低身長とは?子どもの身長が伸びる仕組みって? 低身長の基準、原因、治療方法を詳しく解説します!

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低身長とは

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001751

低身長とは、その年齢の子どもの平均身長と比べて大幅に身長が低い状態を指します。低身長は「周りの子どもと比べると身長が低い」「身長順に並ぶと自分の子どもはいつも先頭だ」など、単純に周りの他の子どもとの比較で認められるものではありません。

低身長と認められている子どもの割合は、どの年齢においても全体の2%程度と言われています。この割合は、身長のSD値に基づいて割り出されています。SDとは、標準偏差(Standard Deviation)の略称で、低身長を考えるうえでは平均身長からどのくらい高いか、低いかを客観的に判断する基準として用いられています。

http://www.fgs.or.jp/pdf/01_hormone_business_promotion/01_pediatric_hormone/02_ghd/003_ghd_criteria.pdf

成長科学協会 身長基準・成長速度基準(男女)

低身長はSDが-2以下の数値を取った場合に認められます。ただ、SDが-2以下で低身長であると判断されたとしても、必ず医療的な治療をしなければならないわけではありません。むしろ、低身長の中で治療が必要だったり、何か病気が隠れていたりするケースは珍しいといえます。

http://hughug-kids-c.com/ver_2011/ateliosis/growth_factor.html

はぐはぐキッズクリニック附属東出低身長治療研究室

低身長の原因には何があるの?

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低身長の背景には何があるのでしょうか。4つにわけて解説していきます。

身長のSD値が-2以下であっても、特にこれといった原因がない場合が大多数といわれています。子どもの身長の伸びには個人差があり、早い段階でぐんぐんと伸びる子どもや、ゆっくり時間をかけて伸びる子どもなどさまざまです。特に病気などとの関連が見られず、生活習慣も良好である時は、「この子のペースでゆっくりと伸びていくのだな」と長い目で子どもの成長を見守ることが大切です。

親御さんの中には、「子どもが低身長なのは自分の身長が遺伝的に影響しているからなのでは?」と不安に思ったり、責任を感じたりしてしまう方もいるかもしれません。確かに、子どもの身長には、ある程度両親の身長が影響するということがわかっています。身長や子どもの身体発達に関する本には、しばしば両親の身長から子どもの最終身長を求める計算式などが紹介されていることもあります。

ですが、子どもの身長の伸びは親の遺伝のみで決定されるものではありません。食事や睡眠などの生活習慣や、スパートをかけるように身長が伸びるとされている思春期がどのタイミングで訪れるかなど、さまざまな要因が絡み合って身長は伸びていきます。

両親の身長から子どもの身長を求める計算も、あくまでも目安の1つにしか過ぎません。遺伝的な要因を気にするよりは、子どもの生活習慣を整えたり、成長記録をこまめにつけたりすることを意識する方が大切です。

子どもが親から愛情が得られず、精神的なストレスが増えると、子どもの成長を促す重要なホルモンである成長ホルモンが分泌されにくくなる、という研究結果が出ています。親が子どもへ愛情をもって接することができていないなど、精神的ストレスを与える環境が原因で子どもが低身長になることを愛情遮断症候群(母性剥奪症候群)といいます。

子どもに精神的ストレスを与える、というと虐待やネグレクトなどを想像してしまいがちですが、そのような極端な場合でなくても愛情遮断症候群による低身長は起こることがあります。例えば、親同士のケンカが絶えないことを子どもが思い悩んだり、親が子どもにプレッシャーをかけてしまい、子どもが家庭で安らぐことができなかったりすることが、低身長の一因となる可能性があるのです。

親同士の不仲や子どもへの接し方が子どもの成長に大きな影響をもたらす、ということを親自身が自覚し、子どもにとって家庭が安心できる場になるように環境を整えておくことが、愛情遮断症候群の予防になります。

http://passthrough.fw-notify.net/download/390628/http://www.fgs.or.jp/pdf/10_report/300_report_37.pdf

