『小さなトラブル』体験が重要!生きる力を育むため親が体験させたい2つのこと

『小さなトラブル』体験が重要!生きる力を育むため親が体験させたい2つのこと

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生きる力を育む 小さなトラブル

かわいい子供に悲しい思いをさせたくない、苦労させたくないというのは当然の親心。しかし、だからといって親がトラブルの芽を事前にすべて摘んでしまっては、大人になって自分に降りかかるトラブルを回避できず困ることになるかもしれません。

トラブルを解決する能力を身に付けるためには、幼いころからの積み重ねが大切! 敢えて子供の頃に『小さなトラブル』を体験する機会をつくり、子供に生き抜く力を身に着けてあげましょう。

トラブルを体験すると「生きるための力」が身に付く

トラブルに遭い、それを乗り越えるという体験からは、こんな力を得ることができます。どれも今後長い人生を自分の力で切り開くために大切な力です。

1. 危険を察知する力

一度転んだ道は、次から注意深く歩くようになりますよね。「あの道に似ているからここも気を付けよう」という気持ちも働くかもしれません。ヒヤッとした経験は、人を注意深く、危険に対して敏感にさせます。

何度「ここは危ないから気を付けて歩くのよ」と言い聞かせるよりも、「危ないっ!」と自分で感じることのほうが、よほど効果があるのです。

2. ピンチにポジティブに立ち向かう力

トラブルに巻き込まれると、周囲は心から心配します。そして解決したり乗り越えたりすると、「本当に良かった」と喜んでもらえます。

子供時代にそんな体験があれば、成長してトラブルに巻き込まれたときも「大切な人に悲しい思いをさせたくない」「喜んで一緒に笑いたい」という思いを原動力として、前向きに立ち向う強い精神力が育ちます。

3. 他者を思いやる力

友達など関わる人の輪が大きくなり、行動範囲が広がることでトラブルに遭うことも多くなるでしょう。トラブルに遭遇することで、子供は自分が万能ではないことを知り、他者とのトラブルを解決するためには相手がどう思っているかを想像しなければならないことを学びます。お互いが気持ちよく過ごすために他者を理解しようとする心が育ちます。

4. 表現力

トラブルに遭ったら、「困っている」と声に出さないと助けてもらえません。トラブルに自分の力で立ち向かい解決するためには、自分の意見や気持ちをうまく周囲に伝えるためにアウトプットする練習が必要。トラブルに対応する中でそれを表現する力が育ちます。

トラブルの免疫を付けるために親が気を付けるべきこと

トラブル体験が子供の生きる力を育てる一方、親がよかれと思ってしている行動が、貴重な成長の機会を奪ってしまうこともあるので注意が必要です。 親は、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

親は子供に起こるトラブルを事前に回避しすぎない

注意深い親ほど、「この遊具はまだあなたには早いからやめておきなさい」「包丁は怪我をするかもしれないから使ってはダメ」など子供の行動に口を出してしまいがち。心配も、行き過ぎれば「過保護」になってしまいます。少しハラハラするかもしれませんが、子供がやりたいと言い出したことや、同世代の子供たちが当たり前に体験していることに対しては、挑戦を見守ってあげたいものです。

親が仕切りすぎてしまうのもNG

「宿題の作文、最後にママが見て直してあげるから」「テスト勉強の計画立てたから、その通り勉強してね」といった具合に親がフォローすれば子供は失敗しないかもしれません。でも、自分の力でやったという自信が持てず、何事も親に頼らなければできないようになってしまう可能性も。ある程度子供に任せ、自分の頭で考える体験がトラブルへの対応力につながります。

できるだけ非日常の体験を増やそう

家で家族とばかり遊んでいたり、行き慣れた場所で顔見知りの友だちとばかり遊んでいても、体験の幅は広がりません。

ちょっと難しい遊具のある遠くの公園に足を延ばしてみる、園や学校以外の子供が集まるワークショップに参加してみるなどして、できるだけ非日常の体験を増やしてあげられるといいですね。

トラブルに強い子供を育むために親が体験させたいこと

暮らし慣れた日常から一歩足を踏み出すと、そこには体験したことのない世界が広がっています。思いかげない突発的なトラブルを家族で力を合わせて解決することで、子供の生きる力が育まれるのではないでしょうか。小さなトラブル体験を積み重ねるのにより最適な、2つのオススメ体験をご紹介しましょう。

1. 海外旅行

「言葉が通じず頼んでいないものが出てきた」「電車を間違えて全く違う場所についてしまった」など、海外旅行にはトラブルがつきもの。親だってアタフタしてしまうことが多いと思いますが、なんとか解決しようとする姿を子供に見せることはとても意義のあることです。

「治安が心配」という方もいらっしゃるかもしれませんが、「盗まれないように荷物はしっかり持つ」「危ない目に遭わないように親から離れず歩く」といった危機回避の基本を教えるいい機会ととらえることもできます。海外という環境でこそ、リアリティをもって子供にも受け入れてもらえるでしょう。

これからグローバル時代を生きていく子供たちは、広い視野で偏見なく相手を受け入れることも大切。海外旅行を通して、自分とは異なる習慣や環境で暮らす人が世界にたくさんいると知ることは、貴重な体験となるに違いありません。

2. アウトドア・キャンプ

文明の利器に一切頼れないアウトドアでのアクティビティは、トラブルに対して柔軟に立ち向かう力を養うのにもってこい。お子さんがある程度大きくなったら、ぜひ家族キャンプに挑戦してみてください。

「火が付かない!」「忘れ物をした!」といったトラブルもたくさん起こりますが、家族で知恵と力を出し合えばなんとか解決できるものです。また、「この木の枝で洗い物が干せるんじゃない?」「雨が降りそうだから対策を取らなきゃ」など、その場そのときでの状況に応じてさまざまな工夫を凝らすことも必要となります。

真っ暗な中ランタンを掲げてビクビクしながらトイレに行ったり、風の音を聞きながら眠ったりする体験も、子供の心をたくましくしてくれるでしょう。

トラブルに強い子供を育てるためには、小さなトラブルを自分で解決する体験を積み重ねることが大切なんですね。「子供のためだから」とトラブルを回避するのではなく、「ちょっと苦労する体験」を親子一緒に楽しむことで、子供の生きる力を育んであげましょう。

PHOTO/NadyaEugene/Shutterstock 参照/ PHPファミリー「「トラブル」に負けない子を育てる!~のびのび子育て」 日経DUAL「家族旅行は、子供のトラブル免疫力を育てる場」 メンタルトレーナー松谷英子の部屋「トラブルに強くなる!」 Coleman「尾木ママが語る、家族キャンプの“すごい力”」

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