ママ発のプロジェクト始動。中四国支社が考える働きやすい職場とは?

ママ発のプロジェクト始動。中四国支社が考える働きやすい職場とは?

2017年12月27日公開

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クレディセゾンでは現在、全社員の約10%が育児や介護のために短時間勤務制度を利用しています。中四国支社においては、全社平均よりも少し多く、約15%にあたる13名が、短時間勤務制度を利用しています。結婚、出産後も仕事を続けることが一般的になりつつある一方で、結婚や出産を機に家庭に入るメンバーも多い中四国支社。今回、支社を挙げて「子育てしながら働くこと」をサポートするべく、短時間勤務制度を利用するママ社員(以下、時短ママ)による初めてのママ会議が開催されました。

時短ママが働きやすい環境をつくるには? 未来のママに短時間勤務制度を利用してでも働き続けたいと思ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか? ママの、ママによる、ママのための会議は、中四国支社初めての試み。その様子をレポートします。

文:若林香織(CHIENOWA)
短時間勤務でも会社に貢献したい。モヤモヤを解決するため、当事者たちが集まった
今回会議に参加したメンバーは、時短ママ8名と、間もなく復職予定のママ1名の合計9名。

働くママたちにはたくさんの壁があると言われています。3歳の壁・小1の壁・小4の壁などと表現され、子どもの成長に伴って、壁のように立ちはだかるさまざまな悩み。母親の多くが専業主婦だった世代に育てられた私たちには、身近なお手本が少ないと言えるかもしれません。いざ困ったときには、本やネットの情報、会社の先輩や友人に相談して、その都度対処するという方法でサバイブしていくしかない。もしかしたら、若くしてワーキングマザーになったばかりに、自分が一番先にその道を歩いて行かなくてはならないかもしれない。そんな不安を解消するべく、中四国支社の時短ママたちが立ちあがったのです。
身近にロールモデルがいる安心感。同じ境遇だから打ち明けられる悩み
ママ会議の冒頭、支社長の中澤より、クレジットカード業界の現状、中四国エリアの経済状況やクレディセゾンのビジョンについて講話がありました。そのなかで、短時間勤務制度を利用する社員に向けて「時間のリミットから逆算して、新しい仕事にチャレンジすることにも時間を割いて欲しい」と熱いエールを送っていました。

「既存業務の生産性をあげて生み出した時間を、新しい仕事にチャレンジする時間に充てよう」と、支社長。
次に、3名の先輩ママ社員が「子どもが小学校に上がったときの体験談」を発表しました。

小学校に上がると保育園の代わりに長時間、子どもが過ごせる場所として学童保育があります。私自身、娘がまだ1歳児で、就学はまだ遠い先のことではあるものの、「今まで通り働き続けられるのだろうか?」という漠然とした不安がありました。

実際に、先輩ママの体験談を聞くことで、未来の自分と子どもの姿がイメージできるようになりました。子どもが小学校に上がるまでにした準備や、学童保育、PTA役員、夏休みなどの長期休暇の過ごし方、時短家事や調理のコツ、ママ友との付き合いについて、かなり細かいところまで具体的に知ることが出来ました。特に年長児のママ社員からは質問がたくさんあがり、熱心にメモをしていました。

「入学前に、子どもが自分で着替えや登園準備をできるように練習したり、通学路を子どもと一緒に歩いてみたりしました」という先輩ママ社員。
特に興味深かったのは、夏休みや冬休み期間中の子どもたちの過ごし方でした。私のイメージとしては、小学生のうちは学童で過ごすものだと思っていたのですが、学童を利用するのは低学年までがほとんどで、以降は、子ども同士で遊んだり、塾へ行くようになるんだそう。

