすると、ラクにほぐせます。

■神門

左手の手首の小指側にあるツボです。薬指と小指の中間点を手首のほうへ下ろしていくイメージだと分かりやすいでしょう。下半身の緊張をほぐすと同時に、大腸の働きを調整する効果が期待できるとされます。電車やバス、病院の待合室など、どこでも刺激してほぐすことができるのも利点ですね。
食事や運動でもあまり改善がなければ、主治医に相談しましょう。妊娠中でも便秘薬を処方することは可能です。便を柔らかくする薬を内服し、改善される妊婦さんも多いようです。
まとめ
便秘は毎日のちょっとした工夫でも改善・予防が期待できます。なお、今回ご紹介した方法はもちろん、充分な睡眠・バランスの良い食習慣を実践して、生活リズムを整えることも意識してください。「どうしても便秘が解消しない」「便秘薬が飲みたい」という人は、無理に自分で解決しようとせず、かかりつけ医に相談しましょう。

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