成長科学協会 研究年報 No.37 2013 精神的ストレスに応じて成長ホルモン分泌を抑制する分子の探索

http://amzn.asia/axiMJGh

額田 成/著『子どもの身長を伸ばすためにできること―小児科専門医が教える食事と生活習慣』2004年/PHP研究所

低身長が何らかの病気によってもたらされている場合、次のような病気が考えられます。

■成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌異常による病気(成長ホルモン分泌不全性低身長症や甲状腺機能低下症など)
出産の時に仮死状態になったり、事故など何らかの原因で脳が傷ついてしまったり、脳腫瘍など脳の機能障害になったりすることにより、成長ホルモンが分泌される脳下垂体という部分に障害が残ることがあります。そうなると、成長ホルモンの分泌が十分に行われず、低身長につながります。

■染色体の病気(ターナー症候群やプラダー・ウィリ症候群など)
ターナー症候群とは、染色体の全体または一部が欠けることによって、低身長や女性ホルモンの不足を引き起こす疾患です。女性だけに発症するという特徴があります。

プラダー・ウィリ症候群とは、15番染色体という染色体の異常により発症する症候群です。症状は、低緊張、母乳を吸うための筋肉が弱い哺乳障害、幼児期からの過食と肥満、発達の遅れ、低身長などが特徴とされています。

■子宮内発育不全(SGA性低身長症)
母親のお腹の中でゆっくりと成長したため、お腹の中にいた期間の割に小さく生まれてきた赤ちゃんがいます。このような赤ちゃんは、8割以上が2, 3歳までに急速に成長し、標準身長に追いつきます。

しかし、これらの赤ちゃんのうち、2, 3歳になっても標準身長に追いつくことができない場合、SGA性低身長症と呼ばれます。SGA性低身長症は何も治療をしないと低身長のまま大人になる可能性が高いだけでなく、肥満や思春期が早く来る、糖尿病になりやすいなどの傾向があります。3歳から成長ホルモンによる治療を始めることが可能です。

■骨や軟骨の病気(軟骨異栄養症)
骨や軟骨そのものに何かしらの異常があることが原因で、低身長になることがあります。骨や軟骨の病気で低身長になっている場合、胴体にくらべて手足が短いなど、体のバランスに気になる点が見られることが特徴です。

■心臓・肝臓・腎臓などの臓器の異常
心臓や肝臓、腎臓などの重要な臓器に病気があると、体に十分な栄養を取り込むことができないために身長の伸びが悪くなり、低身長になることがあります。

http://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html

一般社団法人 日本小児内分泌学会

身長が伸びる仕組みとは

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そもそも、人間の身長はどのように伸びていくのでしょうか。身長が伸びるということは、骨が伸びるということを意味しています。

子どもの骨の両端には、軟骨層と呼ばれる隙間があります。X線にはこの軟骨層が線となって映るため、軟骨層のことを骨端線(こったんせん)ということもあります。軟骨層には軟骨細胞というものがあり、これが子どもの時にはどんどん増殖していきます。そしてこの増殖した軟骨細胞にカルシウムが沈着することで、しっかりとした骨になっていくのです。

このようなメカニズムで子どもの骨は伸びていきます。この軟骨層は成長とともに薄くなっていき、最終的にはなくなってすべて硬い骨になります。この状態でX線写真を撮ると骨端線が見えなくなります。これを「骨端線が閉じる」と表現することがあり、この段階に至ると身長はそれ以上伸びることはありません。

また、低身長を治療していく場合、「骨年齢」を調べることがあります。骨年齢とは、現時点どのくらいまで骨が育っているかをわかりやすくするために年齢という数値で表したものです。骨年齢は実際の年齢と一致することがほとんどですが、多少のずれが生じることもあります。低身長の人が骨年齢を測定した時に、実際の年齢との間にあまりに差があると、その低身長の裏に何か病気が隠れていると考えられます。

骨年齢は手のX線写真をもとに判定されます。骨年齢を把握することは、低身長の原因が病気であるかどうかを探るだけでなく、この先いつ頃までどの程度身長が伸びていくのかについて予測することに役立ちます。

http://amzn.asia/0ksYSsm

野瀬 宰/著『子どもの身長が気になったら読む本 親がわが子にしてあげられること』2012年/幻冬舎

低身長で受診する時の検査内容って?

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子どもの身長の伸びが悪かったり、平均よりぐんと低かったりすると、「子どもの身長が低くて不安…病院で診てもらった方がいいのかな?」と心配になる親御さんも少なくないと思います。以下、どのくらい身長が低い場合病院へ行くべきなのか、また受診したらどんな検査を受けるのかについて説明します。

子どもの身長に対して、病院へ相談してみる・検査を受けてみることをおすすめする基準は、主にこの2点です。

・子どもの身長が-2SD以下
・身長の伸びが悪い状態が2年続く

http://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html

一般社団法人 日本小児内分泌学会

子どもの身長の伸びが心配になったら、まずは子どもの成長曲線をつけてみましょう。成長曲線とは、子どもが生まれてから身長の伸びが止まるまでの間、身長と体重の伸び方や増え方をグラフに記録したものです。多くの成長曲線には、平均身長だけでなく-2SDから+2SDの身長も記載されていますので、子どもの身長を成長曲線にしてみて、身長が-2SD以下の場合は一度専門家に相談してみましょう。

また、身長自体は-2SD以上でも、身長の伸び率が急に微々たるものになったり、全く伸びなくなったりする状態が2年以上続いている場合も、専門家への相談をおすすめします。

相談先として、かかりつけの小児科医がある場合はまずはそこを受診するのがよいでしょう。そのほかにも小児内分泌科や内分泌内科でも低身長を取り扱っていたり、低身長専門外来などを設けていたりするクリニックもあります。かかりつけ、もしくは近所の小児科に相談し、場合によってはより専門的に診てもらえる病院を紹介してもらうのも良い手段です。

http://jspe.umin.jp/public/files/kyokusen0-18_1.pdf

日本小児内分泌学会 横断的標準身長・体重曲線(0-18歳) 男子(SD表示) (2000年度乳幼児身体発育調査・学校保健統計調査)

http://jspe.umin.jp/public/files/kyokusen0-18_2.pdf

日本小児内分泌学会 横断的標準身長・体重曲線(0-18歳) 女子(SD表示) (2000年度乳幼児身体発育調査・学校保健統計調査)

実際に低身長かも?と思って病院へ受診すると、どんな検査を受けるのでしょうか。大きく分けると、まず最初に受けるスクリーニング検査と、スクリーニング検査によって成長ホルモン分泌の異常が考えられる時に行われる、成長ホルモン分泌刺激試験(負荷試験)があります。

■スクリーニング検査
スクリーニング検査では、成長曲線の記入・手の骨のX線撮影・尿検査・血液検査を行います。

まずは過去の身長記録をもとに成長曲線を正確に記入することで、子どもの生後から受診時までの成長スピードやパターンを把握します。そのため、低身長で初めて病院に受診する、スクリーニング検査を受ける場合、子どもの成長がわかるもの(母子手帳、学校での身体測定の結果など)を持参しましょう。また、手の骨のX線からは、骨年齢や骨の成長度合いがどの程度か確認することができます。

血液検査や尿検査からは成長ホルモンをはじめとするホルモン値が正常かどうかだけでなく、肝臓や腎臓などの内臓機能の異常や、ウイルス感染などの有無も調べることができます。また、ターナー症候群やプラダー・ウィリ症候群などの染色体の病気が疑われる場合は染色体を詳しく調べる検査も行われることがあります。

スクリーニング検査は基本的に1回の受診ですべて行うことができ、2週間程度で結果がわかるところが多いようです。

http://www.nagoyaka-child.net/shortstature/

なごやかこどもクリニック

■成長ホルモン分泌刺激試験(負荷試験)
スクリーニング検査の結果から、成長ホルモンの分泌に問題がありそうだ、と診断された場合、成長ホルモンの分泌に関してより精密な検査を行います。

成長ホルモン分泌刺激試験では、子どもに成長ホルモンの分泌を促進する薬を投与し、一定時間ごとに採血をします。その血液中に成長ホルモンがどのくらい出ているかを見ることで、成長ホルモンの分泌状態を確認します。薬を使って意図的に成長ホルモンの分泌を促しても血液中に成長ホルモンが分泌されない、またはごく少量である場合、成長ホルモン分泌不全性低身長症の診断がつくことになります。

成長ホルモン分泌刺激試験で成長ホルモン値が正常であることがわかった場合は、成長ホルモン治療などの必要性がないため、経過観察という措置が取られます。

http://www.kobekids.net/shincho/qa/GHQ&A.html

ぬかたクリニック成長ホルモン治療Q&A

低身長に有効な成長ホルモン治療ってどんな治療法?

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低身長に何かしらの治療が有効であるという診断がついた時は、多くの場合成長ホルモン治療が行われます。成長ホルモン治療は先ほど説明したような検査の結果によって、成長ホルモンの分泌に異常があると認められた場合のみ適用されます。

成長ホルモン治療は、毎日寝る前に注射で成長ホルモンを注入するという方法で進められます。成長ホルモンは本来、脳下垂体から毎日分泌されるものです。そのため、治療によって成長ホルモンを外から補完する際も、本来のホルモン分泌の仕組みと同じように毎日少しずつ補う方が、効果が高く、副作用も出にくくなると言われています。

自らで注射を打たなくてはならない、と聞くと「自分で注射を打つなんてできるだろうか…」などと不安に感じる親御さんもいるかもしれません。成長ホルモン治療に使われる注射はペン型で操作しやすいものですし、針も非常に短くて細いものを使用します。注射をする箇所は臀部や太腿などです。

病院でも医師や看護師が使い方を丁寧に教えてくれるので、過度に心配になる必要はありません。

成長ホルモン治療は、取り入れてすぐに効果が出るようなものではありません。治療開始時にどのくらい骨が成熟しているかにもよりますが、基本的には数年を見越した長期的な治療となります。

骨端線が閉じて骨が完全に大人の骨になると、いくら成長ホルモンを補っても骨の伸びにはつながりません。定期的な病院での検査で、大人の骨になったという結果が出ると、成長ホルモン治療は終了となります。

成長ホルモン治療は長期間の治療であることに加え、毎回注射でホルモン剤を打つということは子どもにとってストレスになる可能性があります。そのため、治療の継続には周りの大人のサポートが必要不可欠になってきます。

注射を打つ必要性を理解するには難しいような低年齢の子どもには眠った後に注射をしてみる、低身長への自覚・治療の理解ができる年頃の子どもには、注射が寝る前の習慣になるように声をかけてみるなど、さまざまな工夫で子どもをサポートしている親御さんもいるようです。治療を計画通りに進めることはもちろん大切ですが、子どもに無理をさせたり、ひどく不安を与えたりしないように寄り添いながら治療と向き合っていきましょう。

成長ホルモン治療を考えている、または治療が決まった親御さんの中には治療による副作用が心配な方もいるかもしれません。

成長ホルモン治療で使うホルモン剤は、もともと人間の体内で分泌される成長ホルモンと同じものを人工合成してつくっています。そのため副作用はほとんどないと言われています。

まれに、治療を開始した初めごろに頭痛を訴えたり、骨や関節に軽い痛みを感じたりするケースもありますが、多くが一時的なものであると言われているので特に心配する必要はないと言われています。

成長ホルモン治療は在宅治療が中心となりますが、定期的な検査の受診は必須です。定期的に専門家に診てもらうことで、万が一副作用かも?と思った時も的確なアドバイスを得ることができます。

https://www.tobitaseikei.com/single-post/2015/12/31/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AE%E6%88%90%E9%95%B7%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E6%B2%BB%E7%99%82%EF%BC%93

とびた整形外科・内科クリニック

低身長の治療費用・保険適用についてご紹介!

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低身長を治療していくにあたり、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、保険の適用によって治療費の負担が軽くなることはあるのでしょうか。

身長が-2SD以下で成長ホルモン治療が認められた場合、その治療費に対して健康保険(社会保険、国民健康保険)が適用されます。そうすると自己負担分は治療費全体の3割となります。

http://www.ns-seikeigeka.com/column/child/25.html

西新宿整形外科クリニック

成長ホルモン治療には健康保険が適用され、自己負担は治療費の3割で済みます。ですが実際のところ、成長ホルモン治療の治療費は健康保険の助成のみではまだ高額で、支払いが厳しいと感じる人も少なくありません。

成長ホルモン治療は、子どもの体重によって1ヶ月あたりのホルモン剤投与量が決まります。そのため子どもの成長に伴って治療費も高額になってきますし、長期的な治療ともなれば当然金銭的な負担も大きくなってきます。そのため、成長ホルモン治療にはいくつかの補助制度が用意されています。

■高額療養費制度
高額療養費制度とは、病院や薬局で、1ヶ月間に支払う医療費が一定の金額を超えた場合に、超えた分の医療費が返ってくるという制度です。成長ホルモン治療の費用は健康保険のみの助成ではまだまだ経済的負担が大きいことが多いため、高額療養費制度が適用できることがあります。

自己負担限度額は、保護者の所得や生活状況、年齢によって異なります。詳しくは、治療を受けている病院やお住まいの地域の役所窓口などに問い合わせてみてください。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000158838.pdf

厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆さまへ

■小児慢性特定疾患による医療費補助
骨端線がまだ閉じていない、つまり成長ホルモン治療がまだ有効であるという条件のもと、以下の病気が原因で低身長であると認められると、小児慢性特定疾患による補助が出ます。

・-2.5SD以下の成長ホルモン分泌不全低身長症
・ターナー症候群
・プラダー・ウィリ症候群
・軟骨異栄養症
・慢性腎不全

病気ごとに、補助対象となる身長のSD値や成長ホルモンの分泌量の基準などが異なりますので、詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。

http://www.shouman.jp/hormone/

小児慢性特定疾病情報センター 小児慢性特定疾病における成長ホルモン治療の認定について

https://www.shouman.jp/instructions/5_4_6/

小児慢性特定疾病情報センター 成長ホルモン(GH)分泌不全性低身長症(脳の器質的原因によるものを除く。)

助成を受けるためには、身長や成長率が定められた基準を満たし、小児慢性特定疾患であるという認定を受けたうえで地域の保健所へ申請する必要があります。助成を受ける詳しい条件や詳しい手続きの方法については、専門家に直接尋ね、指導を受けることをおすすめします。

牛乳を飲むと本当に背が伸びるの?寝る子は育つ?身長の伸びに関する噂のウソホント

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「牛乳を飲んだら背が伸びる」「寝る子は育つ」など子どもの成長・身長の伸びに関する噂や情報を耳にしたことはありませんか?このような噂は果たして本当にあてはまるのでしょうか。

牛乳には骨にとって大切な栄養源であるカルシウムが多く含まれています。このイメージが広まっているせいか、背が伸びるようにと子どもに牛乳を積極的に飲ませる親御さんは少なくないようです。

ですが実際のところ、牛乳をたくさん飲んだところで背が伸びる、というわけではありません。その理由は、カルシウムのはたらきは骨を伸ばすことではなく、「骨を強くすること」だからです。

骨を伸ばすために必要なのはタンパク質です。タンパク質が骨をつくり、背を伸ばす役割を果たしています。つまり、骨をつくるタンパク質と骨を強くするカルシウムをバランスよく摂取することが、身長の伸びにつながるのです。

身長を伸ばすため!と思って牛乳を1日に何杯も飲んでしまうと、満腹になって食欲がなくなったり、脂肪分の多さから肥満の原因になったりすることがあります。

親として、牛乳に含まれるカルシウムが、骨にどのようにはたらくかをきちんと理解したうえで、子どもには適度に牛乳を飲ませるようにしましょう。

インターネットや雑誌などで、「身長が伸びる!」などとうたわれたサプリメントや民間療法などの広告を見たことはありませんか?使ってみた人の体験談や著名人のコメントなどが載っていると、「本当に身長の伸びに効果があるのかも!」と気になってしまいますよね。

今の時点で、低身長の治療できちんと効果がある、と科学的・医学的に認められたものは成長ホルモン治療のみです。サプリメントや民間療法に関する体験談は利用した本人の個人的な意見に過ぎず、科学的・医学的に根拠があるという証明はまだありません。

子どもの身長の伸びが不安だと、手軽に試せるようなサプリメント・民間療法はつい魅力的に思えてしまうかもしれません。「身長がぐんぐん伸びた、身長が平均に追い付いた」などの体験談があったとしても、それは個人の体験でありすべての人にあてはまるとは限らない、という考え方を忘れずにもつことが大切です。

「ぶら下がり運動をすると背が伸びる」「バレーボールやバスケットボールをすると背が伸びる」など、身長と運動に関してはさまざまな噂があります。

無理のない適度な運動をすることは、食欲の増進や質の良い睡眠など正しい生活習慣につながります。また、適度な運動は成長ホルモンの分泌も促されるので、結果として運動が身長の伸びに良い影響を与えるといえます。

ここで注意したいのは、「ぶら下がり運動」「バレーボール・バスケットボール」などある特定の運動が背の伸びに効果があるわけではない、ということです。大切なのは、子どもにのびのびと思いっきり身体を動かす機会を与えてあげることなのです。

日本には「寝る子は育つ」ということわざがありますが、これは科学的にも正しいと言われています。

それは、成長ホルモンの分泌の特性に由来しています。身長を伸ばすために大切な成長ホルモンは、夜寝ている時に多く分泌されます。そのため夜にしっかり寝ることは成長ホルモンのはたらきを最大限得ることができるという意味で、身長の伸びに効果があるとされています。

ですが、だからといって長く寝ればいいというわけではありません。睡眠は眠りに入った直後にもっとも深い眠りとなり、その後は浅い眠りと深い眠り(いわゆるレム睡眠とノンレム睡眠)を繰り返していきます。成長ホルモンは寝入った直後の深い眠りの時にもっとも多く分泌されると言われています。

そのため、子どもがリラックスして寝つけるかどうかが重要になってきます。親は寝る時間が近くなったら照明や電子機器の利用を控える、小言や愚痴など、子どものストレスとなるようなことを就寝前に与えないようにするなど、子どもがぐっすり眠れるよう配慮してあげましょう。

まとめ

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低身長とは、-2SD以下の身長の伸びを記録している状態のことです。子どもの身長を成長曲線に書き起こしてみた時に、-2SDを下回る、またはここ数年身長が極端に伸び悩んでいるという場合は、一度かかりつけの小児科医などに相談してみましょう。

また成長ホルモン治療を受ける場合、自宅での注射や長期間の治療などに対して不安に思う親御さんも多いと思います。そんな時、少しでも不安に思ったことは専門家に聞いてみたり、親自身が子どもの成長や身長の仕組みに関する知識を得たりすることが大切です。

子どもの身長の伸びは生活環境や家庭環境に影響されることも多くあります。食事や睡眠はもちろん、子どもが安心して過ごせるような環境を整えてあげることで、低身長の改善や低身長の子どもの心のサポートを進めていきましょう。

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