ADHD息子は、イライラ園児だった…13年後に分かった「ぼくの世界に入らないで!」の理由

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保育園に迎えに行くたびに受ける、トラブルの報告

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ADHDと軽度の広汎性発達障害がある息子リュウ太は、2歳半から保育園に通いはじめました。

お迎えに行くと、先生からその日の息子の様子を教えてもらいます。ですが、「リュウ太くんはオモチャへの執着が強いようで、ほかの子とオモチャの取り合いをして、パニックになって暴れました」と報告を受けることが頻繁にありました。

先生に注意されても、イライラしてしまうとやっぱりおもちゃを投げてしまう…。先生から耳の痛い報告を聞くたびに、息子がどうしてそんなことをしてしまうのかも分からず、申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。

息子の気持ちが分からない…保育園からの帰り道は、いつもつらくて

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保育園からの帰り道には、「親子で消えてしまいたいな…」と考えてしまいます。「きちんと育てなきゃ」とあせったり、「なんでおもちゃを投げるの?どうして乱暴なことするの?」と息子が可愛く思えなくなったり…。

どうしてそんなに不満に思うのか、わが子の気持ちが分からないことが、なによりつらかったのです。

15年後に分かった、息子の気持ちとは

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そんな息子も、20歳になりました。ふと先日、保育園時代にどうしておもちゃを投げたり、乱暴なことをしたのか聞いてみました。

すると「好きなおもちゃをゲットできない日は、朝から調子が上がらずイライラしちゃっていたんだよね」と。親の都合で保育園到着が遅れると、人気のおもちゃはもうほかの子が使っていて遊べず、イライラしていたようなのです。それから、「気分よくミニカーで遊んでいるときには、自分の世界に没頭してるから、誰にも邪魔されたくなかったんだよ」とも教えてくれました。

息子の前に広がっていた、空想の世界

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1人で夢中になって遊んでいるとき、息子の目の前には、空想の世界が広がっていたのです。棚は崖で、積んである布団は雪山で、床の溝は道路のラインー。でもその世界は、クラスメートが近くに来た瞬間、パチンと消えてなくなってしまうのです。「それが嫌で、誰にもそばに来てほしくなかったし、声もかけてほしくなかったんだ」。

だから、「出て行ってはいけません」と言われていた廊下に避難して、1人で過ごすようになったのだとようやく分かりました。

お迎えが待ち遠しくて、窓のそばにいた

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誰にも邪魔されることがない家が大好きだった息子は、早く家に帰って遊びたくて、廊下の窓から家の方向を見ていたのだそうです。

「そうだったんだ!お母さんが迎えに来るのを窓を眺めながら待っていてくれたんだ!」と知って、ウルウル…。保育園時代の息子の姿を思い出して、思い出に浸ってしまいました。

息子には、ADHDだけでなく軽度の広汎性発達障害があります。小さい頃は、今よりずっとマイルールを優先する子でした。通常の保育園での集団生活は、息子には無理があったのかもしれません。障害にもっと早く気づいて、息子に合った療育をしてあげるべきだったのかもしれないとも思います。

でも、マイルールを貫き通す息子を、あたたかく受け入れてくれていた保育園には、今もとても感謝しています。

ゆっくりだけど成長する!20歳の息子は、人づきあいもできるように

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ちなみに、手に負えないほど気性が荒かった息子ですが…20歳ともなるとそこそこ落ち着いてきました。たまーに反抗することもありますが、おもちゃを投げることもありません(笑)し、人づきあいもまぁまぁできるようになってきました。

ゆっくりですが、息子も確実に成長しています。15年前、親子で消えたいと思うほど悩んでいた私ですが、根気よく「やってはいけないこと」を伝え続けていたことは、無駄ではなかったと感じています。

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