いよいよ対象拡大!個人型確定拠出年金にかかるコストとは!?

いよいよ対象拡大!個人型確定拠出年金にかかるコストとは!?

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今年(2017年1月)から対象が拡大される、個人型確定拠出年金(iDeCo)。節税メリットもあり、良いことだらけと聞くけれど、かかるコストはどれくらい?利用するうえで、何か注意すべき点はあるのかな?

■iDeCoを始めるにあたって……コストはかかるの?

今年から公務員や主婦も加入対象となった、個人型確定拠出年金(iDeCo)。かけたお金が全額所得控除になるなど、税務的なメリットが大きい制度です。しかし、iDeCoを始めるにあたって、各手数料が必要となることをご存知でしょうか?

税務メリットと比較して、手数料のほうが高いなんてことがあると本末転倒ですよね。そこで、具体的にどんな手数料がどれくらいかかるのか?を確認してみましょう。基本的な手数料は、以下の3つのタイミングでかかります。

1.口座開設時

iDeCoを始めるにあたって最初にすることは、各金融機関に口座開設をすることです。そして、この口座開設(iDeCo加入時)に手数料がかかります。口座開設手数料は、金融機関ごとに異なり、中には無料の金融機関もありますので比較してみると良いでしょう。ただし、無料といっても注意が必要です。金融機関の受け取る手数料が無料でも、みなさんの支払いが無料というわけではありません。iDeCoに加入する際には、国民年金基金連合会というところに、2,777円を支払う必要があります。つまり、みなさんがiDeCoに加入する際の手数料は、「2,777円(国民年金基金連合会)+α(金融機関)」となるわけですね。なお、金融機関の手数料は、無料~1,000円程度に設定している金融機関が多いようです。

2.拠出時

iDeCoは、長期間におよぶ積立投資です。ある意味、一番重要な手数料がこの拠出時といえるでしょう。拠出時に関しても、金融機関ごとに異なる手数料と、必ず必要になる手数料とがあります。必ずかかる手数料は、167円/月です。金融機関ごとの手数料は、無料~500円/月程度が多いようです。毎月500円というと、10,000円あたり5%ということなので、馬鹿にならない金額ですよね。

3.受け取り時

最後に、実際に確定拠出年金を受け取る際にも、手数料がかかります。一時金として受け取る場合には一度のみ、年金形式で受け取る場合はその都度必要になります。なお、受け取り時の手数料は432円/回で、どの金融機関でも金額は同一のことが多いようです。

■手数料と税の控除を比較しても、iDeCoはお得!?

上記のように、①口座開設時、②拠出時、③受け取り時に手数料が発生しますが、所得控除と比較して、iDeCoを利用するメリットはあるのでしょうか?

答えは、YESです!基本的には、手数料を支払っても、得られる税効果のほうが大きいといえます。たとえば、初年度は、口座開設+拠出時の手数料がかかりますよね。仮に、手数料が無料の金融機関を選択した場合、2,777円(口座開設時)+167円×12ヵ月=4,781円が年間の手数料となります。そして、次年度以降は拠出時のみかかりますので、167円×12ヵ月=2,004円だけです。

一方、iDeCoによる税制メリットをみてみましょう。仮に、税率20%の方が10,000円/月拠出した場合、初年度は年額120,000円×20%=24,000円の税制メリットがあります。この他、住民税にも適用されますので、税率10%とすると、120,000円×10%=12,000円です。合計すると、税制メリットが36,000円であるのに対し、手数料が(口座開設を含めても)4,781円となるので効果があることが分かりますね。次年度以降は、この36,000円に対し、手数料が2,004円なので、さらに効果が高くなりましたね。このように、手数料を加味しても、iDeCoによる税制メリットのほうがはるかに大きいことがお分かり頂けるかと思います。

■その他、知っておくべき手数料とは?

さて、iDeCoによる手数料の他に、知っておくべき手数料があります。それは、投資商品を選択した際の信託報酬です。iDeCoに限らず、ご自身で投資信託を購入した場合にも発生する手数料で、この信託報酬は毎年かかる手数料となります。長期投資になるiDeCoにとって、この信託報酬は重要な意味を持ちますのでご注意ください。

iDeCoでは、比較的手数料が高く積極的な運用を行う「アクティブ型」と、比較的手数料が低く市場に合わせた成長を意識した「インデックス型」の商品が用意されています。アクティブ型とインデックス型、一概にどちらのタイプが良いともいえませんが、こういった累計コストも意識して商品選びをするようにしましょう。

手数料はかかるものの、大きな税制メリットがあるiDeCo。ぜひ積極的に活用しましょう!商品選びで悩まれた際は、ぜひプロであるFPに相談してみてくださいね。

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