マッサージが親子の絆を育む。パパママトレーナー講座をセゾン社員がレポート

マッサージが親子の絆を育む。パパママトレーナー講座をセゾン社員がレポート

2018年10月11日公開

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文:柏野 貴子(CHIENOWA)
予備知識なしでもOK。子どもの体調を整えるコンディショニングマッサージに挑戦
私は、14歳と6歳の息子を持つママです。息子たちは軟式野球や水泳を習い、日々スポーツに励んでいます。今回、SAISON CHIENOWA編集部から「スポーツに打ち込むお子さんのために、『パパママトレーナー講座』に参加してみませんか?」と声をかけられました。

「パパママトレーナーってなんだろう?」と思い、『パパママトレーナー講座』のウェブサイトで見てみると、「体調を整えるコンディショニングマッサージを学んで、日々トレーニングを頑張っているわが子の専任トレーナーになってみませんか?」といった記載が。

専門的な知識を持っていない私でもできるのかな? と不安に思いながらも、スポーツに打ち込むわが子のために、親として何かしてあげられることがあるならと思い、「参加します!」と答えました。
子どもの体に触れることで分泌される「絆ホルモン」とは?
講座には、私を含むママ5名が参加しました。和やかな雰囲気のなか、参加者の自己紹介から講座がスタート。それぞれ、子どもの年齢や打ち込んでいるスポーツは異なりますが「頑張る子どものために何かしてあげたい!」という思いは参加者全員に共通していました。

講師は、一般社団法人キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会のマスターインストラクターである下川路さやかさん。各界で活躍するスポーツ選手のコンディショニングマッサージを担当し、女子サッカーチームのINAC神戸で所属アスリートのケアを8年以上も行なってきた方です。

講師の下川路さやかさん(左)と筆者(右)
まず下川路さんから、パパママトレーナー講座の特長や、コンディショニングマッサージの効果についてお話がありました。

お話のなかで特に印象的だったのは、「オキシトシン」という脳の下垂体でつくられるホルモンのお話。「絆ホルモン」「愛情ホルモン」など、さまざまな呼び名があるこのホルモンは、家族や恋人などの他者と体が触れ合うことで分泌され、幸せな気分になったり、脳や心が癒され、ストレスが緩和されたりするとのこと。下川路さんいわく、筋肉の回復効果にも役立つそうです。

親が子どもにコンディショニングマッサージをしてあげるときもこのホルモンが分泌されるため、疲労回復のみならず、親子の絆が深まるきっかけにもなるそうです。また、思春期で精神的に不安定になっている子どもは、親の手で触れられることにより安心感を得られるなど、良い効果もあるそうなので、まさにわが子にもってこいのマッサージかもしれません。
素人同士でも効果抜群のコンディショニングマッサージ。そのポイントとは?
さて、いよいよマッサージの実技です。ペアをつくり、下川路さんによる見本を見てから、自分たちの体でコンディショニングマッサージを行います。まずはお尻・骨盤まわりのマッサージからです。

大きな筋肉やインナーマッスルが集まっているお尻や骨盤周辺の筋肉をほぐすときのポイントは、ケアしたい部位を直接触れるのではなく、筋肉のつけ根などをほぐすことだそう。

実際にマッサージをしてもらうと本当に気持ちの良いこと! 片側だけマッサージを行い、左右の筋肉の緩みを触って比べてみると、明らかに差が出ています。素人同士でも、たった1回やってみただけでこんなにも効果が感じられ、また相手を気持ち良くできることに驚きました。

お尻・骨盤まわりのマッサージのレクチャー。真剣に聞いています
続いては、下半身マッサージです。まずうつ伏せになり、疲れが溜まりやすいふくらはぎをしっかりとケアします。マッサージをする際に手と子どもの皮膚との間に隙間があると、くすぐったいと感じてしまうので、手を密着させることがポイントだそう。

続いて、アキレス腱周辺です。やさしくしっかりと、手で包み込むようにケアします。成長痛などで、かかとが痛くなりやすい子どもには、このアキレス腱のマッサージが良いそうです。次に、仰向けになって膝のまわりについている筋肉を入念にほぐします。成長期になるとひざが悪くなる子どもが多いと教えていただいたので、丁寧にマッサージをします。

最後に腰、背中など、体の体幹部をほぐすマッサージを教わりました。足のマッサージ後は足の軽さに驚き、上半身マッサージのあとは肩の軽さに驚きました。マッサージを進めていくと、下川路さんから「みなさん静かになっていますよ(笑)」と言われました。参加者全員、マッサージを覚えるため必死になってしまっていたようです。

手取り足取り丁寧に教えてくださいました
全員が一通りのマッサージを実施したところで、実技は終了。最後に協会から認定証を発行してもらったので、これで私もパパママトレーナーの一員になれたかと思うと感無量です。しかし、まだ認定証をもらっただけなので、本当のパパママトレーナーになれるかどうかは、これからの実践にかかっています。

最後に、参加者全員でパパママトレーナー認定証を持ってパチリ
息子の体が回復していることを実感。「今日もやってね」の一言で頑張れる
帰宅後、お風呂上がりの息子を捕まえて、習ってきたマッサージをさっそく実践。今日の講座を思い出しつつ、一通りマッサージをしてみました。

「果たして効果はあるのだろうか?」「気持ち良いと思ってもらえているのだろうか?」いろいろな不安がありました。しかし、マッサージが終わって起き上がった息子が一言、「あれ? いままで練習のあとは足が重かったのに、今日はすーっと起き上がれた」。効果があったと確信できた瞬間でした。

長男をつかまえてマッサージを実践!
翌日も、部活から帰ってきた息子から、「今日は何だか体が軽かったよ。だから今日の夜もやってね」という嬉しい言葉をもらいました。以降、毎日長男にマッサージをしてあげていたところ、次男も「足が痛いな~」と言ってマッサージの催促をしてくるようになりました。マッサージのときだけは毎回ママの取り合いになります(笑)。

次男のこの笑顔を見ると、マッサージを延長してあげたくなります
毎日マッサージを行うことで、子どもの体の疲労度なども感じられるようになりました。それとともに、子どもの体がマッサージによって回復していることを、私も子どもも実感できるようになってきています。

下川路さんは、講座のなかで「子どもにコンディショニングマッサージをしてあげられる期間は限りがあります」と言っていました。子どもは、いずれ大人になります。子どもの成長を直に感じ、触れ合える日々はいつまでも続くわけではありません。

限られた時間のなかで、子どもとコミュニケーションを取りながら、最高のパフォーマンスと笑顔を見られることを楽しみに、パパママトレーナーとしてコンディショニングマッサージを行っていきたいと思います。
一般社団法人 キッズ&ジュニア スポーツコンディショニング協会
スポーツを頑張るわが子へコンディショニングマッサージをする「パパママトレーナー講座」を中心に、さまざまな講座を展開。
http://www.kj-spocon.or.jp/
プロフィール
柏野 貴子(かしわの たかこ)
クレディセゾン東関東支社。14歳の長男は野球部のピッチャーとして毎日練習で汗を流し、6歳の次男はサッカーとスイミングを習っている。

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