小学校で拡大中!子供の感性を引き出すフランス発『味覚教育』って?

小学校で拡大中!子供の感性を引き出すフランス発『味覚教育』って?

Bu facebook
Bu twitter
味覚教育

近年、子供の五感や表現力を磨くというフランス生まれの『味覚教育』が、食育の新たな試みとして小学校などの教育現場で広がっているそうです。

今回はフランス発の『味覚教育』についてご紹介します。

五感を使って感じ、考え、表現するのが『味覚教育』

「味覚教育」とは、50年程前に食文化の国フランスで始まった、食べ物を、五感を使って感じ、考え、表現する教育のことを言います。

フランスの味覚研究者が考案し、フランスでは小学校教育に取りいれられているそうです。

味を感じる味覚には、

  • 色や形などを目で見る
  • においを嗅ぐ
  • 温度や手触り、歯触りなどをさわって感じる
  • 音を聞く

ということも大きく影響しています。

味覚教育では、これらの五感を全部使って、食べ物の味を感じ、考え、言葉にして表現するように導いています。

味覚教育によって、子供たちの「自分で感じ、考える力」「自分の感性で判断する力」が育ち、「子供自身が感じたことを言葉で表現し、他の人と分かちあったり、他人との違いを受け入れたりすること」を学ぶことができます。

味覚教育って実際にはどうやるの?

ある小学校の課外授業として取りいれた味覚教育について紹介しましょう。

まず3つのコップに白い液体・どろっとした白い液体・ゼリー状の白いものを入れて、子供たちに味見をさせます。

子供たちは、コップの中身をよく観察したり、振ってみたり、じっくり味わったりして考え、口々に感じたことを表現していったそうです。

同じことを、となりの教室にいた子供たちの親にも経験させました。

そして終わったあとで、中身はどれも同じ「牛乳である」ことを説明すると、「同じ牛乳なの?」「とろみがあるだけで美味しく感じた」などの意見があがったそうです。

他にも、同じせんべいを、硬い状態のままで食べたり、すりこぎ棒で粉状にして味わってみたりしたそうです。

同じ食べ物であっても、その状態が違うと感じる味も違うということを知ってもらうための実験です。

これを参考にして家庭でも、牛乳を寒天で固めたり、凍らせたりして、親子でその味や食感について語り合い、「つるつるしている」「ふわふわしている」などの言葉で表現する練習をしてみると楽しそうですね!

語彙力・主体性・社会性などが身に付く…『味覚教育』にはメリットがいっぱい

「味覚教育」では、五感を使って自分で考え、感じ、それを言葉で表現しながら食べものと向き合うことを学びますが、他にもいろいろな効果があります。

たとえば、自分で感じる力・考える力が身につくと、食わず嫌いをすることなく、自分に必要な食べものを自分で選べるようになり、バランス良く食べることができるようになります。

さらに、食べ物に関してだけではなく、普段の生活の中でも、自分で考えて判断するという主体性が育つそうです。

また、子供自身が感じたことを、自分の言葉で表現し、誰かに伝えて分かち合うことができるようになると、気持ちを誰かと分かち合う喜びを知り、親子間での会話も増えるでしょう。

また、自分と他人は異なる感覚を持つということを知れば、友達など他人を尊重し、認めることができるようになり、社会性が身につくとも言われています。

これからの時代を生きていく子供たちにぜひ身につけさせておきたいと言われる「主体性」が身につく「味覚教育」に注目が集まっています!

ぜひご家庭でも、取りいれてみてはいかがでしょうか。

TOP PHOTO/Oxy_gen/shutterstock 参照/ 子どものための味覚教育研究会「味覚教育とは」 情報ものしり帖「味覚教育で五感をみがきましょう」

関連コラム

子供の受験、いつがベスト?メリット・デメリットは?~幼稚園・小学校編~
3学期制じゃなくて2学期制!?知ってビックリ最新小学校事情
小学校が楽しくなる!?新1年生に実践してもらいたい4つのこと
学校にそんなものが?!驚きの特徴がある小学校まとめ

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup