生保と損保の違いとは?

生保と損保の違いとは?

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今のところ、何の保険にも入っていない私。そろそろ、今後のためにも万が一に備えた保険に加入しようかな。一口に保険といっても、生命保険会社と損害保険会社とがあるけれど、いったい何が違うの?今回は、そんな疑問をお持ちの方に読んでいただきたいコラムです。

■生保と損保の違いとは?

就職活動などで保険業界の研究をした方はご存知かと思いますが、保険会社には、「生命保険会社」と「損害保険会社」の2種類があります。一般的に、生命保険会社のことを「生保」、損害保険会社のことを「損保」と呼びますので、以下では「生保」、「損保」と言葉を統一して説明させていただきます。広い意味ではどちらも同じ保険業界に該当しますが、両者はまったく違う業界といっても過言ではありません。それでは、両者の違いについてみていきたいと思います。

【補償の対象による違い】

簡単に説明すると、「生保」は「人」に関わる保険です。代表的な例が、一家の大黒柱が死亡してしまった場合に備える「生命保険」です。一方、「損保」は「物」に関わる保険です。代表的な例が、自動車の事故に備える「自動車保険」です。

それでは、家の火災保険は、「生保」と「損保」のどちらに含まれるでしょうか?
正解は、家という物に対する保険なので「損保」にあたります。

では、子どもの教育費のために備える学資保険は、どうでしょう?
これは、子どもという人に対する保険なので「生保」ですね。

いかがでしょうか?なんとなく、両者の違いについて理解しやすくなってきたのではないでしょうか。

【保険金の支払い方による違い】

じつは、「生保」と「損保」は、保険事故が発生した場合の保険金の支払い方も異なります。「生保」は保険金額がそのまま支払われますが、「損保」は(保険金額の範囲で)実際にかかった損失分のみが支払われるのです。たとえば、「生保」の代表的な商品である生命保険では、死因に関わらず、死亡時には保険金が支払われます。一方、「損保」の代表的な商品である自動車保険の場合、事故で車が破損した場合には修理費を補償してくれます。損保の場合は損失分のみが支払われるので、小さな修理の場合にはもらえる保険金が少ないですが、大きな修理の場合にはもらえる保険金が高額となります。そのため、同じ保険に同じ保険金額で加入していても、事故状況によって、もらえる保険の金額が異なるのです。なお、上記はあくまでも原則の話なので、商品によって条件が異なることがあります。ご加入中の保険金の支払われ方については、ご自身でチェックしてみてくださいね。

このように、「生保」は「人」・「損保」は「物」を対象にしているとお伝えしてきましたが、規制緩和の結果、現在では両者の垣根が崩れている分野も存在します。この分野を第三分野といい、「生保」・「損保」ともに商品として販売しています。具体的には、「がん保険」や「病気の場合の保険」、「介護の場合の保険」などです。つまり、医療系の分野と考えると理解が早いでしょう。一見すると、人に関わる保険なので「生保」の商品のように感じるかもしれませんが、どちらでも商品として存在しておりますので、検討される際は色々と比較してみると良いかもしれませんね。

■「生保」と「損保」のどちらを優先して加入すべきなの

では、そろそろ保険に入りたいといった場合、「生保」と「損保」のどちらを選べば良いのでしょうか?

人にかける保険、物にかける保険という選別がされていることを考えると、ライフプランに関係するのは、人にかける保険=「生保」ということになるでしょう。ただし、加入を検討している商品が医療系の商品の場合は、「損保」の商品もチェックする必要があるかと思います。なぜなら前述のとおり、第三分野として「損保」も医療系の商品を提供しているためです。

「生保」と「損保」、どちらも万が一のために加入するものですが、上記でみてきたように商品特性がまったく異なります。ご自身のニーズを満たすのは、どちらで扱う商品なのか?を考えて商品選びをするようにしましょうね。

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