転職が多い私。財形貯蓄はおすすめ?

転職が多い私。財形貯蓄はおすすめ?

Bu facebook
Bu twitter

独身・30代前半の私。今まで何度か転職をしていて、最近もまた転職をしたばかり。これから本格的に貯金をしようと思っているんだけど、転職が多い私にとって、財形貯蓄でお金を貯めるのは効果的なのかな?

■そもそも財形貯蓄とは?

みなさん、財形貯蓄という制度を聞いたことはありますか?

財形貯蓄とは、勤務先が給与天引きで通常の給与振込口座とは別の口座にお金を移し、自動積立をしてくれる制度のことです。毎月の給与だけでなく、賞与(ボーナス)も対象になっていることが一般的です。また、用途によって種類が分かれており、貯蓄用途を問わない「一般財形」のほかに、住宅購入のための「住宅財形」や老後資金のための「年金財形」があります。通常、一般財形の場合は、積み立て開始後1年を経過すればいつでも引き出すこと可能です。一方、住宅財形や年金財形は、それぞれ「住宅購入」、「年金受取」と用途に制限はありますが、一定の金額(住宅財形と年金財形を合わせて550万円)までであれば、利息に対して非課税というメリットがあります。ただし、途中で引き出した場合は、目的外の引き出しということで、過去5年間非課税だった利息に対して課税されることになりますのでご注意ください。

では、財形貯蓄はどのような人におすすめなのでしょうか?

それは、お金の管理をするにあたって、ついつい忙しくて給与口座から別の貯蓄口座へお金を移し替えそびれてしまう人です。財形貯蓄ならば、みなさんに代わって勤務先が自動積立をしてくれるので、お金を移し替えそびれる心配や手間がありませんからね。よって、きちんとご自身で給与振込口座から別の貯蓄口座に移し替えて、お金の管理をしている方にとっては、あまり意味のない制度といえるかもしれません。

余談ですが、住宅財形や年金財形に関しては、筆者個人としてはイマイチ魅力を感じません。というのは、非課税というと一見大きなメリットに感じますが、現在の低金利の情勢では利息そのものがさほど付かないからです。大きな利息が付く場合、非課税というのはメリットがありますが、利息がそもそも付いていない場合は、非課税による税効果も大きくないと思うのですが、みなさんはどう感じますか……?

■退職や転職をした場合、これまでの財形貯蓄はどうなるの?

さて、転職が多い方にとって気になるのは、退職・転職をした場合の財形貯蓄の取り扱いですよね。財形貯蓄は、勤務先が給与天引きしてくれているとはいえ、ご自身の資産です。そのため、「退職したら勤務先にとられてしまう!」なんてことはありませんので、ご安心ください!また、退職と同時に解約をして現金を受け取る方が多いかと思いますが、転職先に引き継ぐこと(継続積み立て)ができるのをご存知でしょうか?

「転職までの期間が2年以内」、「転職先にも財形貯蓄制度がある」

上記の2つが引き継ぐための要件です。財形貯蓄制度は福利厚生制度の一つなので、転職先によっては財形貯蓄制度がない場合もあります。よって、転職先に引き継ぐ予定の方は、事前に財形貯蓄制度の有無を確認しておきましょうね。なお、住宅財形と年金財形を利用している場合は少し注意が必要です。もし、財形貯蓄制度がないなどの理由で引継ぎができなかった場合、途中解約(目的外の引き出し)という扱いになっていまいます。結果、直近5年分で非課税になった税額が、ペナルティとして引かれることになってしまうのです。

■これから転職を検討している人にも、財形貯蓄はおすすめ!?

では、転職を検討している方は、財形貯蓄をどう考えれば良いのでしょうか?

前述のとおり、「勤務先に没収される」なんてことはありません。そのため、転職を検討していても、必要であれば利用すると良いでしょう。ただし、財形貯蓄自体は、給与口座から別の口座に自動で振り替えてもらっているだけですので、普通預金で貯めているのと変わりありません。そのため、お金を「貯める」ことには有効ですが、「殖やす」ことには不向きです。ある程度資金が貯まっている方は、「殖やす」ためにも、金利の高いネット銀行の定期預金を探したり、貯蓄型の生命保険にかけるなど、財形貯蓄以外の手段も検討することをおすすめします。「どんな手段が自分に向いているかわからない!」という方は、ぜひFPに一度相談してみましょう。ご自身のリスク許容度やライフプランにあった手段を紹介してくれると思いますよ。

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup