【医師監修】まずはチェック! 夏バテの症状と原因、対策方法

【医師監修】まずはチェック! 夏バテの症状と原因、対策方法

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夏によく聞く「夏バテ」という言葉。夏バテとは具体的にどのような状態を言い、また、何が原因となるのでしょうか。今回は、夏バテの症状ほか、原因や対策についてもお伝えします。
チェックリストあり!夏バテの症状

夏バテになりやすい生活チェックリスト
「夏バテ」はよく聞く言葉ですが、具体的にどのような状態が夏バテを招くのでしょう。夏バテになりやすい生活かどうか、まずはチェックリストを見てみましょう。

・普段はクーラーの効いた部屋で過ごしている

・あまり運動はしない

・食事は軽く済ませる(野菜もあまりたべない)

・冷たい飲み物・食べ物を口にする

・お風呂では、湯船に入らずシャワーだけが多い

チェックが1つ以下であれば、まだ生活習慣に大きな問題はないと考えられます。引き続き気をつけてください。チェックが2〜3つある場合は、今後夏バテを起こす危険性があると考えられます。チェックが4つ以上あれば、すでに夏バテを起こしている可能性が考えられます。自分自身の体調と向き合いましょう。
夏バテの症状とは
夏バテとは、夏の暑さによって引き起こされる身体の不調を指します。以下に夏バテの代表的な症状をご紹介します。

■体の倦怠感

夏バテの体表的な症状です。なぜか疲れが溜まっており、ソファーに寝そべったまま動きたくない…。こんな状態に陥っているママも多いのではないでしょうか。

■よく眠れない

体が疲れているのに、かえって気が高ぶったり、あるいは熱帯夜のためにうまく入眠できない。そんな症状も夏バテの大きな特徴となっています。よく眠れないことで、さらなる疲労感やだるさの蓄積につながる人も多いようです。

■食欲不振(胃腸の不良)

眠れないことにより自律神経の働きが乱れると、胃腸の調子もおかしくなります。その結果、食欲不振になり、夏バテ解消に必要なミネラルやビタミンが不足してさらなる夏バテつながるといった悪循環を招くことも。

例えば妊娠初期のママは、つわりに伴ってこれらの症状が現れることがあります。つわりの時期だからしかたない、と思い込まず、生活習慣を見直して夏バテの可能性も確認してみましょう。
夏バテがきっかけとなる病気
夏バテがきっかけで起こりやすい病気が「夏風邪」です。夏風邪は、下痢(消化器の不良)のほか、だるさや微熱など、夏バテの延長ともいえる症状が出ます。熱そのものはあまり高熱にならないことが多いですが、発汗によって脱水症状へつながることがないよう、十分な水分摂取を心がけてください。夏風邪が長引く場合は、別の病気の可能性もあるため、一度病院を受診しましょう。
夏バテの原因

たくさんの発汗
夏バテの原因は、夏ならではの事情が関係しています。原因のひとつめは「たくさんの汗をかくこと」。人は暑いと汗をかきますが、これは自律神経による体温調節機能が働いているためです。しかし、自律神経が働きすぎることで、働きが鈍ったり乱れたりし、身体のさまざまな不調の原因となります。また、たくさんの汗をかくことで、水分とともにミネラルやビタミンも失われます。これにより、体の各部の働きが低下し、さらなる疲労感や体調不良へとつながるのです。

特に赤ちゃんは、体温調節機能が未熟です。大人以上に、夏バテや脱水症状、熱中症のリスクが高いと考えられます。周りの大人が十分注意して見てあげましょう。
室内外の温度差
外の暑さに対して、喫茶店や職場などの屋内は、冷房が効きすぎているケースも多くあります。外気温と部屋の温度があまりに違いすぎると、自律神経にストレスがかかり、うまく機能しなくなる原因となります。また、外の暑さを想定して薄着で過ごしている場合、屋内の寒さで内臓を冷やし、これが下痢や便秘や食欲不振(胃腸の機能低下)へとつながります。
夏バテの対策・予防

夏バテの対策
■サプリメントを摂取する

各種ミネラル、ビタミンB1、B6、B12、クエン酸などが疲労回復に効果が期待できる栄養素として知られています。食欲がなくて何も食べたくないと言うときには、サプリメントや栄養ドリンクでこれらの栄養素を補うと良いでしょう。

■適度な運動を始める

「疲れているときに疲れることをして逆効果なのでは」と思ってしまいますが、適度な運動によって汗をかくことで、かえって疲労感やだるさが軽減できるケースがあります。特に、普段涼しい屋内で過ごして汗をかかず、運動不足気味の人には効果的と考えられます。夜うまく眠れない人にも、ぜひ試して頂きたい方法です。

■湯船につかってリラックスする

シャワーだけで入浴を済ませると、体が冷えやすくなります。暑い夏でも温かな湯船につかって内臓を温め、適度に汗をかく事が夏バテ防止対策になります。これは、乱れた自律神経を休めるといった点でもメリットが期待できます。
夏バテの予防
■室温は「外気温マイナス5℃以内」を目安に

外気と室温の温度差が大きすぎると、自律神経に大きなストレスをかけることになります。部屋の中にいて熱中症になっては元も子もありませんが、部屋の中を冷やしすぎないように心がけてください。目安は「外気温マイナス5℃以内」です。自宅以外の建物では、自分の都合で温度調節できないことも多々あります。外出するときは、そのようなことも見越して、上着などを持っていきましょう。なお、赤ちゃんは体温が外の環境に左右されやすいです。外の暑さ、屋内の涼しさ(寒さ)には、特に注意してあげてください。

■夏バテに効く食べ物・飲み物を積極的に選ぶ

夏バテに効く食べ物は、栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富な食材といえます。具体的には、うなぎ、豚肉、豆類などがおすすめです。食欲がない時は、ニンニク、生姜、ネギなどの薬味やスパイスが適度に胃腸を刺激してくれます。アイスクリームや冷麺など、冷たい食べ物の食べ過ぎ、冷たい飲み物の飲みすぎにも注意しましょう。梅昆布茶や味噌汁、甘酒、スポーツドリンクなどが夏バテ予防・解消におすすめです。

■十分な睡眠をとる

熱帯夜で寝苦しいこともあるかもしれませんが、クーラーをつけっぱなしにして寝ることはおすすめできません。クーラーのタイマー機能を使い、入眠までの時間(1〜2時間程度)でクーラーのスイッチが切れるように設定しておくと良いでしょう。また、猛暑の夜は、氷枕で眠ることもおすすめです。寝る1時間ほど前に、ぬるめのお風呂につかることも、心地よい眠りにつながることが期待できます。
まとめ
免疫力の低下している妊娠中や、体力が消耗している産後のママは特に夏バテには注意が必要です。また乳幼児などの小さな子どもは、体温調節機能が未熟であるため、夏バテ外の脱水症状や熱中症にも気をつけてください。まずは生活習慣や食事を見直すことが、夏バテ予防・対策の基本となります。

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