保険会社の安全性。どうやって確認すれば良いの?

保険会社の安全性。どうやって確認すれば良いの?

Bu facebook
Bu twitter

生命保険への加入を考えているけれど、保険料の安さだけで決めてしまって大丈夫かしら?もしも加入した保険会社が破綻して、保険に入り直すなんてことになったら、保険料もあがりそうだし……。いったい、何を基準に保険会社を選べば良いの?今回は、そんな疑問をお持ちの方にお届けするコラムです。

■保険会社の安全性、その見方とは?

みなさんは保険選びの際に、その商品の特性だけで選んではいませんか?

ここで忘れてはいけないのが、保険会社自体の安全性です。保険商品というのは、何十年と長期にわたってかけるものですから、途中で保険会社が潰れてしまっては困りますよね。よって、加入前に保険会社の安全性をチェックするというのは、とても大事なことなのです。

では、保険会社の安全性をチェックする際には、何を基準に考えれば良いのでしょうか?

当然ですが、テレビコマーシャルをたくさんやっているからといって安心できるわけではありません。では、保険会社の担当者に直接聞けば良いのか?というと、そういうわけでもありません。保険会社の担当者に聞いたところで、「当社は、安全性が低いです」とは言わないでしょうから、担当者に確認するのは得策とは言えないのです。

実は、客観的なデータとして、大きく分けて2つの指標があるので以下でお伝えいたします。

■指標その1:格付けをチェックしよう!

【格付けとは?】

夏休みや冬休みなど長期休暇に入る頃になると、通信簿をもらって帰ってくる子どもたち……。子どもの学業成績や健康状態をお知らせする手段として通信簿があるように、金融機関などにも健全度や成長性などを総合的に評価するための通信簿があります。いわゆる、「格付け」と呼ばれるものです。各保険会社を評価する会社のことを「格付け機関」といい、「Standard&PoorS(通称:S&P)」や「MOODY’S」などが国際的に有名な格付け機関となります。

格付けの方法は、数字や記号を用いて評価をしますが、格付け機関ごとに異なります。そのため、同じ評価対象であっても、格付け機関ごとに評価が異なることもあります。たとえば、S&Pの場合、AAA(トリプルA)を再上級ランクとし、以下AA(ダブルA)、A、BBB(トリプルB)、BB(ダブルB)……と続きます。また、それぞれの格付けには、AA+(ダブルAプラス)やAA-(ダブルAマイナス)などの記号により、ランク内での強さを示すこともあります。もちろん、AAAでないと危ない!というわけではありません。投資の世界では、BBB+(トリプルBプラス)以上が安全度の目安の一つになるとされており、投資適格とも呼ばれます。

【格付けの対象とは?】

さて、この格付けですが、金融機関だけでなく、国債なども対象となっています。S&Pによると、格付けが高い国債(AAA)として、ドイツ、スイス、オーストラリアなどの国債が挙げられています。最近、オーストラリアの外貨投資が流行っていますが、こうした影響もあるようですね。また、アメリカ国債は、AA+となっています。(MOODY’Sでは、最上級の格付けとなっています。)なお、韓国がAA、中国は、AA-です。気になる日本国債は、なんとA+とされています。日本は借金が多いと言われていますが、格付けの評価にもこのように反映されてしまっているのです。

■指標その2:ソルベンシーマージン比率をチェックしよう!

格付け以外の指標として、ソルベンシーマージン比率があります。

【ソルベンシーマージン比率とは?】

保険会社の役割について簡単に説明すると、保険会社は皆さんから集めた保険料をもとに運用を行い、保険事故に備えてお金を増やしています。保険事故とは、「死亡」や「自動車事故」といった、保険会社が皆さんに保険金を支払う義務が発生する事故のことです。そして、いざ保険事故が発生した場合に、保険会社は運用したお金を契約者に給付するという流れになっています。

なお、年間で保険事故が発生するのは加入者の一部の方であって、同時に起こるということは一般的ではないですよね。そのため、保険会社は健全な経営ができるというわけです。そこで気になるのは、もし加入者の身に同時に保険事故が発生した場合、その保険会社は本当に支払いができるのか?ということですよね。こういった尺度で、保険会社の支払い余力を示したのがソルベンシーマージン比率という指標になります。

【ソルベンシーマージン比率の見方】

ソルベンシーマージン比率の計算式は、「保険会社の全財産」÷「起こり得る支払いリスク×0.5」×100です。比率ということで、パーセント(%)で表すことになりますが、値が大きいほど健全度が高いことを意味します。数字に強い方はお気づきかもしれませんが、起こり得る支払いリスクを半分にしていますので、200%を割り込むと支払い資産が足りない恐れがあると判断されます。よって、実際に200%を割り込むと、金融庁より早期是正措置の勧告を受けることとなります。

なお、計算上の「保険会社の財産」には、現金だけでなく、不動産などの換金するまでに時間がかかるものも含まれています。したがって、200%を超えているからといって、保険事故が同時発生した場合であっても、すぐに給付が受けられるいうわけではないのでご注意ください。そのため、生命保険でいうと「死亡保険金を支払えない可能性がある」もしくは、「減額される可能性がある」ケースとして、大災害などが約款上記載されています。とはいえ、実際のところは阪神淡路大震災や東日本大震災が起こった際も、きちんと給付されていますのでご安心ください。

これらのことから、保険商品を選ぶ際には、商品特性のほかに、保険会社の安全性も考慮する必要があるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

■より満足度を得るために忘れてはいけない、もう一つの基準とは?

それは「担当者」です。たとえば、みなさんが洋服を買う場面を想像してみてください。同じ洋服を買うにしても、良い接客をしてくれた人から購入するほうが、満足度が高くはありませんか?特に、保険商品のような目には見えない商品の場合は、商品そのものに満足感を覚えることが難しいので、担当者の良し悪しによって満足度が大きく変わってきます。ぜひ、保険を検討する際には、豊富な知識とみなさんのことを真剣に考えてくれるファイナンシャルプランナーにご相談されることをおすすめします。

Sodanでも、お金の専門家(ファイナンシャルプランナー)が無料でご相談を承っています。保険や家計の見直しなど、お金に関するさまざまなお悩みについてお伺いし、最適なプランをご提案させていただきますので、ぜひこちらも活用してみてくださいね。


【無料】対面相談のご案内はコチラ

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup