つるの剛士:第4回 初めての産後クライシス、『このままだと奥さんにフラれる!』と思って焦りました

つるの剛士:第4回 初めての産後クライシス、『このままだと奥さんにフラれる!』と思って焦りました

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第4回目となる今回は、“ママになった奥さま”に対してのつるのさんの気持ちをたっぷり聞かせていただきました。ご夫婦ともに、愛し愛されるための努力をされている姿から、たくさん刺激を受けるお話です!

■最初の出産から5人目の出産まで、ご夫婦の育児はどのように変化・成長していきましたか?

1年半ごとに赤ちゃんが生まれたので、育児についてあれこれ悩んだりする暇がなかったんですよね。2人目生まれた、3人目もきた、はい次は4人目ね、みたいな感じだったので、本当にあっという間に5人になった気がします。
僕の「子どもがほしい」という願望が先に立っていて、これがもう少し間隔が空いていて、客観的に分析する時間があったりしたら5人も子どもを持つっていうのはできなかったかもしれないですね。
子どもたちも、赤ちゃん返りする暇がなかったくらい。まとめて4人の子を育てて、あっという間にみんな赤ちゃんじゃなくなって、手がかからなくなった。これからもっと離れていくとは思うんですけど……。
だから今、うちには5人目の赤ちゃんがいるでしょ。この子はもう感覚的には、子どもというより孫なんですよね(笑)。最初の子とはひと回りも離れていますし、4人の育児を経験しているわけだから、これまで培ってきたスキルをフルに活用して育てられてるんですよ。それに、こっちにも余裕があるから、何をやってもかわいく思えちゃう。本当にやばいです。かわいすぎて(笑)。

■出会ってから、5人のお子さんのママとなった奥さまへの気持ちに変化はありますか?
変わらないですね。子どもが増えていくたびにステキな女性になっていくし、かわいいなと思います。それはきっと、奥さん自身が努力をしてくれているからなんですよね。いつもキレイにしてくれている。そういうところ、スタイリストさんとして仕事してたころからかっこいいと思って見てます。
もちろん、スッピンで過ごしてることもありますけど、子どもができてから、何か別の魅力が出てきたような……なんというか、エロいんですよね(笑)。そういうフェロモンなのかな? とにかく、どんどん魅力的になっていくんですよ。

■“産後クライシス”という言葉もありますが、産後の奥さんの変化に戸惑う旦那さんも多いですよね。つるのさんの場合はいかがでしたか?
もう何度も経験してるけど、これはホルモンのせいだから仕方ないです。
ただ長男が産まれて、初めて“産後クライシス”を経験したときは、正直言って戸惑いましたね。「うわぁ! 変わっちゃった」と思ったし、息子に自分の恋人を奪われたというか、「俺のおっぱい取られた!」という気持ちにもなりました(笑)。
本当に寂しいことだらけだったんですよ。それに、「このままだと奥さんにフラれる!」という強い焦りが出てきて。
パソコンでたとえると、奥さんは出産を機にOSがバージョンアップしちゃったんですよね。
だけど、僕というソフトがそれに対応していない。「いかん! このままでは奥さんのハードディスクに入れない!」と感じて、彼女に寄り添いながら、どうにかして自分もバージョンアップしなければ、と思ったんです。
命を産んで、人間として大きくなった彼女を間近で見ていたので、「えらいこっちゃ!」と思ったし、ますます奥さんのことを尊敬しつつも、男として自分が情けなくなったんですよね。いつまでもこのままではダメだと思って、育児を手伝い出したんです。
わからないことばかりだから、怒られっぱなしでしたよ。ケンカも話し合いもたくさんした。それを乗り越えたから、今があるんです。

■奥さんとはずいぶん戦ってきたとおっしゃっていましたね
お互い、ケンカすると激しいんですよ。最近はなくなりましたけど、結婚前はよくしてたし、ファブリーズが飛んで来たこともありました(笑)。
でも僕、ケンカっていいなぁと思うんです。
それだけ我の強い2人がぶつかり合って、トゲだらけのイガイガがケンカを繰り返しながら、少しずつ丸くなって、「つるの家」という家族になった。という感じがするから。
それに振り返ってみると、今までしてきたのはどれも発展的な、建設的なケンカだったなと思います。だから、そのたびにお互いが反省して「ごめんね。言いすぎた」「これはもう言うのをやめようね」という会話がある。そうすると、同じケンカはもうしないわけじゃないですか。そういうことが積み重ねてきたからこそ、今はケンカをしなくったんだと思います。
奥さんが「はいはい」と妥協したり、許してくれたりしている部分はあると思うんですけどね。「これ以上言うとケンカになる」というラインが分かるようになってきたのもあるかもしれません。我慢とかではなく、そういう空気にしないようにさりげなく努力するというか。きっと、お互いに大人になったんでしょうね。

■つるのさんが思う、夫婦円満の秘訣はなんですか?
つるの剛士
コミュニケーションかな。あとは、あまり干渉し合わないことですね。それってつまり、お互いに信用する気持ちが強いということだから。
あとは、やっぱり僕は奥さんが大好きなので、家の中でも奥さんにちょっかいを出すんですよ。イチャイチャしたいというか……(笑)。
娘たちには「キモッ!」とか言われますけど、「いいだろうが! パパが好きな人なんだから」と言い返しています。子どもたちに両親の仲がいいというのを見せておくのは、いいんじゃないかなと思うので。




「ケンカをすることで、家族になる」という言葉がとても印象的な回でした。
つるのさんのお話の中には、“妻”としての自分を振り返るヒントがたくさんありました。
次回もお楽しみに!



取材・文:上原かほり 撮影:chiai
衣装協力:ikka、KINGLY MASK
スタイリスト:佐藤慶明(go ahead)
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