小学校1年生と4年生の娘を持つママ社員は、学童の代わりに週に5日、習いごとを入れることにしたんだそう。水・金曜日はそろばん、火・木曜日は公文式、土曜日はピアノを習うことで、子どもだけで過ごす時間を短くしているんだとか。土曜日のピアノは親子で通うそうですが、平日は学校帰りに友達と習いごとに直行しているようです。子どもたちの希望を聞いたうえでの選択なので、本人たちも納得して通っているとのことでした。このエピソードに驚いた参加者からは、「月謝がたくさんかかるのでは?」など質問が殺到し、非常に盛り上がりました。

パパ社員を交えて楽しいランチタイム
午前のプログラムが終わり、お昼は支社勤務のパパ社員を交えてのランチタイム。各テーブルの代表者が、事務局が用意したテーマのカードを引き、お題に沿ってトークをします。テーマは、「子どものことで涙したできごと」や「子育てで大切にしていること」「子どもの名前の由来」など。「子どものことで涙したできごと」というテーマでは、2人目の出産の際、切迫早産でママが入院してしまったというパパ社員からのエピソードが印象的でした。日中は実家で当時1歳10か月だった長男の面倒を見てもらい、夜はパパと2人だけの生活を1か月間送ったそう。入院中のママのお見舞から帰る際も、長男はちゃんとバイバイして、わがままを言わなかった。ママが大変なのを小さいながらも理解していて、我慢している姿に涙したとのことでした。そのほか、同じ涙でも「5歳の息子がおしっこを我慢できずに部屋のごみ箱におしっこをしてしまい、あきれて涙した」なんていうエピソードも飛び出しました(笑)。

どのチームも話が尽きることはなく、普段会社では子どもの話をなかなか聞くことがないパパ社員たちともコミュニケーションができる良い機会になりました。個人的には、バリバリ働いているパパたちも、家では育児参加していることを知り安心しました(笑)。
子育てを経験したからわかること、できることってなんだろう?
午後からは、各グループに分かれて、短時間勤務制度を利用してみて良かった点、困った点、実際に働いてみてギャップを感じたことを話し合いました。制度を利用することによって、仕事と家事・育児のバランスがとれて満足しているというメンバーが思ったより多かったです。一方で、既婚者や子どもがいるメンバーが少ない部署の場合、子どもの病気のための突発的な休みなどに理解が得づらいと話すメンバーもいました。

既婚者と独身者、子どもがいる人とそうでない人のあいだには、想像するだけでは埋まらない溝があり、両者の相互理解は長年の課題でもあります。実際、私も子どもを持って初めて、自身ではコントロールできない不自由さを理解することができました。時短ママたちも、自分たちが独身だったころ、当時の時短ママたちのことを理解できていなかった経験を踏まえ、どうやって理解してもらえばよいかという、発展的な議論を交わしました。

東北や神奈川支社に続き……中四国支社でもファミリーデー開催の動きが。
今後の取組みとして、子育て中の社員が利用できる制度や、中四国エリアの子育て情報を集めたハンドブックを作成しようということになりました。ファミリーサポートや保育園の申し込み、緊急医療のような地域性のある情報を掲載することで、子育てとの両立をサポートしていきます。またツール支援だけでなく、実際に育休からの復職をサポートするために、地域ごとに先輩ママ社員をメンター(※)として配置することを決めました。

(※)メンター:キャリア形成のほか、生活上のさまざまな悩み相談を受けながら、サポートする役割のこと。

また、クレディセゾンは「SAISON CHIENOWA」のほかにも、世の中を便利に楽しくするような新商品やサービスを紹介する
「hintos」や、くらしとお金のWeb相談サイト「Sodan」というWEBメディアを運営しています。子育て世代にも関連の強い自社サービスを、リアルな場でお客様にもぜひご紹介したい。そんな思いから、「コンテンツ研究会」というチームを立ち上げることになりました。

子育てをビハインドせずむしろ武器にしながら働き続けるために、これからも中四国支社ではママ社員発のプロジェクトを推進していきます。続報にもぜひご期待ください゚+.(o´∪`o)゚+.゚
プロフィール

若林 香織(わかばやし かおり)
株式会社クレディセゾン 中四国支社所属。1歳の女の子のママ。

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