金が資産のリスクヘッジになる理由とは?

金が資産のリスクヘッジになる理由とは?

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「有事の金」と言われる通り、金は不況の際のリスクヘッジとなります。そのため、代表的な投資商品の一つとして、ご存知の方も多いのではないでしょうか?今回は、ファイナンシャルプランナーの平原 直樹(所属:ブロードマインド株式会社)が金がリスクヘッジになる理由について解説いたします。

■金はなぜ資産のリスクヘッジになるの?

金は、戦争や大災害などの有事の際や、景気が悪化しそうなど今後の先行きが暗いタイミングで価値が上がり、逆に好景気の時などは価値が下がる傾向にあります。

たとえば、政権の変化や経済危機などで、国が破たんするような場合を考えてみましょう。通常の通貨は、最悪の場合、価値が0となり単なる紙切れになってしまう可能性があります。一方、金の場合は埋蔵量に限界があるため、常に世界で一定量しか存在しません。こうした希少性ゆえに、価値が0になることはありません。また、金には宝飾品としての価値もあり、日本国内に限らず世界中どこでも価値があるものとして通用します。

上記のことから、ある意味、世界で一番安全な通貨と言えるかもしれません。そのため、経済の見通しが悪くなったりすると、金に需要が集まることになるのです。つまり、この特性を利用して比較的経済が順調な時に安く買っておくことで、リスクヘッジとしての効果も期待できるというわけです。これが「金で備える」ということですね。

実際に、自国の通貨が非常に弱い場合、現金で預金せずに、金で持っているほうが有利ということも珍しくありません。とはいえ、少なくとも今の日本では、金自体で売買の決済ができるわけではありません。よって、全資産を金に変えてしまうのではなく、総資産の10%以内に抑えることをおすすめいたします。

■純金はどこで購入できるもの?注意すべき点はあるの?

さて、金はどこで購入することができるのでしょうか?

ある程度まとまった金の塊(地金)は、田中貴金属などの地金商で購入することが一般的です。地金のサイズによっても異なりますが、購入には数十万円単位の資金が必要です。もう少し手頃な値段で手に入れたい場合は、コインやネックレスなどの装飾品を購入するという方法もあります。こちらは、デパートや貴金属商などで購入することができます。

では、購入するにあたって何か注意すべきことはあるのでしょうか?

まず、コインや装飾品を購入される場合は、加工の手間がかかる分、地金で持つよりも割高となりますし、傷がついたりするとその分価値が落ちてしまうので注意が必要です。また、地金か装飾品かに関わらず、いずれの場合も盗難や紛失などに気をつける必要があります。

なお、まとまったお金を投資するのは怖い・・・という方には、月額数千円からできる純金積み立てという商品も存在します。数千円からできるということで手軽に始められる反面、当初はごく少量の金しか手に入らないため、ある程度まとまった金の量になるまでは購入した金を業者に預けることになります。結果、金自体はモノであるため利息が付かないにも関わらず、管理費用がかかってしまうことになります。無利息にも関わらずコストがかかるというのは、投資商品としては致命的といえます。せっかく「お金に働いてもらう」ために純金投資を始めたのに、不本意な結果になってしまわないようご注意くださいね。

いかがでしたでしょうか?純金投資は、リスクヘッジの特性を生かした投資商品と考えると良いでしょう。将来何があるかわからないから有事に備えておきたい!という方は、純金投資を検討してみてはいかがでしょうか?

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