離乳食完了期に注意すべき味付け

離乳食完了期に注意すべき味付け

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母乳やミルクから始まって、トロトロのお粥や野菜を飲み込む「ゴックン期」。半固形状のものは舌を使って飲み込む「モグモグ期」。柔らかく煮た食材を、舌や歯茎を使ってつぶして飲み込む「カミカミ期」。そして、いよいよ離乳食完了も目前の「パクパク期」。今回は「パクパク期」で注意するべき点や、おススメの簡単レシピをご紹介します。







この記事の監修ドクター

女医によるファミリークリニック 大井美恵子先生

当院では受診していただく患者様は家族と思い治すことをモットーとしており、生まれたときから、生涯を終えるときまで、ご家族全員のプライベートホームドクターを承っております。最新の小児科内科皮膚科・美容医療に、東洋医学などの代替医療やアンチエイジング医療を取り入れながら、 ご家族全員がいつまでも健やかで美しくあるためのオリジナル医療を提供しております。
http://www.familyclinic-hiroshima.com/
離乳食完了期って……? 

離乳食完了期を別名「パクパク期」と呼びます。徐々に大人と同じ食事が摂れるようになっていく時期です。この時期になると一人で歩く子も増え、個人差はありますが小走りができるようになったり、公園でも一人で遊具を上り下りしたり……と、赤ちゃん自身の活動量も増えていきます。活動量が増えれば必然的にエネルギーを欲するので、ご飯も食べるようになります。今までは、少しずつステップアップしながら、「離乳」してきた食事も、いよいよ最終段階です。「幼児食」へスムーズに移行できるように、離乳食完了期では何を気を付ければ良いのでしょうか? 
離乳食完了期に入る目安

離乳食を進めていくうえで、一番悩むのが「ステップアップの時期」ですよね。赤ちゃんの月齢に基づく「目安」はあるものの、成長には個人差があり全てが当てはまるという訳ではありません。まずは、しっかりと自分のお子さんの様子を観察して下さい。そして、その子の成長に合わせたペースで進めていけば良いのです。

離乳食完了期の目安は、「歯の生え具合」と「道具への興味」「生活リズム」がポイントです。
歯の生え具合は……? 
この時期になると、前歯が生え揃い、奥歯も生え始める時期です。少しずつ「ひと口の量」を調節して、前歯でかじり取り、歯ぐきや奥歯でつぶして食べられるようになります。しっかりと、食べ物を目で見て、頭で考え、食べる量をコントロールできるなんて、我が子の成長を感じますよね! 食べ方は、ほぼ大人と同じになりますが、噛む力はまだまだ弱いため、あまり硬すぎるものを与えるのは気を付けましょう。大人の指で、軽く押して潰れるくらいが良いでしょう。

また「歯の生え方」は、離乳食を進めるうえでとても重要になっているのです。最初の奥歯「第一乳臼歯」が噛み合ったところで、歯を使って咀しゃくする準備が整うので、離乳食を卒業ということになります。

1才半では歯科検診も始まりますので、お子さんの歯の状態を良く知っておきましょう。
手づかみからスプーンへ
「道具への意欲」も離乳食完了期の大切な目安となります。この時期は、赤ちゃん自身も「自分で何でもやりたい」という欲求が強くなる時期でもあります。ママが忙しいのに、「やらせて! やらせて! 」と、泣きわめかれた……なんて、心当たりもあるかと思います。でも、これは赤ちゃんの進むべき成長のひとつ。手づかみを存分にさせて、目と手と口をしっかり連動させて食べる練習をしたら、スプーンやフォークを使って食べる練習をさせましょう。また、コップ飲みも少しずつできるようになります。ただ、両方とも最初は上手にできないので、ママが手伝ってあげましょう。こぼしたり、汚したり、ママにとっては後片付けが大変な気持ちも分かります。しかし、たくさん失敗するからこそ最終的にひとりで上手に食べられるようになるのです。ゆったりと気持ちを構えて、見守ってあげて下さい。
生活リズムと整えて! 
離乳食完了期は、1日3食を定着させる時期でもあります。朝起きなかったり、お昼寝を何回もするから3回食のリズムがなかなかとれないという声も聞きますが、朝食は生活リズムをつくる為にとても大切です。お昼寝の回数を減らし、睡眠のコントロールも心がけましょう。外遊びやおやつなど、上手く取り入れてリズムを作ることにより、排せつのリズムも自然に整います。

また、離乳食完了期は75%の栄養を離乳食から取り入れるのが目安となりますので、母乳やミルクの回数も徐々に減らしていきましょう。特に母乳の場合は、安心感を得るためについつい子供は母乳を求めてしまう傾向にあります。外へ連れ出し、なるべく気分転換をさせながら回数を少しずつ減らしてくと良いと思います。また、長い間母乳を飲んでいると、虫歯の危険性もありますので注意しましょう。
離乳食完了期に注意すべき味付けと調理ポイント

離乳食完了期に入る目安としてあげた「歯の生え方」「道具への意欲」「生活リズム」。赤ちゃんの成長に合わせて変化していく離乳食ですが、では、離乳食完了期ではどのような味付けや調理法に気を付けた方が良いのでしょう? 
味付けポイント
味付けは、引き続き薄味を心がけて下さい。離乳食完了期の味付け目安は「大人の1/3程度」。濃い味を覚えてしまうと、薄味に戻しにくいのでご注意を。香辛料は基本的にはまだ使えませんが、カレー粉であれば風味づけに、ごく少量なら使えます。通常の調味料だけではなく、ごま、焼きのり、削り節、青のり、きなこ、桜えびなど風味をプラスすることで、食欲もアップさせましょう。
調理ポイント
食べられるものの幅は広がりますが、まだまだ噛む力が不十分のため、食べやすい調理法を心がけましょう。

【ご飯・炭水化物】

離乳食完了期の前半は軟飯が良いですが、後半は大人と同じご飯も食べられます。離乳食卒業に向けて、普通炊きのご飯も慣らしておきましょう。

炭水化物は、柔らかく茹でたマカロニは食べやすさや食感も含めて、使いやすい食材です。パンも食パンを切るだけではなく、ロールパンを半分に切ったものなど与えると噛り付けるので、噛む練習になります。うどんなどの麺類もほぼ食べられますが、飲み込みやすいように、長さには気を付けましょう。

【肉・魚】

今までは食べやすいようにひき肉を心がけていましたが、この時期になると薄切り肉や塊肉も食べられるようになります。しかし、まだ繊維を噛み切る力が弱いため、火を通した肉の繊維を断ち切るように細かく切って与えるのが良いでしょう。

魚は、小骨をしっかり取り除き軽くほぐす程度で食べられます。

エビ、カニ、貝類もそろそろ食べられますが、アレルギーの心配もあるので様子を見ながら与えていきましょう。生ものはまだ食べられません。

【野菜】

今までは小さめを心がけていた野菜ですが、自分で噛む量を調節できるようになったので、輪切りやいちょう切りなど大きめに切って挑戦させてみましょう。また、茹でる、煮る、炒める等の調理法で変化する味や食感も、噛み方や噛む強さを学ぶ練習になります。また、繊維の多いキノコや、加熱したレタスなども食べられるようになります。色々な野菜に挑戦してみて下さい。

まとめ

愛おしい我が子が生まれてから、慣れない授乳やミルク生活。「本当にこれ美味しいの? 」と思いながらも作った、ゴックン期のお粥。毎日、少しずつ液体から固体へと近づいていく離乳食を作りながら、日々子供の成長を感じた日々だったと思います。ズリバイやハイハイ、つかまり立ちや一人歩き、微笑めば笑い返してくれたり、意味のある言葉をしゃべるようになったり……。目まぐるしく進化していく子供と過ごしながらの離乳食作りは、本当に大変だったと思います。「早く一緒のものを食べれるようになりたいな」と何度も思ったことでしょう。でも、我が子がこれから一生かけて「食べること」の基本を作るための「離乳食」という時期は、もう少しで終わってしまいます。ホッとするような寂しいような、不思議な気分ですよね。離乳食完了期は、「食べること」の基本の総まとめの時期です。「今」という時を大切に、ママとお子さんが笑顔になる離乳食作り、頑張っていきましょう。

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