2月22日は「猫の日」。家族で話すきっかけをつくる猫の絵本4選

2月22日は「猫の日」。家族で話すきっかけをつくる猫の絵本4選

2019年2月21日公開

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2月22日は「猫の日」。「にゃん、にゃん、にゃん」という猫の鳴き声の語呂合わせから、1987年に猫の日実行委員会が制定したそうです。今回はそんな「猫の日」に合わせて、猫が活躍する絵本を4冊紹介します。かわいい猫、好奇心旺盛な猫、頼りになる猫など、個性的かつ魅力的な猫が大活躍。この機会にぜひ読んでみてください。
2歳児も大爆笑! ちょっと意地悪だけど憎めない11匹の猫の大冒険

『11ぴきのねこ』

1,296
著者:馬場 のぼる
出版社:こぐま社
文:藤田 郁美(育休中)
8歳の女の子、7歳の女の子、4歳の男の子、2歳の女の子のママ
『11ぴきのねこ』は、「とらねこ大将」率いる個性豊かな11匹の猫が協力し、巨大な怪物魚を捕まえに行くお話です。

物語の始めに、猫たちが小さな魚を1匹捕まえます。それを食べようと一斉に飛びかかった猫たちを、みんなのリーダーであるとらねこ大将が「われわれ11匹は仲間である」とたしなめ、全員が平等に食べられるよう魚を11等分に切り分けて、けんかになることを避けるシーンがあります。

わが家でも、4人の子どもたちにおやつをあげて「4等分だよ」と伝えると、取り合いが勃発。しかし、わが家のとらねこ大将である長女は、兄弟に譲ってあげたり、違うお菓子を持ってきて「このお菓子がいい人はこっち~」と言ったりして、けんかにならないよう気を利かせてくれます。

リーダーシップを発揮する長女、面倒見がいい次女、わが道を行く長男、世渡り上手な末っ子の三女。それぞれの個性を活かしながらも一致団結する子どもたちの姿は、『11ぴきのねこ』そのものです。

ラストは予想を裏切られる展開で、私も子どもたちもびっくり。「え!?」と何度も最後のページを読み返し、みんなで笑ってしまいました。また、猫たちが歌う場面では、子供たちも猫たちとともに「ねんねこしゃっしゃりまーせ♪」と合唱。家族全員で楽しみながら読むことのできる絵本です。

猫が食卓をパトロール。毎日の「かけがえのない幸せ」に気づかせてくれる絵本

『きょうのごはん』

1,296
著者:加藤 休ミ
出版社:偕成社
文:小林 桂(クレディセゾン 東京支社)
2歳と1歳の女の子のママ
この絵本は、1匹の猫が商店街で赤ちゃんをおんぶしたお母さんに出会い、そこの家の夕飯が気になったことをきっかけに、さまざまな家庭の食卓をパトロールしていく物語です。

カレーやコロッケなど、絵本に出てくる食事のイラストはどれも色彩鮮やかでとってもリアル。普段は遊びに夢中であまり食に関心のない長女と、食いしん坊の次女にこの絵本を読み聞かせたところ、二人とも「おいしそう!」と感嘆し、思わずイラストを指でつまもうとしていました。

忙しい毎日のなかで、二人の娘に喜んでもらえる食事をつくるのは一苦労。それでも、家族で食事をすることで生まれる会話や、家族の笑顔、食器の準備を手伝ってくれる娘たちの姿を見られることは、かけがえのない幸せであるとあらためて感じた一冊でした。

猫と一緒にヨーロッパの観光地巡り。家族で旅に出たくなる一冊

『たびネコさん ~ぐるりヨーロッパ街歩き~』

1,944
作:ケイト・バンクス
絵:ローレン・カスティーヨ
訳:住吉 千夏子
出版社:きじとら出版
文:井上 寛子(クレディセゾン 中四国支社)
8歳の女の子のママ
わが家で飼っている猫はマイペースな性格で、ほとんど一日中寝ています。一方、この絵本に出てくる「たびネコさん」は、同じくマイペースですが、行動的で、ヨーロッパの観光地を自由気ままに巡っていきます。気まぐれなたびネコさんなので、次はどこに行くのか予想ができず、娘とわくわくしながら読み進めました。「ねえねえ ネコさん どちらまで?」という言葉の繰り返しも楽しかったです。

娘は、たびネコさんがロンドンにある高い塔を見上げているシーンが特に気に入った様子。「いつかこの場所に行ってみたい!」と言っていました。最後のページにはたびネコさんの巡った数々の観光地がまとめられており、絵本の内容を娘と思い出しながら眺めるのも楽しみのひとつ。いつか家族でヨーロッパ旅行をしてみたくなる一冊です。

「ここがいちばんいいところだ」。外の世界に出た子猫のぴっちが気づいたこと

『こねこのぴっち』

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著者:ハンス・フィッシャー
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店
文:篠原 容子(クレディセゾン 東海支社)
8歳と5歳の男の子のママ
この絵本の主人公は、好奇心旺盛な子猫の「ぴっち」。リゼットおばあさんの家に住んでいるぴっちは、ある日、ほかの動物になることを夢見て家を飛び出します。ぴっちはさまざまな動物に出会い、仕草を真似してその動物になりきろうと奮闘。しかし、途中で怖い目に遭ったことで、重い病気にかかってしまいます。わが家に戻ったぴっちは、リゼットおばあさんや、そこに住んでいる動物たちに手厚い看病をしてもらい、「ここがいちばんいいところだ」と気づくのでした。

私は、絵本の読み聞かせをしながら、息子たちだけで初めてのおつかいにチャレンジさせたときのことを思い出しました。二人をおつかいに送り出したときは心配で仕方なく、玄関の外に立ちずっと待っていたほど。無事に帰ってきた息子たちの姿は、一回り大きくなったように感じました。

外の世界に出れば、怖い思いをしたり危険な目にあったりすることもあるけれど、同時に、楽しいことやたくさんの出会いから生まれる気づきもあります。この絵本を読んだことで、子どものチャレンジを見守り続けることも親の愛情であるとあらためて感じました。

動物たちの躍動感溢れる表情や動きに引き込まれた5歳の息子は、ぴっちが危ない目にあうシーンでは心配し、暗くて怖いシーンでは息を呑み、まるで小さなぴっちと一緒に冒険をしているようでした。それぞれ感じ方は異なりますが、子どもも大人も引き込まれる物語です。

絵本に出てくる猫たちは、みんな個性的で不思議な魅力を持っています。マイペースで自由気ままな姿に、お子さんの姿を重ね合わせて読み聞かせをしていたママもいました。猫を飼っているご家庭はもちろん、飼うことのできないご家庭でも、ぜひ猫の絵本をお子さんに読み聞かせてみてはいかがでしょう。その活躍ぶりに、子どもたちはきっと好奇心を刺激されるはず! ぜひ、親子で猫の魅力を感じてみてください。

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