持株会に入会すると、どんなことがおトクなの?

持株会に入会すると、どんなことがおトクなの?

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私の会社には、「持株会」という制度があるの。会社の先輩でやっている人もいるみたいだけど、自分で株式投資をするのと一体何が違うのかしら……。持株会にすると、どんな点がおトクなの?そんな疑問をお持ちの方に、今回は持株会に関するコラムをお届けします。

■従業員持株会とは?

上場企業にお勤めの方なら、一度は耳にしたことがあるであろう「持株会」。では、一体どんな制度なのでしょうか?

その名の通り、従業員が勤務先の企業の株式を購入するためにある制度のことです。会社独自の制度となりますので、関連子会社の従業員も入会できるのか?、正社員以外も入会できるのか?といった入会条件などは、持株会ごとに異なります。

■一般的な株式投資と何が違うの?

通常、株式投資をする場合、証券会社に口座を開設して株式を購入することになります。勤務先の株式を購入することも、もちろん可能です。では、証券会社に口座を開設して株式取引をするのと、従業員持株会で勤務先の株式を購入するのと、いったい何が異なるのでしょうか?

一番大きなポイントは、購入方法です。通常、証券会社経由で株式を購入する場合、単元という単位で購入します。企業ごとに株価は異なりますが、一般的に単元ごとに株式を購入する場合、ある程度まとまった金額(数十万円~数百万円)が必要となります。一方、従業員持株会の場合、給与天引きで毎月一定額分購入することになります。そして、積立を続けたのち単元株(通常、その企業の株式を購入する時に必要な最低株式数)になったら、ご自身の証券口座に移すことが可能です。なお、証券会社経由でも、株式累積投資(累投)という毎月一定額株式を購入する同種の制度はありますが、給与天引きではありません。

■持株会を始めるメリットとデメリットとは?

では、持株会のメリットとは何なのでしょうか?

まず、投資の第一歩として始めやすいということです。自身の勤務先という身近な存在が投資対象であることや、少額から始められることがポイントになるでしょう。いきなりまとまったお金を投資することに抵抗がある方でも、少額を給与天引きということであれば、始めやすいですよね。また、毎月一定額を購入するというドルコスト平均法を採用するので、安い時には多く購入して、高い時には少量のみ購入することになります。結果的には、平均取得単価を下げることになりますので、いわゆる「高値掴み(※)」にはなりにくいかもしれません。
※株価がさらに上がると思って購入し、その後に株価が下落してしまった場合のこと

そして、持株会経由で株式を購入すると、補助を出してくれる従業員持株会も珍しくありません。実質的な株式の割引ともいえるので、これも大きなメリットといえるでしょう。

一方、デメリットはあるのでしょうか?

持株会経由の場合、前述の通り、単元株にならないと普通の証券口座経由で売買することができません。そのため、売却する場合、通常の単元株と比べて流動性が落ちるという点がデメリットであるといえます。つまり、「株価が高いから売却したい!」と思った時に単元株になっていないため売却できない又はいざ売却できるようになったタイミングで株価が安くなってしまっている……といったこともあり得るのです。よって、「安い時に買って、高い時に売る」というのが、株式投資の大きな醍醐味といえますが、積立方式である持株会ではそれを感じることができないかもしれませんね……。

■FPから見て、持株会はおすすめ?

それでは、従業員の持株会はFPから見てどうなのでしょうか?

答えは、おすすめです!補助が出る場合は、証券会社を経由するよりも割安に株式を購入することができるので、特におすすめです。また、勤務先の株価上昇が自身の資産価値を上げることになるので、普段の仕事にもさらに身が入りますよね!結果、普段の仕事ぶりが評価されて、昇給・昇格といった良い結果につながるかもしれませんよ!?もちろん、自社の将来性に不安がある……そんな場合は、当然勤務先を投資対象から外したほうが良いでしょうが……。とはいえ、従業員持株会は、上場企業にお勤めの方だけが加入できる制度です。少しでも興味のある方は、是非一度前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

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