知育よりも重要!?幼児教育の原点・子供の『意欲』の育て方

知育よりも重要!?幼児教育の原点・子供の『意欲』の育て方

Bu facebook
Bu twitter
子供の意欲の育て方

親が放っておいても自分でどんどん勉強する…わが子がそんな子供に育ってくれたら親は嬉しいですよね。

子供の将来のため、最近は乳幼児期から早期教育に取り組む家庭も多いですが、早くから何かを“教える”ばかりで、子供の“意欲”や“好奇心”を育てることを忘れていませんか?

実は幼少期にきちんとこの“意欲”を育てること、鍛えることこそが、知育以上に重要なんです!

意欲を育てることこそ、幼児教育の原点!

どんな分野でも結果を出している人は、何事にも興味・関心を持って取り組む“意欲”や“好奇心”があるといいます。

国のプロジェクト『脳科学と教育』の研究統括を務めた小泉英明さんも、子供の意欲を伸ばすことは知育よりはるかに重要なのにもかかわらず、詰め込みや暗記を重視した教育によって、学問への意欲、ひいては学力が低下しつつあることを危惧しています。

乳幼児期からの早い段階で差が生まれるという子供の意欲は、どのようにして育てればよいのでしょうか?

幼児期は知的好奇心を満たしてあげよう

2歳前後以降の幼児期になると、いろいろなことに興味や関心を持つようになってきます。

この時期の子供のパパやママは、この好奇心を充足させてあげることがとても重要です。子供の知的好奇心をしっかり満たしてあげることで、子供は学ぶことが楽しいと感じるようになります。

たとえば、夕方、「お日様が赤いね!」「どうして赤いのかな」と子供が疑問に持ったら、まず「お日様が真っ赤になって、とてもきれいね!」と子供の気持ちに共感し、さらにその子の知的レベルに合わせ、「きっと早くおうちに帰りたくて泣いているのかなあ?」などと言葉をかけてあげましょう。

そのうえで、「どうして赤くなるのか、おうちに帰ったら調べてみよう!」と言ってあげることで、さらなる知的好奇心を刺激することもできますよ。

3歳ごろからはその子独特の好奇心に対応してあげよう

3歳ごろになると、特殊的好奇心といって、その子供の中で特に強い好奇心、つまり個性としての好奇心がむくむくとわきあがってきます。

男の子であれば、乗り物に強い関心を持つ子、昆虫に強く好奇心を持つ子、恐竜について知りたがる子など、いろいろな個性がでてくる時期なのです。

たとえば、昆虫に対して好奇心を強くもっている子供の場合は、実際に虫を探しに行って観察させてあげたり、昆虫がいくつかの仲間に分類されることを教えてあげたりすることで、子供の知的好奇心が充足し、さらに深く知りたい思う刺激にもなるのです。

こういった刺激や充足を子供に与えるためには、パパやママが前もって子供が興味を示している分野について勉強し、お膳立てしてあげることも必要です。

意欲の差が生まれる原因とは?

そもそも、幼児期という早い段階で“意欲がある子”と“意欲が出ない子”に差が生まれているのはどうしてなのでしょうか。

赤ちゃんは生まれてから2歳前後までの幼児期に、パパやママとの心の絆が生まれ、親への愛着が形成されます。その部分がしっかり築けていることが、子供が安心して学べる対人的環境の基礎となるのだとか。

そのため、この時期のパパやママは常に子供にあたたかく接し、子供が「パパやママから受け入れられている」と感じさせてあげるようにしましょう。

また、意欲は生活習慣も影響しているといいます。

チャイルドファミリーコンサルタントの山本直美さんによると、たくさんの子どもや保護者と接していく中で、意欲が出ない子供は生活習慣が乱れているということが分かったそうです。

パパやママがどんなに疲れていても、忙しくても、毎日同じ時間にごはんを食べて、同じ時間に寝かせてくれる…こういったことの積み重ねが、無意識のうちに「パパやママに大切にされている」という子供たちの自己肯定感として根づいていき、その安心した状況の中でこそ、子供は本来の好奇心を発揮できるということかもしれません。

「うちの子は、なかなか意欲的にならない」「あまり好奇心が強くない」と思うパパやママは、生活リズムの見直しもしてみてはいかがでしょうか。

これからのグローバル社会を生き抜くためには、マニュアル化された勉強や、受身の学習ではなく、主体的に自ら学ぼうとする姿勢が大切になってくるはず。ぜひ幼児のうちから、子供の学習意欲を育ててあげるようにしましょう。

PHOTO/VLADGRIN/Shutterstock 参照/ 日経Dual「知育より『意欲を鍛える』 実践したい5つのポイント」 日経Dual「意欲のある子・ない子 幼児期のやる気の伸ばし方」 幼児期および児童期における学習意欲の形成(筑波大学櫻井茂男教授)

関連コラム

紙の絵本とは違う効果も!?デジタル絵本の魅力とは
当日受付もOK!2017年版『こども霞が関見学デー』の見所は?
小学校低学年で年間300冊も!芦田愛菜ちゃんの読書量がすごい!
15歳でコーヒー店のマスターに!発達障害の才能を活かす3つの方法

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup