【医師監修】生後7ヶ月の赤ちゃんの発育目安は? おすすめの遊び・おもちゃ

【医師監修】生後7ヶ月の赤ちゃんの発育目安は? おすすめの遊び・おもちゃ

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これまで不安定だったお座りや寝返りが安定すると同時に、ずりばいや手の動きの発達など、さらなる成長も見られる時期。心の成長も進み、人見知りや夜泣きが始まる子もいます。生後7ヶ月の赤ちゃんの成長段階と育児のポイントをご紹介します。







この記事の監修ドクター

わだ小児科クリニック 和田直樹先生

これまで30年余りの病院小児科での経験をいかして お子様の健康と病気全般を扱うクリニックにしてまいりたいと思っています。また背の低い子供の診療も積極的に取り組んでいきたいと思っています。
わかりやすい説明をモットーに子供たちの頼れるかかりつけ医をめざしています。日々お母さんたちが抱いている疑問や悩みについても気軽にご相談ください。
http://www.wadaclinic.com/
生後7ヶ月はどれぐらい成長してる?発育の目安

急成長してきた赤ちゃんも、この頃になると体重の増加がゆるやかになります。体つきは細い子、ぽっちゃりしている子とそれぞれですが、成長曲線内にいれば問題ありません。まずは、この時期の具体的な発育目安を見ていきましょう。
身長と体重
厚生労働省が示す発育曲線によると、生後7ヶ月の発育目安は以下のようになります。

・男の子:身長-65.0~73.6cm 体重-6.73~9.87kg

・女の子:身長-63.1~71.9cm 体重-6.32~9.37kg

中には6ヶ月の頃とほぼ同じ体重という子もいるかもしれませんが、この時期では珍しくないことです。1ヶ月に300~500gほど増えていれば心配ないでしょう。
食事・哺乳量と回数
離乳食は、この頃から1日2回を目安に進めましょう。午前と午後の授乳時に1回ずつ与えるのが理想です。ただ、まだ進んで食べたがらない子もいるはず。嫌がる時は無理に与えようとせず、様子を見ながら進めてください。

離乳食を食べているといっても、この時期の栄養の70%はまだ母乳やミルクから得ています。食べないからと焦ったり心配することはありません。回数や量よりも、食べにくそうにしていないか、ちゃんともぐもぐゴックンできているかなど、食べ方に注意してあげましょう。

この頃の授乳回数は、3~4時間くらいの間隔で1日5~6回が一般的です。ミルクの場合は1日5回程度で、1回に200~220ml が目安です。体調が悪かったり離乳食を食べたがらない日は、母乳やミルクだけでも大丈夫です。
睡眠時間
この頃の赤ちゃんの1日の睡眠時間はおよそ13時間で、ある程度まとめて寝るようになってきます。ただ、中にはこの時期から夜泣きが始まったり、ひどくなる子もいるようです。夜泣きの原因ははっきりわかっていませんが、睡眠サイクルの変化(体内時計が整っていく)にともない心身にアンバランスが生じることや、前頭葉が未発達であるため昼に強い刺激を受けると夜興奮してしまうことが大きな原因として考えられています。成長と共に必ず治まるものですが、実際はそう割り切れるほど楽ではありませんよね。もっとも大切なのは親がストレスを溜めないことです。イライラは赤ちゃんへ悪影響を及ぼすので、パートナーと協力し合いながらこの時期を乗り越えましょう。
生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴5つ

生後7ヶ月にもなると、赤ちゃんができることや行動範囲はぐんと広がります。この時期の特徴を見ていきましょう。
おすわりができるように
この頃には腰がだいぶしっかりしてくるので、支えがなくても座れるようになります。中には、まだ腕で体を支えなければおすわりできない子もいますが、8ヶ月に近づくにつれ安定してくるでしょう。
ずりばいやつかまり立ちを始める子も
腹ばいになり、手足で床を蹴って進む「ずりばい」が始まるのがこの頃。早い子はつかまり立ちをすることもあり、中にはハイハイの前に立つ子もいます。赤ちゃんは行動範囲が広がったり視点が高くなることで、より多くのものに興味を持ち、行動が活発になっていきます。
手の動きが発達する
おすわりが完成すると両手が自由に使えるようになるので、手遊びのバリエーションが増えます。興味があるものには積極的に手をのばし、おもちゃをつかんで叩きつけたり、右から左へ持ち替えたり、両手に持ったものを打ちつけたりします。最初は指先をうまく使えず物をつかむのがぎこちなくても、すぐに上手になっていくでしょう。
喃語(なんご)が増える
この時期になると、発する声がこれまでより大きくなります。と、同時に喃語(なんご)も増え、「ダー」や「バババ」だけでなく「ンマ」や「アジャ」など、意味のありそうな短い言葉も出始めます。喃語からすぐに言葉が出るわけではありませんが、喃語は神経システムが言葉を言うための準備をしている状態ともいわれています。
乳歯が生え始める子も
この時期に乳歯が見られる子もいるでしょう。歯が生え始めると違和感で機嫌が悪くなったり、口の中を頻繁に手で触ることがあるので、そのような様子が見られたら乳歯のサインかもしれません。ただ、歯の生え始めは個人差が大きく、生後4~5ヶ月にすでに生え始める子もいれば、1歳を過ぎて初めて生える子もいます。順番は下の前歯からが多いようですが、これも必ずではありません。

歯が生え始めたら、離乳食後は母乳や湯冷ましを飲ませたり、寝る前はガーゼなどで優しく拭いてあげることをおすすめします。まだ食べる時に歯を使うわけではないので虫歯の心配はほとんどありませんが、今後のためにも常に清潔を心がけましょう。
生後7ヶ月に注意したいこと5つ

できることが多くなると危険も増えるもの。ここからは、この時期から特に気をつけたい5つのことについて説明します。
誤飲に気をつけよう
興味のある物にはなんにでも手を伸ばそうとするこの時期には、誤飲に細心の注意を払いましょう。赤ちゃんの手の届く位置に物は置かないようにし、テーブルクロスなどの布類にも気をつけましょう。引っ張って上に置いてある物を落としてしまうことがあります。

国民生活センターの調査によると、年齢別に見た誤飲事故件数は0~1歳が圧倒的に多く、特に6ヶ月を過ぎる頃から急増しています。なお、0歳の誤飲事故でもっとも多いのはタバコで、67%にもなります。家庭内に喫煙者がいる場合は特に注意しましょう。
転倒によるケガに気をつけよう
この時期はおすわりができる子も増えてきますが、まだ後ろにゴンっと倒れてしまうことが多いです。赤ちゃんが座っている時はできるだけ目を離さないようにし、後ろに布団やクッションを置く、床にマットを敷くなど、倒れた時の衝撃を和らげる対策をしましょう。また、ソファーや階段、玄関など、段差があるところから転落する危険も増えるので、十分注意してください。
風邪、感染症に注意を
産まれた時にママからもらう免疫は、生後6ヶ月を過ぎる頃になくなります。そのため、この時期からは風邪などの感染症にも注意しましょう。赤ちゃん・子供は風邪をひくと中耳炎にもなりやすいです。できるだけ人混みには連れ出さない、家族はうがい手洗いを徹底するなど、赤ちゃんを感染から守る努力をしましょう。
便秘や下痢に注意を
離乳食が進むにともない、便秘や下痢になる赤ちゃんも少なくありません。

下痢になりやすいのは、この時期の赤ちゃんの消化器官がまだ未発達であるためです。食べた物が体に合わなかったり、食べすぎることでも起こります。下痢以外の症状がなく、食欲があって機嫌もよい場合は、単純に食べた物が合わなかったことによる下痢です。離乳食の硬さや量などを調整してみましょう。発熱、嘔吐をともない、食欲がなく機嫌が悪い場合は、食べ物ではなくウイルス感染による下痢なので、小児科を受診してください。

離乳食が進むと、粘土状だったうんちは大人のようなしっかりしたものになってきます。これにともない便の回数が減り、便秘も起こりやすくなります。2~3日出なくても赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあれば問題ありませんが、お腹が張っていたり、食欲がないようであれば要注意。離乳食に繊維質の多い芋や野菜を増やす、水分をたくさん摂らせるなど、対策しましょう。お腹をマッサージしてあげるのも効果的です。長引いたり、吐いたりする場合は受診してください。
アレルギーに注意を
食べる量が増えると新しい食材を取り入れることも増えてきますが、初めて食べさせるものは必ず小さじ1杯から始めましょう。また、問題が起こった時すぐに対応できるよう、午前中や、できるだけ早い時間に食べさせてください。親が食べられるものでも、赤ちゃんがアレルギーを発症しないとは限りません。アレルギーが出やすい食材には特に注意しましょう。
生後7ヶ月におすすめの遊び・おもちゃ

赤ちゃんの成長にともない遊びもステップアップしたいですね。この時期におすすめの遊びとおもちゃをご紹介します。
高い高い
この時期の赤ちゃんは体つきがしっかりしてくるので、高い高いをしても大丈夫。きっと今までにないアクティブな遊びに大喜びするでしょう。高く抱き上げた状態で左右に揺さぶってあげたり、赤ちゃんのお腹を頭でこちょこちょしてあげるといっそう喜びます。
リズムでトントン
この時期の赤ちゃんは、さまざまな音やリズムをとても楽しみます。箱や缶などを準備し、赤ちゃんの手をとってトントンとリズムよく叩いてあげましょう。どのような音が出るのか、いろんな物で試してみるといいですね。
いないいないばあ
この時期でも、まだ赤ちゃんはいないいないばあが大好き。より楽しませるためにも、「ばあ」とする前に長く間合いをとったり、いろんな場所から顔を出したりと変化をつけてあげましょう。
この時期にあるといいおもちゃ
・起き上がりこぼしなどの倒せるおもちゃ

・飛び出たりする仕掛けおもちゃ

・ガラガラと音が出たり、回せるおもちゃ

・ビニールボール

・積み木・箱

さまざまな形、色、材質が楽しみの対象となるので、おもちゃでなくても危険でなければなんでも手に取らせてみましょう。この時期は、鏡や紙で遊ぶのも大好きです。また、この頃の赤ちゃんには物を調べる情熱が芽生えています。紙袋や箱など、探索できるものも与えてあげましょう。
まとめ

できることが多くなり、行動範囲も広くなることで活発に動くようになる時期。赤ちゃんと過ごす時間がよりいっそう楽しくなりますが、誤飲や転倒など、新しい危険も出てきます。離乳食や夜泣きなど、育児でも大変なことが多い時期ですが、赤ちゃんの成長を見ればそれも報われるはず。日々、喜びを感じながら過ごしたいですね。

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